ブエルタ・ア・エスパーニャ2021

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ウンケラ>ラゴス・デ・コバドンガ

185.8km
9月1日(水)午後7:00 - 深夜1:15
/J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
大会屈指の伝説峠コバドンガ

コースの特徴

第17ステージ

9月に突入し、2021年ブエルタも残すは5日。マイヨ・ロホを巡る争いも、いよいよラストスパートが始まる。まずは超級山頂フィニッシュ2連戦にして、2日連続のクイーンステージ。1日目のこの日は、大会屈指の伝説峠、コバドンガが熾烈な戦いを待ち受ける。

カンタブリア海にほど近いウンケラから、アストゥリアスの名峰へと続く185.8km。コース上には4つの上りがほぼ等間隔に並ぶ。つまり激しい上り下りと、比較的長めの谷間が、繰り返される。

コバドンガ突入前に、選手たちにはとてつもなく大きな試練をかいくぐらねばならない。しかも2度。つまり2番目と3番目の上り……1級ラ・コリャダ・リョメナの二重登坂だ。地元メディアが「新たな宝石」や「拷問」と表現するこの山は、登坂距離7.6km、平均勾配は9.3%。麓から山頂までほぼ勾配が緩むことはなく、しかも中盤2km強に渡って、11%超の激坂ゾーンが続く。

2度目の山頂通過時にボーナスタイムを争った後は、一旦25kmの長いダウンヒル。下りきった先で、おなじみカンガス・デ・オニスのローマ橋の脇を駆け抜けたら、いざコバドンガへ。

山頂に2つの「ラゴス」、つまり「湖」を抱く超級コバドンガの山道は、全長12.5km。平均勾配の6.9%は……まるでこの山に立ち込める濃霧のように、めくらましの数字に過ぎない。なにしろ山の上部に点在する平地&下りの通算3kmを抜くと、最終8kmの上り部分は平均10%を超える。フィニッシュ手前2.5kmには、最大20%ゾーンも待っている!

文:宮本あさか

MAP




      
Difference in height
高低差図
第17ステージ
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
38KM/H 36KM/H 34KM/H 38KM/H 36KM/H 34KM/H
0km地点 スタート地点 12:21 12:21 12:21 19:21 19:21 19:21
37.3km地点 3級山岳 13:19 13:23 13:26 20:19 20:23 20:26
87.9km地点 1級山岳 14:39 14:47 14:56 21:39 21:47 21:56
129.6km地点 1級山岳 15:45 15:57 16:09 22:45 22:57 23:09
163.5km地点 中間スプリント 16:39 16:53 17:09 23:39 23:53 0:09
185.8km地点 ゴール地点
超級山岳
17:14 17:30 17:48 0:14 0:30 0:48

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