会社情報
株式会社ジェイ・スポーツ 2018年度 第3回 番組審議会 議事録
開催年月日 | 2018年12月7日(金) 16:00-17:30 |
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開催場所 | 株式会社ジェイ・スポーツ内 会議室 |
委員総数 | 9名 |
出席委員数 | 5名 |
放送事業者側 出席者氏名 |
砂川浩慶(委員長)、天野昭、稲垣純一、奥律哉、平松純子 |
放送事業者側 出席者氏名 |
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事務局担当者氏名 |
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議題
「ドキュメンタリー ~The REAL~ バドミントン 桃田賢斗 “未来へ”感謝の一球」
番組説明
◆「ドキュメンタリー ~The REAL~」について
毎月、海外スポーツドキュメンタリーや、自社制作したオリジナル番組まで、スポーツ中継だけでは伝わらないスポーツの真実をお伝えしています。
ドキュメンタリー「The REAL」の放送を通じて、J SPORTS視聴者がスポーツの新しい魅力を発見し、そして「スポーツが生み出す様々な感動と力」を感じ、視聴者それぞれのライフスタイルにフィードバックしてもらえればと考えています。
審議番組
◆ドキュメンタリー ~The REAL~ バドミントン 桃田賢斗 “未来へ”感謝の一球
多くの関係者を巻き込み日本バドミントン界を揺るがした大事件は、 リオ五輪直前の社会に大きな衝撃をあたえた。 あれから2年。桃田賢斗は、無期限の出場停止処分を乗り越え復活を果たす。
番組は桃田賢斗の2年間を、リオ五輪繰り上げ出場となった佐々木翔をはじめ、当事者たちの証言で綴る。 そこから見えてきたのはバドミントンの未来だ。
企画意図
2016年、リオ五輪を間近に控えたあの日、日本バドミントン界を震撼させる事件が発覚しました。
違法賭博―。
日本バドミントン界をけん引してきた選手が起こした不祥事。リオ五輪出場枠を獲得し、メダル獲得の期待が高かった桃田賢斗選手もこの不祥事の当事者でした。
それから2年後、2018年―。
桃田選手は、無期限の出場停止処分を約1年間で解かれ国内外の試合で徐々に戦績を取り戻していきました。そして、日本でバドミントンをする誰もが憧れる夢の舞台でチャンピオンとなりました。現在、世界ランキング1位をキープし、国内外問わず応援される憧れの選手となりました。
日本バドミントン界は今、新たなフェーズに入りました。ちょうど現在の日本代表選手がジュニアのころに育成に力を入れ始め、その成果が実ってきた時期の不祥事でした。“強いだけではいけない―”。真の日本代表とは何か、一度きちんと向き合ったバドミントン界の“未来”について「桃田賢斗」という選手を通じて、今伝えていきたいと思いました。
◆出演者
・桃田 賢斗(ももた けんと)
1994年香川県生まれ。バドミントンを始めたのは小学1年生のころ。中学から強豪の福島県富岡町の中学校にバドミントン留学。中学3年生時に全国中学校バドミントン大会で優勝。その後、高校3年時にはインターハイ男子シングルス優勝、世界ジュニア選手権で日本勢初めてとなるジュニア世界一に輝いた。現在はNTT東日本所属。日本A代表に選出され、2018年11月現在世界ランキング1位。
・佐々木 翔(ささき しょう)
1982年北海道生まれ。幼いころからバドミントンをはじめ、ジュニア時代から各年代でトップの戦績を残した。2011年以降、国際大会で数々の優秀な成績を収め、2011年11月3日発表の世界ランキングでは歴代日本男子シングルス最高位の6位となった。
翌年、ロンドン五輪では男子シングルスに出場しベスト8進出という日本人初の快挙を成し遂げた。リオ五輪では桃田選手に代わり繰り上げ出場。決勝トーナメントには進出できなかったものの2大会連続で五輪出場の機会を得た。2016年に引退。現在は北都銀行のコーチを務める。
編成概要
初回放送:J SPORTS 3
再放送:J SPORTS 1、J SPORTS 3、J SPORTS 4
◆番組尺
60分
◆放送日程
2018年10月26日(金)23:00-~24:00【J SPORTS 3】(初回放送)他
チャンネル | 放送日 | 開始時刻 | 終了時刻 | 尺(分) | 初回 |
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J SPORTS 3 | 18/10/26 (金) | 23:00 | 24:00:00 | 60 | 〇 |
J SPORTS 1 | 18/10/29 (月) | 14:00 | 15:00 | 60 | |
J SPORTS 4 | 18/10/29 (月) | 20:00 | 21:00 | 60 | |
J SPORTS 4 | 18/10/31 (水) | 15:00 | 16:00 | 60 |
審議内容
番組審議委員より
良かった点
- J SPORTSがこれまで築いてきた選手・団体との信頼関係があるからこそ可能となった、番組内容の掘り下げ
- 番組を通じ、クライシスマネジメントやコンプライアンスの重要性を各方面に訴えかけられている
改善すべき点
- 時間軸が明確でないため番組の流れが分かりにくい
- 視聴者へ伝えたいテーマが絞り込めていない感がある
番組審議会を受けての改善案
- コメントやアーカイブ映像の時間軸をわかりやすいようにする
- 企画段階でのテーマの絞り込みを重視す
- 番組全体の流れとシーンのつなぎを工夫する
以上