今年も現地フランスの興奮をさいたまで!J:COM presents 2025 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム 過去2回の総合優勝を誇るヴィンゲゴーら有力選手が来日!今年、さいたまで最も輝くのは誰だ。トップ選手たち熱き疾走を見逃すな。2025.11.9 今年も現地フランスの興奮をさいたまで!J:COM presents 2025 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム 2025.11.9

見どころ

本番フランスの風が
さいたまに吹く!
人気・実力ともに申し分ない顔触れが集結

この夏も沸きに沸いた、ツール・ド・フランス。世界最大の自転車ロードレースにふさわしい熱戦が繰り広げられ、われわれに限らず、世界中のファンがそのドラマに一喜一憂した。

夏の思い出は、色褪せない。「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」は、ツールを沸かせたスーパースターたちがさいたま新都心の市街地コースを駆け抜けるスペシャルイベント。あの夏に見たシーンが、日本で再現される。

今年で11回目の開催となり、その年のツールで活躍した選手たちが秋に来日するのは今では恒例行事に。日本のロードレースファンが世界とともに育み、決して欠かすことのできないイベントになった。

さらに言うなら、このクリテリウムが「ツール・ド・フランスの歴史」を変えるきっかけにもなった。「ツール・ド・フランスの名を冠した大会」としては世界初のイベントであり、それもツール100回記念大会の年に生まれている。本場ヨーロッパで築かれているロードレースのエッセンスがそのまま日本に持ち込まれ、日本にいながらにして本場の興奮と感動を味わえるのである。

その証拠に、大会を運営するスタッフやメディアも本番同様で、コース内外での演出やバリケードもツールで実際に使われているものが採用される。実際のツールと違うのは、コース周囲の景色くらいか。さいたま新都心の高層ビル群は、ツールの伝統と格式に大いなるアクセントをもたらしている。

■ヴィンゲゴーが3年ぶり来日 4人のステージ優勝者もさいたまへ

夢のような1日を彩る選手たちも豪華絢爛! 今年のツール本番を個人総合2位で終えたヨナス・ヴィンゲゴーチーム ヴィスマ・リースアバイク)を筆頭に、ベテランらしい走りがツールでも光ったプリモシュ・ログリッチレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)、ポイント賞「マイヨ・ヴェール」を獲得し名実ともにプロトンのナンバーワンスプリンターとなったジョナタン・ミラン(リドル・ドレック)らの参戦が決定している。

ツールの舞台に立ったチームのうち、本記執筆段階で6チームの出場が決定。UAEチームエミレーツ・XRGは第15ステージで勝ったティム・ウェレンス、ウノエックス・モビリティは第11ステージで勝ったヨナス・アブラハムセン、アルペシン・ドゥクーニンクは第20ステージで劇的勝利を挙げたカーデン・グローブスと、ステージ優勝者をそれぞれ送り込む。特別編成のチーム フランスも、第16ステージを制したヴァランタン・パレパントルがメンバー入りしている。

また、ホスト役となる日本勢は8チームがエントリー。チーム ブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグ、Astemo宇都宮ブリッツェン、キナンレーシングチーム、VC福岡、ヴィクトワール広島、愛三工業レーシングチームに加えて、埼玉県出身の金子宗平らを含むスペシャルチームジャパン for さいたまがスタートラインにつく。

■2競技でさいたまの王者を決める

主役たちが当日競うのは、「チームタイムトライアルレース」と「クリテリウムメインレース」の2競技。チームタイムトライアルレースは各チーム最大3選手で編成され、3.1kmのコースを走行。各チーム2番手の選手のフィニッシュ通過タイムが有効になる。

イベントの華であるクリテリウムメインレースは、1周約3.5kmのコースを17周回し、一番にフィニッシュラインを通過した選手が優勝。ひと目で誰が勝ったが分かる、ロードレースの本質が詰まった一戦である。レース途中、2・6・10・14周目のフィニッシュライン通過時に中間スプリントポイントが設けられるほか、4・8・12・16周目には山岳ポイントが設定。ツール本番同様にポイント賞や山岳賞、新人賞(2000年1月1日以降生まれの選手対象)が用意されるほか、敢闘賞やチーム賞、日本人チーム賞も贈られる。

これらとは別に、日本の女子・男子ジュニア・パラサイクリング・秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会優勝者による個人タイムトライアルレースも催される。

レースの盛り上がりを後押しするべく、オフィシャルサポーター向けの大感謝祭(有料)や、メインアリーナ周辺でのキッズクリテや一般体験走行など、楽しめるコンテンツが盛りだくさん。11月9日はさいたまが世界の自転車ロードレースの中心地に。その一員として、現地で、ライブで、決定的瞬間を目の当たりにしよう!

