2000年代にはトヨタのモータースポーツの主軸がF1へと移行。WRCから撤退するが、豊田章男(現会長)と4度の世界王者トミ・マキネンが出会い、2017年から「Toyota Gazoo Racing WRT」として18年ぶりにWRCに復帰。2018年には19年ぶりのマニュファクチャラーズチャンピオンに輝き、2019年にはオイット・タナックがトヨタにとって25年ぶりとなるドライバーズチャンピオンに輝いた。その後はセバスチャン・オジェ(20年、21年)、カッレ・ロバンペラ(22年、23年)と5年連続でワールドチャンピオンを獲得。2025年にマニュファクチャラーズでは6年連続でチャンピオンに輝き、チャンピオン獲得の通算獲得数は9回となり、今シーズンは歴代1位(10回)のランチアに並ぶチャンスである。
日本が誇る自動車メーカー「トヨタ自動車」のモータースポーツ活動の中で、最高峰と言えるのが「WRC(世界ラリー選手権)」の参戦だ。WRCへの参戦は同社のマスタードライバーであり、「Toyota Gazoo Racing」のプロジェクトの総帥である豊田章男・会長が提唱してきた「もっといいクルマづくり」を象徴する活動と言えるだろう。
トヨタは1973年に世界選手権となったWRCに初参戦。1975年からはドライバーのオベ・アンダーソンが中心となった「トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)」として参戦し、1983年からは本格的なワークス活動を開始。1990年代になるとトヨタ・セリカGT-FOURの登場により黄金期を迎える。カルロス・サインツ、ユハ・カンクネン、ディディエ・オリオールらがドライバーズ選手権でワールドチャンピオンに輝き、90年代には3度のマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得した。
2000年代にはトヨタのモータースポーツの主軸がF1へと移行。WRCから撤退するが、豊田章男(現会長)と4度の世界王者トミ・マキネンが出会い、2017年から「Toyota Gazoo Racing WRT」として18年ぶりにWRCに復帰。2018年には19年ぶりのマニュファクチャラーズチャンピオンに輝き、2019年にはオイット・タナックがトヨタにとって25年ぶりとなるドライバーズチャンピオンに輝いた。その後はセバスチャン・オジェ(20年、21年)、カッレ・ロバンペラ(22年、23年)と5年連続でワールドチャンピオンを獲得。2025年にマニュファクチャラーズでは6年連続でチャンピオンに輝き、チャンピオン獲得の通算獲得数は9回となり、今シーズンは歴代1位(10回)のランチアに並ぶチャンスである。
若くして2度のドライバーズチャンピオンに輝いたカッレ・ロバンペラが昨年をもってラリーから引退し、スーパーフォーミュラへの転向を決断。代わって2025年のWRC2チャンピオン、オリバー・ソルベルグがレギュラーに加わる。2025年に4年ぶりのWRC王者となったセバスチャン・オジェをはじめ、トヨタが抱えるドライバーたちのラインナップはまさにラリー界の「銀河系集団」といえるだろう。