清水　麻成

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しみずまなと

将来性抜群の『群馬の天然素材』

187センチの長身から最速147キロの角度のあるストレートを投げ込む本格派右腕。細身の体は発展途上だが、長い手足でバランスのいい投球フォームはセンスの良さを感じさせる。

樹徳高校では2年夏に甲子園出場を果たしたが、チームは初戦敗退。自身は背番号「10」の控え投手で登板機会がなかった。3年夏は県大会準決勝で敗れて聖地のマウンドを踏むことができなかったが、5試合中4試合に先発として登板し、計20イニングで19奪三振をマークした。

同大会では「高校初アーチ」となるランニング本塁打を放ち、ノーサインで盗塁を決めるなど攻撃面でも躍動した。投げること以外は全て左利きという大型右腕は「横浜を代表するピッチャーに」と志は大きい。

TEXT by 大久保泰伸
協力：ベースボール・タイムズ

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