文:福光 俊介

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11月のレース一覧
出場予定選手

ヴィンゲゴー、ログリッチ
ミラン、ウェレンスらがさいたまに集結!

JONAS
VINGEGAARD

ヨナス・ヴィンゲゴー

ヨナス・ヴィンゲゴー

ヨナス・ヴィンゲゴーがツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに3大会ぶり2回目の参戦。キャリア通算ツール・ド・フランス2連覇、そして今年のブエルタ・ア・エスパーニャも制したその実力は、まさに世界最高峰だ。普段はテレビ越しに見る王者の走りを、日本の公道で間近に体験できる絶好の機会。ヴィンゲゴーが、さいたまでどんな走りを見せてくれるのか注目が集まる。
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PRIMOZ
ROGLIC

プリモシュ・ログリッチ

プリモシュ・ログリッチ

グランツール通算5回の総合優勝を誇るスーパースター、プリモシュ・ログリッチが再び日本のファンの前にやってくる。昨年の大会では最終周回での独走で、フィニッシュラインぎりぎりまで優勝を争い観客を沸かせた走りが記憶に新しい。そんな世界屈指のサイクリストが披露する走りは常に見る者を魅了し、今年も彼の走りが観客を大いに楽しませてくれるだろう。
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JONATHAN
MILAN

ジョナタン・ミラン

ジョナタン・ミラン

今年のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得した、世界最高峰のスプリンターがさいたまクリテリウムに初出場。身長193cmの大きな体から放たれるトップスピードはまさに圧巻の一言だ。トラック競技で五輪金メダルも獲得している脚力を武器に、一度スピードに乗れば誰にも止められない。世界を熱狂させた大迫力の走りを、さいたまの公道で間近に見られる大チャンス。
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TIM
WELLENS

ティム・ウェレンス

ティム・ウェレンス

数々のレースで勝利を重ねてきた経験豊富なサイクルロードレーサー。今年は強敵ぞろいのベルギー選手権に勝利、さらにはツール・ド・フランスでも区間優勝を果たし、3大ツールすべてでの区間優勝を達成した。輝かしい実績を引っ提げ、現役ベルギー王者としてさいたまクリテリウムに参戦。今大会でも得意の逃げは観ることができるのか。ファンを沸かせる積極的な走りに注目したい。

JONAS
ABRAHAMSEN

ヨナス・アブラハムセン

  • チーム:ウノエックス・モビリティ
  • 身長 / 体重:183cm / 78kg
  • 国籍:ノルウェー
ヨナス・アブラハムセン

ウノエックス・モビリティに所属する、ヨナス・アブラハムセン。同チームはUCIプロチームながら3年連続で主催者推薦枠をゲットし、ツール・ド・フランスに出場中だ。今年の第11ステージで念願の逃げ切り優勝を果たし、彼自身とチームにとって初のグランツールステージ優勝という快挙を達成した。さいたまクリテリウムは初参加となるが、ここでもアグレッシブな走りを見ることができるか。

KADEN
GROVES

カーデン・グローブス

カーデン・グローブス

今年のツール・ド・フランスでステージ優勝し、3大ツール全てでの勝利を達成したオーストラリアのトップ選手がさいたまクリテリウムに初出場。特にブエルタ・ア・エスパーニャとの相性は抜群で、2年連続のポイント賞に加え、通算7勝を誇る。近年好調を維持するカーデン・グローブスは、集まった日本のファンの前でどのような走りを見せてくれるのだろうか。

VALENTIN
PARET-PEINTRE

ヴァランタン・パレパントル

ヴァランタン・パレパントル

今年のツール・ド・フランス第16ステージで、モン・ヴァントゥーの頂上フィニッシュを制し、その名をフランス自転車界の歴史に刻んだ。実はヴァランタン・パレパントルは、サイクリスト一家に生まれ育ち、父はアマチュアチームの設立者、姉も選手経験を持っている。兄のオレリアンはプロのサイクル選手で、兄弟そろってツール・ド・フランスを走ったことでも有名。

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