ランディ・アロザレナ

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ランディ・アロザレナ
Randy Arozarena
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所属
シアトル・マリナーズ
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ポジション
外野手
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生年月日
1995年2月28日
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身長/体重
180cm/84kg
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投打
右投右打
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出身
キューバ
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年俸
1130万ドル(約17億円)
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主なタイトル・表彰
リーグチャンピオンシップシリーズMVP:1回(2020年)
ベーブ・ルース賞:1回(2020年)
新人王(2021年) -
2024年成績
- 打率
- .219
- 本塁打
- 20
- 打点
- 60
- 盗塁
- 20
ポストシーズンの大爆発で覚醒したキューバ出身のスター
20歳でメキシコへ亡命した後、メキシコリーグでプロとしてデビューすると、2016年にセントルイス・カージナルスとマイナー契約し、渡米。2019年にMLBデビューを果たすと、2020年にトレードで移籍したレイズで一気にその才能を開花させる。
特に2020年のポストシーズンは20試合に出場し、打率.377、10本塁打、14打点、1.273 OPSと、超弩級の活躍を見せ、一躍時の人となる。
このアロサレーナによる単一のポストシーズン10本塁打及び、27安打はMLB新記録であり、アメリカンリーグ優勝決定シリーズでは史上初めて新人野手としてシリーズMVPに選ばれるなど、レイズのワールドシリーズ進出の原動力となった。
既に結果を残したものの、ルーキーの資格を持ったまま臨んだ2021年は、141試合に出場し、打率.274、20本塁打、69打点、20盗塁と、シーズンを通して質の高いプレーを継続させると、開幕前の下馬評通りシーズンオフには、アメリカンリーグの新人王に輝いた。
引き続き、チームの主力として153試合に出場した2022年は、打率.269、20本塁打、41二塁打(ア・リーグ5位)、89打点、32盗塁(ア・リーグ3位)の成績を残した。 魅力は身長180cmと、やや小柄ながら柵越えを連発するパワーと、センター方向や逆方向へも本塁打を打てる打撃技術の高さを持ち合わせている。
メキシコ代表として出場した2023年のWBCでは、打率.450、1.507 OPSと大暴れし、チームのベスト4入りに貢献した。結果的に敗れはしたが、準決勝の日本戦で見せた、岡本和真のホームランを阻止するジャンピングキャッチの美技は、記憶に新しい。
2024年シーズンはレイズの一員として開幕を迎えるも、夏場のトレードでマリナーズへと移籍。結局、この年はレギュラーシーズンを通じてキャリアハイの154試合に出場するも、20本塁打、60打点、打率.219、OPS.720と不本意な成績に終わった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算