ワウト・ファンアールト
JUMBO - VISMA
ワウト・ファンアールトVAN AERT Wout
PROFILE
- チーム
- ユンボ・ヴィスマ
- 生年月日
- 1994年9月15日
- 身長/体重
- 187cm/78kg
- 国籍
- ベルギー
- @WoutvanAert
- woutvanaert
- Past results:
- 世界選手権個人タイムトライアル:2020年2位
- 世界選手権シクロクロス:2016年〜2018年優勝
- ツール・ド・フランス:区間通算6勝
- 2017年ロンド・ファン・リンブルフ優勝、グランプリ・ピノ・チェラミ優勝
- 2018年ストラーデ・ビアンケ3位、ツアー・オブ・デンマーク総合優勝、欧州選手権ロード3位
- 2019年ストラーデ・ビアンケ3位、E3ビンクバンク・クラシック2位、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ ポイント賞、国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2020年ストラーデ・ビアンケ優勝、ミラノ〜サンレモ優勝、国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2021年ティレーノ〜アドリアティコ区間優勝&ポイント賞、ヘント〜ウェヴェルヘム優勝、アムステルゴールドレース優勝、ツアー・オブ・ブリテン区間優勝、国内選手権ロード優勝
八面六臂の活躍とはこのことか。クラシックでは勝ちにいき、ツール・ド・フランスではアシストをこなしつつ勝ちにいき、驚異の山岳アシストをこなしつつも勝ちにいき、個人タイムトライアルでもまた勝ちにいき……。
しかも1年中がピーク状態。2020年は8月1日から35日間で6勝とぶっちぎり状態で走り出し、10月18日に世界選2位×2、ロンド2位で絶好調のままロードレースシーズン終了。休みもそこそこに11月28日にシクロクス転戦に突入。14試合たっぷり走りまわり、5勝・世界選手権2位で泥んこシーズンを1月31日に幕を閉じたと思ったら、3月からさっそくロードシーズン再開。
それでも一応は自分の中では優先順位があるようだ。今季に限って言えばクラシック1勝とツール区間と五輪タイムトライアル表彰台と「地元」世界選手権優勝が重大目標。え、それって全部……と思ったりもするのだが、よくよく聞けば「マイヨ・ヴェールは今年は狙わない」そうだし、五輪も「ロードではなくTTで狙う」そうだ。
ちなみに緑ジャージに関しては、総合補佐の両立が難しいから、というよりは五輪調整を万全にするため。あくまで4年に1度のチャンスを優先し、マイヨ・ヴェールは「もしかしたら2022年から」視野に入れる。
text:宮本あさか