ヒューストン・アストロズ(アメリカンリーグ西地区) チーム紹介

ヒューストン・アストロズ

TEAM INFORMATION

基本情報

創設
1962年
監督
ジョー・エスパーダ
スタジアム
ミニッツメイド・パーク(2000年開場)
収容人員
4万1168人
優勝回数
ワールドシリーズ優勝2回
リーグ優勝5回
地区優勝12回
過去在籍した日本人選手
松井稼頭央、青木宣親
過去5年間の順位
2023年
西地区優勝 リーグ優勝決定シリーズ敗退
2022年
西地区優勝 ワールドシリーズ優勝
2021年
西地区優勝 リーグ優勝
2020年
西地区2位 リーグ優勝決定シリーズ敗退
2019年
西地区優勝 リーグ優勝

球団創設は1962年で、同年のMLBエクスパンションでニューヨーク・メッツとともにナショナル・リーグに参入。当初の球団名はコルト45sだったが、1965年に本拠地を世界初のドーム球場であるアストロドームへ移転し、名称を現在のアストロズに変更した。


2013年にアメリカン・リーグへ移るまで、長らくナショナル・リーグに所属し、その間、1980年代はノーラン・ライアンやマイク・スコット、1990年代はクレイグ・ビジオやジェフ・バグウェルといった名選手を擁して7度の地区優勝を果たすも、ナ・リーグ時代のリーグ優勝は2005年の1度のみ。


ア・リーグ移籍後は11シーズンで地区優勝6回、プレーオフ進出8回と抜群の強さを誇り、2017年には球団史上初のワールドシリーズ制覇を果たすも、後にこのシーズンはサイン盗みを行なっていたことが発覚し、汚点を残す。しかし、2022年に正々堂々と2度目のワールドシリーズ制覇を遂げ、名誉挽回を果たした。


2023年は3年連続地区優勝、そして7季連続でのプレーオフ進出を遂げるも、第7戦までもつれ込んだリーグチャンピオンシップシリーズで、近隣のライバルのレンジャーズに惜敗。


2年ぶりのワールドシリーズ進出を目指す2024年は、主砲ヨルダン・アルバレスの脂が完全に乗り切ろうとしているなか、中心選手として2度の世界一を経験しているホセ・アルトゥーベと5年総額1億2500万ドル(約188億円)で契約延長に合意したほか、MLB屈指の左腕クローザー、ジョシュ・ヘイダーと5年総額9500万ドル(約143億円)で契約するなど、捲土重来へ着々と準備を整えている。


2000年より本拠地とするミニッツメイド・パークは開閉式屋根付きの天然芝球場。かつて、MLBで最も深かったセンター最後部には、『タルの丘』と呼ばれたポール付きの傾斜地が存在したが、これは2016年に撤去され、現在の形となった。


スタットキャストのパークファクターによると、2021年から2023年にかけて、本塁打と三塁打は平均よりやや出やすい傾向にあるが、全体的なパークファクターは100と、投手と打者にとって平等な指数となっている。左中間後方の蒸気機関車が印象的だが、これは駅の跡地に球場が建てられたことに由来する。

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