ブエルタ・ア・エスパーニャ2024

STAGE 08

第8ステージ

ウベダ>カソルラ

159 km
8月24日(土)午後9:50 - 深夜1:35
/ J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
大会3度目の上りフィニッシュは飛びっきりの激勾配

コースの特徴

コースマップ

蛇行し続ける道の終わりには、飛びっきりの激勾配が待っている。大会開幕から1週間。3度目の上りフィニッシュが、刺激的なマイヨ・ロホ争いを演出してくれるはずだ。

道が険しさを増すのは、折り返し地点を過ぎてから。スタート直後はオリーブ畑の間を黙々と突き進み、そこからカソルラ山脈自然公園にも足を踏み入れるが、あくまで道はなだらかなまま。100kmほど走ってようやく、プロトンは山にぶち当たる。

まずは2級山岳ミラドール・デ・ラス・パロマス(登坂距離7.3km、平均勾配5.7%)で足慣らし。山頂のミラドール=展望台で見事なパノラマを堪能したら、ダウンヒルは集中してかかるべし。延々25kmほども続く長い下りの序盤には、ヘアピンカーブが連続で登場するし、なにより途中は、最終山岳の登坂路と一部重複している。

残り40km前後で、フィニッシュ手前2.5kmほどの地点を通過した後、そのまま下って大きく一周回。最後は下った道を逆走する形で、最終3級山岳シエラ・デ・カソルラへと挑みかかる。

序盤1km平均勾配17.3%

全長4.8kmの山道は、登坂口でいきなり差が生まれるかもしれない。全体の平均勾配は7.1%に過ぎないが、序盤1kmだけなら平均勾配17.3%と爆発的。20%ゾーンも待ち受ける。一旦勾配は3%台に緩むものの、山道の半ばで再び10%台に跳ね上がる。

さて、プロトンが「下り」で下見したのはこの近辺まで。また2015年にも同地で区間が争われたが、実は今回は、9年前よりもさらに1.5km先までよじ上る。つまり恐ろしき勝負地は誰にとっても未知の場所。……フィニッシュラインまで700m以上にもわたり、延々13%超が続くのだ。

文:宮本あさか


MAP





Difference in height
高低差図
高低差図
Detail
詳細
詳細
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
45 km/h 43 km/h 41 km/h 45 km/h 43 km/h 41 km/h
158.7 km オフィシャル
スタート
13:49 13:49 13:49 20:49 20:49 20:49
53.6 km 2級山岳 16:09 16:15 16:22 23:09 23:15 23:22
19.2 km 中間SP(B) 16:55 17:03 17:13 23:55 00:03 00:13
0.0 km 3級山岳
フィニッシュ
17:20 17:30 17:41 00:20 00:30 00:41

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