ツール・ド・フランスを知るための100の入り口
ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:収入内訳
現在ツール・ド・フランスの収入内訳は、テレビ放映権料が60%、パートナーと呼ばれるスポンサー料が30%、招致した自治体から入る権利料などが10%。初期のツールはテレビ放送がなかったため、スポンサーからの収入比率がダントツだった。
とくに貢献したのは、チョコレートのムニエ。1930年第1回キャラバン隊に参加しただけでなく、その前から独自で車を投入し、ツールの場で宣伝活動を行っていた。ムニエのチョコレート会社は、その後ネスレに買い取られた。
現在、ネスレはツールに協賛しており、伝統的にツールへの貢献度は抜群。ちなみに、今やネスレの株主となったムニエ一族は、ロワール川流域のシュノンソー城の所有者でもある。
※本企画は2013年6月に実施されたものです。現在と情報が異なる場合がございますが、予めご了承ください。