山本　祐大

やまもと　ゆうだい

ブレイクを果たした『東の恋女房』

ハイレベルな攻守でブレイクを果たした「東克樹の恋女房」。昨季はシーズン終盤に故障離脱したが、自己最多の108試合に出場し、規定不足ながら打率.291をマークしてベストナイン、ゴールデングラブ賞と飛躍の年になった。

京都翔英高校では3年夏の甲子園に出場。卒業後はBCリーグ・滋賀に入団し、1年でドラフト指名を勝ち取った。

1年目から一軍でプロ初打席初安打を本塁打で記録。2019年には延長戦でのサヨナラ安打など、印象に残る活躍が多かった。2021年の後半戦には正捕手格になり、自己最多の51試合に出場して盗塁阻止率.368と「鬼肩」と言われる強肩ぶりを披露した。

2023年からはトミー・ジョン手術から復帰した東克樹の専属捕手として、ヒーローインタビューでの共演が話題になっている。

2024年は開幕から打撃好調で、前半戦終了時点で打率.308をマーク。盗塁阻止率もリーグトップで、ファン投票でのオールスター初出場を果たした。

その後もシーズン終盤まで首位打者争いを演じたが、9月15日の広島戦で死球を受けて右手を骨折。ポストシーズンの出場も叶わなかった。

今季も正捕手争いの1番手となるが、昨年立ち会えなかった歓喜の瞬間を、今季は中心選手として再現するつもりだ。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

いつでもどこでも視聴できる！

※配信コンテンツは放送番組とは異なります。配信予定をご確認ください