林　琢真

はやしたくま

スピード感あるプレーが魅力の万能内野手

一塁到達タイム4秒を切るスピードと、強肩を生かした守備が武器の内野手。ルーキーイヤーから開幕スタメンを勝ち取り、遊撃と三塁で65試合に出場した。

高校時代は2学年上に藤嶋健人、1学年下に石川昂弥（ともに現中日）とチームメイトで甲子園に出場し、大学では侍ジャパン大学代表の一員としてプレーした。東邦高校では2年春から二塁手のレギュラーとなり、3年春のセンバツで甲子園の土を踏んだ。

駒澤大学では3年秋のリーグ戦で最多タイの7盗塁を記録するなど、4年間通算で31盗塁を記録した。4年時にはハーレムベースボールウィークの日本代表に選出され、全7試合中6試合に先発出場。19打数7安打の打率.368と好成績を残している。

プロ1年目の昨季は、春季キャンプから一軍でスタート。オープン戦で打率.296の好成績を残して2番・三塁で開幕スタメンとなった

z。その後は遊撃手での出場で、犠飛でのプロ初打点から初安打、初盗塁と順調なスタートだったが、6月に自打球で骨折して戦線離脱。

それでも8月に再昇格すると、すぐにプロ初タイムリーを記録し、9月以降は打率.277をマーク。クライマックスシリーズでは1番・遊撃手でフル出場を果たした。今季の目標は定位置確保で規定打席到達だ。

TEXT by 大久保泰伸
協力：ベースボール・タイムズ

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