ジュリアン・アラフィリップ
Quick - Step Alpha Vinyl Team
ジュリアン・アラフィリップJulian ALAPHILIPPE
PROFILE
- チーム
- クイックステップ・アルファヴィニル
- 生年月日
- 1992年6月11日
- 身長/体重
- 173cm/62kg
- 国籍
- フランス
- Strava
- @alafpolak1
- alafpolak
- 【Past results】
- 世界選手権ロードレース:2020年・2021年優勝
- ツール・ド・フランス:2018年山岳賞、2019年スーパー敢闘賞、区間通算6勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:区間1勝
- 2014年:ロンドン・サリークラシック3位、ツール・ド・レン ポイント賞&ヤングライダー賞
- 2015年:ラ・フレーシュ・ワロンヌ2位、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ2位、ツアー・オブ・カリフォルニア総合2位&ヤングライダー賞
- 2016年:ラ・フレーシュ・ワロンヌ2位、ツアー・オブ・カリフォルニア総合優勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネ ヤングライダー賞
- 2017年:アブダビ・ツアー ヤングライダー賞、パリ〜ニース ポイント賞&ヤングライダー賞、ミラノ~サンレモ3位、ツアー・オブ・広西ヤングライダー賞
- 2018年:イツリア・バスク・カントリー区間優勝、ラ・フレーシュ・ワロンヌ優勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネ区間優勝、クラシカ・サンセバスティアン優勝、ツアー・オブ・ブリテン総合優勝、ツアー・オブ・スロバキア総合優勝
- 2019年:ブエルタ・ア・サンフアン区間優勝、ストラーデ・ビアンケ優勝、ティレーノ〜アドリアティコ区間優勝、ミラノ〜サンレモ優勝、イツリア・バスク・カントリー区間優勝、ラ・フレーシュ・ワロンヌ優勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネ山岳賞
- 2020年:ブラバンツ・パイル優勝
- 2021年:ティレーノ〜アドリアティコ区間優勝、ラ・フレーシュ・ワロンヌ優勝
- 2022年:ツール・ド・ラ・プロヴァンス ポイント賞、イツリア・バスク・カントリー区間優勝
きっと頑固なのだ。目標を決して見失わず、自分の望むレースだけに最大限集中する。どれほど母国ファンからツールの総合優勝を望まれても、決して首を縦には振らない。代表監督をどれほど絶望させようが、「生まれたばかりの息子と家で過ごしたい」と、東京五輪の出場はきっぱりと辞退した。
プロ入り後に試行錯誤を重ねた結果、レーススケジュールも、2018年からほぼ固定。つまりシーズンを完全に3分割し、春はリエージュまで。コロナ禍以降、フランドルを転戦リストに加えたけれど、アルデンヌ後は1か月以上実戦を離れる。
シーズン第2幕はもちろんツールを中心に。2022年は5年連続の区間勝利と、4年連続のマイヨ・ジョーヌ「着用」が第一目標。閉幕1週間後のサン・セバスティアンを走ったら、またしても約1か月の休息。そして最後は秋の世界選手権&ワンデー連戦へ。
本音を言えば、もっと色々なレースを走りたい。「ジロに出たい」とも公言する。ただし「引退前に」との前置きがつく。「ルーベにも出たい」が、やはり「いつか」。ただ1つはっきりしているのは、2024年パリ五輪では、「代表入りに自ら立候補」すること。
text:宮本あさか 写真:© Wout Beel