クリーブランド・ガーディアンズ(アメリカンリーグ中地区) チーム紹介

クリーブランド・ガーディアンズ

TEAM INFORMATION

基本情報

創設
1901年
監督
スティーブン・ボート
スタジアム
プログレッシブ・フィールド(1994年開場)
収容人員
3万4830人
優勝回数
ワールドシリーズ優勝2回
リーグ優勝6回
地区優勝11回
過去在籍した日本人選手
多田野数人、小林雅英、大家友和、福留孝介、村田透
過去5年間の順位
2023年
中地区3位
2022年
中地区優勝 地区シリーズ敗退
2021年
中地区2位
2020年
中地区2位 ワイルドカード敗退
2019年
中地区2位

前身は1901年創立のクリーブランド・ブルーバーズ(ブルーズ)で、アメリカンリーグ創立時のオリジナルメンバーである『クラシック・エイト』の1つ。1915年に名称をインディアンズに名称し、1920年に初めてワールドシリーズ制覇を遂げる。


その後、1948年に2度目のワールドシリーズ制覇を果たすも、以後は現在に至るまで世界一からは遠ざかっている。しかし、1960年代以降、長きにわたり低迷期に陥るも1990年代に復活を遂げると、そこから現在にかけ11度の地区優勝を果たしており、2016年には世界一へあと一歩のところまで迫った。


なお、現在の名称であるガーディアンズは、2022年よりインディアンズから変更され、長く使用されてきたアメリカ先住民をモチーフにしたロゴ(映画『メジャーリーグ』でお馴染み)も、現在はアルファベットの『G』に、ボールと羽があしらわれたデザインに変更されている。


近年は、潤沢とは言えない財政状況ながら、2013年から2023年にかけてチームを率いた名将テリー・フランコーナ監督のもと、主砲ホセ・ラミレスとソリッドな投手陣を軸に、11シーズンでプレーオフ出場6回と安定した成績を残してきた(その間、同監督はア・リーグ最優秀監督を3度獲得)。


しかし、そのフランコーナも地区3位に終わった2023年シーズンをもって勇退し、1つの時代が終焉を迎えた。新時代の船出となる2024年シーズンからは、2022年に現役を引退したスティーブン・ボートが新監督に就任。MLBで監督経験のない39歳の手腕に注目が集まる。


このオフシーズンは、クリーブランド『らしく』地味な補強に終始しており、昨季苦労した長打力不足を補うには至っていないが、元々レベルの高い投手陣はベン・ライブリーらの獲得により若干ながら層に厚みを増しており、90勝未満でも地区優勝に手が届きそうな中地区であれば、優勝争いに加われるだけの陣容は揃っていると見るべきだろう。


本拠地プログレッシブフィールドは、1994年開場の新古典式ボールパークで、本塁打の出やすさは平均以下。特に左翼フェンスが約6mと高いため、右打者の本塁打はより出にくい。三塁打の出やすさも平均以下で、スタットキャストによる2021年から2023年のパークファクターは97と、投手有利の球場となっている。

注目選手

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