小笠原　蒼

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おがさわらそう

『ハマのゴジラ』へ進化を目指す将来の大砲候補

高校通算29本塁打の非凡な長打力が光る『宇治のゴジラ』。180センチ、92キロという屈強な体格から放たれるフルスイングが持ち味で、将来のクリーンアップ候補として期待される。

愛知県出身だが、小学生の時にバンテリンドームで、ユリエスキ・グリエル（当時横浜DeNA、現マイアミ・マーリンズ内野手）の豪快な本塁打を見てベイスターズファンになった。

京都照英高校では2年夏には4番を任され、準々決勝で敗退したチームで打率.583をマーク。3年夏も県大会6試合で打率.556、決勝戦では6球団のスカウトの前で本塁打も放ったが、サヨナラ負けで甲子園出場を逃した。

担当スカウトが「筒香嘉智のような雰囲気がある」と評した大砲候補は、まずは支配下昇格が目標だ。

TEXT by 大久保泰伸
協力：ベースボール・タイムズ

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