カッレ・ロバンペラ

KALLE ROVANPERA

プロフィール

チーム
TOYOTA Gazoo Racing WRC
生年月日
2000/10/1
年齢
25歳
出身地
フィンランド
コ・ドライバー
ヨンネ・ハルトゥッネン

コメント

経験則が結果に繋がり30代でようやく大成するドライバーも多いラリーの世界で、次々と最年少記録を更新していった若きスター。しかし、その引退も驚くべき早期だった。

WRCでは19歳でWRC2の史上最年少チャンピオンに輝き、史上最年少表彰台記録を樹立。2021年、20歳の時にラリーエストニアで史上最年少優勝を達成すると、2022年には22歳と1日で史上最年少ワールドチャンピオンに輝いた。また翌年の連覇も史上最年少の記録だ。

6歳からドライビングを始めたというカッレ・ロバンペラはかつてプジョーや三菱でWRCドライバーとして活躍したハリ・ロベンペラを父に持つ。ラリーでは父の姿を見て育ち、恵まれた英才教育の環境で幼い頃から才能を開花させる二世ドライバーは数多く存在するが、その成長スピードがデジタルネイティブの今の世代ならではだ。

そんな彼は若くして2度のワールドチャンピオンに輝き、2024年は自分自身の心身をリフレッシュさせるためにスポット参戦を希望。ポルシェカレラカップに参戦するなどサーキットレースに出場し、優勝。今季はWRCにフル参戦復帰を果たし3勝をマークしているが、10月に入って突如WRCからの引退を発表。2026年からは日本でスーパーフォーミュラのドライバーに転向するという世界が仰天するニュースが届けられた。

来年も日本で走る姿は違う形で見られるが、ラリードライバーとしてのロバンペラを見ることができるのは今年のラリージャパンが最後となる。ベストリザルトは3位止まりになっているラリージャパンでの初優勝が期待される。



メンバー

ラリージャパン2025 ドライバー紹介