サンディエゴ・パドレス(ナショナルリーグ西地区) チーム紹介
サンディエゴ・パドレス
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1969年
- 監督
- マイク・シルト
- スタジアム
- ペトコ・パーク(2004年開場)
- 収容人員
- 4万0209人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝0回
リーグ優勝2回
地区優勝5回
- 在籍中の日本人選手
- ダルビッシュ有、松井裕樹
- 過去在籍した日本人選手
- 大塚晶則、井口資仁、牧田和久
- 過去5年間の順位
-
- 2023年
- 西地区3位
- 2022年
- 西地区2位 リーグ優勝決定シリーズ敗退
- 2021年
- 西地区3位
- 2020年
- 西地区2位 地区シリーズ敗退
- 2019年
- 西地区5位
球団創設は1969年で、同年のMLBエクスパンションでナショナル・リーグに参入した。同年の球団拡張では、他にモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)、カンザスシティ・ロイヤルズ、そしてシアトル・パイロッツ(現ミルウォーキー・ブルワーズ)も誕生している。
チーム名を単数形にした『パドレ』はスペイン語で修道士を意味する単語だが、これはサンディエゴの街がフランシコ会修道士により創立されたことに由来しており、英語で修道士を意味する『フライヤーズ』の愛称で呼ばれることもしばしば。そして、公式マスコットの『ザ・スウィンギング・フライヤー』も、そのまま修道士である。
黎明期から長らく下位に低迷する時代が続くも、『ミスター・パドレ』の名で親しまれた安打製造機トニー・グウィンを擁した1984年に初めてリーグ優勝を遂げると、名将ブルース・ボウチーがチームを率いた1990年代には、地区優勝2回、リーグ優勝1回を遂げる。
しかし、2度出場したワールドシリーズはいずれも惨敗しており、パドレスはMLBでワールドシリーズ制覇を果たしていない5球団の1つにして、ワールドシリーズ制覇のない球団ではブルワーズと並んで最も歴史のあるチームとなっている。
同地区に絶対的な王者であるドジャースがいる中、2006年を最後に地区優勝からは遠ざかっているが、近年は積極的な補強で戦力を充実させ、2020年と2022年はワイルドカードでプレーオフに進出している。
2023年はマニー・マチャド、フェルナンド・タティスJr.、フアン・ソトと、既にスターぞろいだったラインナップにザンダー・ボガーツが加わったことで、開幕前はワールドシリーズ進出の有力候補と目されるも、蓋を開けてみれば、左のエース、ブレイク・スネルがサイ・ヤング賞を獲得する出色のパフォーマンスを見せるも、チームとしては勝ち星を伸ばせず、結局は2ゲーム差でワイルドカードを逃す苦いシーズンに。
このオフはトレードでソトを、FAでクローザーのジョシュ・ヘイダー、スネルを放出した。一方、これまでで目立った補強はソトとのトレードで獲得したマイケル・キング、ジョニー・ブリトー、ランディ・バスケスら若手投手に加え、FAで獲得した松井裕樹のみとなっており、長期的な展望はともかく、2024シーズンを睨むと戦力ダウンは否めない。
レギュラーシーズンでは西地区の絶対的な優勝候補であるドジャースはもとより、進境著しいダイヤモンドバックスの後塵すら拝しそうな状況で開幕を迎えることになりそうだ。
本拠地のペトコ・パークは2004年の開場で、フィールドの広さや海風の影響で本塁打を含めて長打は全般的に出にくく、投手有利な球場として有名。スタットキャストによる2021年から2023年にかけてのパークファクターは95と、ナ・リーグで最も投手に有利な指数となっている。左翼には、球場建設前から建っていた金属会社のビルがそのまま残されており、ビルの角が黄色く塗られ、左翼ポールとして使われている。
注目選手
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