三森　大貴

みもり　まさき

定位置どりも期待されるユーティリティー

濵口遥大とのトレードで移籍してきた攻守に能力が高いユーティリティープレイヤー。広角に打ち分ける打撃に、守備は本職の二塁手だけでなく一、三塁に外野もこなす。

青森山田高校では堀岡隼人とチームメイトで「4番・遊撃手」として出場した2年秋の明治神宮大会でベスト4に進出。3年春のセンバツにも出場した。

ドラフト4位で入団した福岡ソフトバンクでは、2年目の2018年オフにNPBウエスタン選抜として、アジアウインターベースボールリーグに出場。

2019年に初の一軍昇格を果たし、プロ初スタメンの試合で3安打1打点の活躍。2020年は二軍で打率.323、出塁率.397を記録して、ウエスタン・リーグの首位打者と最高出塁率を獲得した。

2021年に一軍で自己最多となる86試合に出場すると、2022・23年は2年連続で100試合以上に出場し、2023年には2本の初回先頭打者本塁打を記録するなど、ハイレベルの野手が揃うチームで一定のポジションを築いた。

プロ初本塁打を記録した2022年のシーズン終了後に自らが希望した背番号13となったが、2024年は4月の右手人差し指骨折が響いて25試合出場にとどまった。

移籍会見では「もともと付けていた13から26になるので、これまでの2倍頑張って一番いい成績を残せるように」と意気込んだ。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

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