シカゴ・ホワイトソックス(アメリカンリーグ中地区) チーム紹介

シカゴ・ホワイトソックス

TEAM INFORMATION

基本情報

創設
1900年
監督
ペドロ・グリフォル
スタジアム
ギャランティード・レート・フィールド(1991年開場)
収容人員
4万0615人
優勝回数
ワールドシリーズ優勝3回
リーグ優勝6回
地区優勝6回
過去在籍した日本人選手
高津臣吾、井口資仁、福留孝介
過去5年間の順位
2023年
中地区4位
2022年
中地区2位
2021年
中地優勝 地区シリーズ敗退
2020年
中地区3位 ワイルドカード敗退
2019年
中地区3位

球団創設は1900年で、1901年に結成されたアメリカンリーグのオリジナルメンバーである『クラシック・エイト』の1つ。当初の名称はシカゴ・ホワイトストッキングスで、1904年に現在のホワイトソックスに改称。シカゴの南部に本拠地があることから、愛称は『サウスサイダーズ』(ちなみにシカゴ北部に本拠地のあるカブスの愛称はノースサイダーズ)。


ア・リーグ初年度の1901年にリーグ優勝を果たすと、1906年に初めてワールドシリーズ制覇を遂げる。その後、1917年にも世界一に輝くが、1919年にMLB史上に残る汚点となった八百長事件「ブラックソックス事件」を引き起こすと、以後は長きにわたり優勝から遠ざかり、「ブラックソックスの呪い」として知られるようになる。


2004年にスモールベースボールを標榜するオジー・ギーエン監督が就任すると、この呪いの潮目が変わり、井口資仁らが加入した2005年に、ワールドシリーズでアストロス(当時はナショナルリーグ所属)をスイープで下し、88年ぶりに世界一の栄冠に輝いた。


但し、現在は完全に再建モードに入っており、2023年は101敗を喫しながらも、このオフも目立った補強は行っていない。エースのディラン・シースも2024年夏に有望株と引き換えにトレードで放出される見方が強まっており、今季も地区下位に低迷するのは不可避か。


1991年より本拠地とするギャランティード・レート・フィールドは、MLBで新古典主義ボールパークがブームとなる直前に造られた球場で、フィールドの形状を含め、オーソドックスな設計となっている。なお、バックスクリーンの電光掲示板上部の装飾は、1910年から1990年まで使用した先代コミスキーパークの物を引き継いだデザイン。


本塁打は平均よりやや出やすい傾向にあるが、二塁打と三塁打の出やすさは平均以下で、スタットキャストによる2021年から2023年にかけてのパークファクターは100と、投手と打者にとって平等な球場であることを示している。

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