牧　秀悟

まき　しゅうご

日本一のチームを牽引するハマの大黒柱

広角に強い打球を飛ばせるハマの長距離砲。主将となった昨季は新人から4年連続で20本塁打をクリアするなど、チームの日本一に貢献した。

松本第一高校では甲子園出場はなく、中央大学では3年秋に打点王の活躍でチームを30季ぶりの優勝に導き、MVPを獲得。3年時に出場した日米大学野球では本塁打を放った。

ドラフト2位で入団したプロでは、1年目から6月にシーズン7度目の猛打賞で球団新人記録に並ぶと、8月に新人選手として公式戦初のサイクル安打、9月に球団新人安打記録、10月にはセ・リーグの新人最多二塁打記録を塗り替え、最終的にNPBの新人では、4人目となる打率3割＆20本塁打を記録した。

2022年は球団史上初となる、新人から2年連続20本塁打以上を達成し、自身初のベストナインに選出された。WBCに出場した2023年は、シーズン全試合出場で、打点王と最多安打のタイトルを獲得した。

2024年は故障もあり順調ではなかったが、球団最速の通算300打点到達、NPB史上5人目となる新人から4年連続の20本塁打を記録した。ポストシーズンも、ここ一番の打撃に加えて守備でのファインプレーもあり、チーム26年ぶりとなる日本一に貢献した。

今季の目標は3割30発をクリアして球団27年ぶりとなるリーグ優勝だ。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

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