マチュー・ファンデルプール

ALPECIN - FENIX

マチュー・ファンデルプールMathieu VAN DER POEL

PROFILE

チーム: アルペシン・フェニックス
生年月日: 1995年1月19日
身長/体重: 184cm／75kg
国籍: オランダ
twitter: @mathieuvdpoel
Instagram: mathieuvanderpoel

Past results：
世界選手権シクロクロス：2015年、2019〜2021年優勝
ツール・ド・フランス：区間1勝
2018年国内選手権ロード優勝、欧州選手権2位、アークティック・レース・オブ・ノルウェーポイント賞
2019年アムステルゴールドレース優勝、ツアー・オブ・ブリテン総合優勝
2020年国内選手権ロード優勝、ティレーノ〜アドリアティコ区間優勝、ビンクバンク・ツアー総合優勝、ロンド・ファン・フラーンデレン優勝
2021年UAEツアー区間優勝、ストラーデ・ビアンケ優勝、ティレーノ〜アドリアティコ区間優勝、アントワープ・ポート・エピック優勝

すべてを兼ね備え、すべてを奪い取らんとする才能の前に立ちはだかるのは、今や新型コロナウイルスだけなのかもしれない。今季初戦のUAEツアーで初日優勝・リーダージャージ着用も、チーム内に陽性者が出たとして2日目の朝に大会撤退。今シーズン中、再び同じような状況に見舞われる可能性は、いつだってあるのだ。

何事もなければ、昨冬シクロクロスで４度目の世界タイトルを手にしたMVDPは、夏の東京でマウンテンバイク金メダリストになっている予定だ。ただし2018年世界選で3位に入って以来、世界選には出場していないし、2019年に初めてW杯1勝を挙げた後は、むしろロード転戦に忙しくて……。それでも、この夏のツール・ド・フランス初出場を途中棄権してまでも、MTBでの五輪行きを熱望する。

シクロクロスはもはや「やりきった感」を抱き始めているそうだが、ロード界には、まだまだMVDPが穫るべきものはたくさん残っている。2019年アムステルで驚異的な追い上げ勝利を決め、昨フランドルでは史上初の「父子」優勝を達成したが、この先はサンレモで「祖父・孫」優勝が狙える。ツールで区間を勝てば「祖父・父・子」の快挙だし、ルーベとロンバルディアを勝てば三世代での5大モニュメント全制覇にもなる。もちろん今年のロード世界選＠フランドルを制して、史上初の、シクロ・ロード両世界王者になってもいいだろう！

ALPECIN – FENIX

マチュー・ファンデルプール（1995/01/19／オランダ）
ヤスパー・フィリプセン（1998/03/02／ベルギー）
クサンドロ・ムーリッセ（1992/01/31／ベルギー）
ティム・メルリール（1992/10/30／ベルギー）
ペトル・ヴァコッチ（1992/07/11／チェコ）
シルヴァン・ディリエ（1990/08/03／スイス）
アレクサンダー・クリーガー（1991/11/28／ドイツ）
エドワード・アンダーソン（1998/04/18／アメリカ）
トビアス・バイヤー（1999/11/17／オーストリア）
ドリース・デボント（1991/07/04／ベルギー）
フロリス・デティエ（1992/01/20／ベルギー）
ローレンス・デヴレーゼ（1988/09/29／ベルギー）
ロイ・ヤンス（1990/09/15／ベルギー）
ジミー・ヤンセンス（1989/05/30／ベルギー）
センネ・レイゼン（1996/03/18／ベルギー）
マルセル・メイセン（1989/01/08／ドイツ）
サーシャ・モードロ（1987/06/19／イタリア）
エドワード・プランカールト（1995/02/01／ベルギー）
アレクサンダー・リチャードソン（1990/04/30／イギリス）
ジョナス・リカールト（1994/02/07／ベルギー）
オスカル・リースビーク（1992/12/23／オランダ）
クリスティアン・ズバラーリ（1990/05/08／イタリア）
ディーター・スウェーク（1993/12/17／ベルギー）
ライオネル・タミニオー（1996/05/21／ベルギー）
スコット・スウェイツ（1990/02/12／イギリス）
ベン・トゥレット（2001/08/26／イギリス）
ダヴィド・ファンデルプール（1992/06/15／オランダ）
オット・フェルハード（1994/07/15／ベルギー）
ジャンニ・フェルメールシュ（1992/11/19／ベルギー）
ルイス・フェルファーク（1993/10/06／ベルギー）
フィリップ・ワルスレーベン（1987/11/19／ベルギー）