マイアミ・マーリンズ(ナショナルリーグ東地区) チーム紹介
マイアミ・マーリンズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1993年
- 監督
- クレイトン・マッカロー
- スタジアム
- ローンデポ・パーク(2012年開場)
- 収容人員
- 3万7442人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝2回
リーグ優勝2回
地区優勝0回
- 過去在籍した日本人選手
- イチロー、田沢純一
- 過去5年間の順位
-
- 2024年
- 東地区5位
- 2023年
- 東地区3位 ワイルドカードシリーズ敗退
- 2022年
- 東地区4位
- 2021年
- 東地区4位
- 2020年
- 東地区2位 ディビジョンシリーズ敗退
1993年のMLBエクスパンションで、コロラド・ロッキーズとともに誕生した比較的新しい球団で、創設時の球団名はフロリダ・マーリンズ。
これまで31年に及ぶ歴史の中で地区優勝は皆無で、プレーオフ進出は現行のメジャー30球団では最少の4回ながら、すでに2度(1997年、2003年)のワールドシリーズ制覇を遂げている(ちなみに現在MLBで地区優勝を経験していないのはマーリンズとロッキーズのみ)。
また、永久欠番もジャッキー・ロビンソンの42番のみであり、自前の選手は皆無で、こちらもMLB最少。
1990年代後半から2000年代にかけて、ワールドシリーズ制覇後に主力選手を大量放出するというサイクルを繰り返し、球団名をマイアミ・マーリンズと改めた2012年以降、勝率5割未満のシーズンが続いたが、短縮シーズンの2020年に久方ぶりのプレーオフ進出を果たす。
スキップ・シューマッカーを監督に招聘した2023年も、東地区3位ながらワイルドカードでのポストシーズン進出を果たした。なお、シューマッカー、そして2020年にチームを率いたドン・マッティングリーは、ともにその年の最優秀監督賞を受賞している。
現在は再びチーム建て直しの時期に入っており、2024年はオフシーズンに、前年チーム最多本塁打のホルヘ・ソレルをFAで放出し、エースのサンディ・アルカンタラが、トミー・ジョン手術でシーズン全休となったことで、最下位に沈んだ。
このオフもヘスス・ルザルド、そしてジェイク・バーガーと、投打の主力を放出しつつ、その穴埋めはできておらず、アルカンタラが復帰することを考慮しても、ナ・リーグ東地区では3強2弱の後者として、厳しいシーズンを送ることになりそうだ。
侍ジャパンによるWBC制覇で、日本における知名度が一気に高まった本拠地の『ローンデポパーク』は、2012年開場の開閉式屋根付き球場で、開場時のフィールドは天然芝だったが、2020年に人工芝となった。
2022年から2024年にかけてのスタッツでは、本塁打はナショナルリーグで5番目に出にくい半面、三塁打は同リーグで4番目に出やすく、スタットキャストにより同期間のパークファクターは101と、やや打者有利の数値となっている。ちなみに、野球開催時のキャパシティは立ち見を入れて37,442人で、こちらはメジャー最少となっている。
注目選手
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