アレク・マノア

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アレク・マノア
Alek Manoah
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所属
トロント・ブルージェイズ
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ポジション
投手
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生年月日
1998年1月9日
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身長/体重
198cm/129kg
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投打
右投右打
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出身
フロリダ州
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年俸
220万ドル(約3.3億円)
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2024年成績
- 投球回
- 24.1
- 勝敗
- 1勝2敗
- 奪三振
- 26
- 防御率
- 3.70
完全復活を期す天才肌の若き大型右腕
最速90マイル台後半のフォーシーム、そしてともに変化が40cm越えのシンカーと、スライダーをバランス良く投げ分け、これに時折チェンジアップを織り交ぜ打者を幻惑させる。
出身はフロリダ州マイアミ。キューバ系アメリカ人で、ウエストバージニア大学へ進学後、2019年のMLBドラフト1巡目、全体11位でブルージェイズに指名されプロ入り。
2021年5月のヤンキース戦に先発登板してMLBデビューを果たすと、先発ローテーションに定着し、最終的にルーキーシーズンは20試合に先発し、9勝2敗、防御率3.22、被打率.198と、堂々たる数字を残し、大器の片鱗をうかがわせた。
そして、迎えた2022年シーズンは開幕から4連勝するなど好調を維持し、夏場には自身初のオールスターゲーム選出を果たすと、最終的には31試合に先発登板。
結果、196.2回を投げ、16勝(リーグ3位)7敗、防御率2.24(リーグ3位)、WHIP 0.99(リーグ4位)、被打率.202(リーグ5位)、25クオリティ・スタート(リーグ2位)と圧巻のパフォーマンスでチームのポストシーズン進出に貢献。
押しも押されもせぬトロントのエースへと変貌を遂げ、シーズン後のサイ・ヤング賞投票では、ア・リーグ3位に入った。
しかし、さらなる飛躍を目指して迎えた2023年は思いもよらない展開に。シーズン序盤から大スランプに陥り、開幕から先発した13試合の防御率を6.36とした6月上旬にマイナー落ちの憂き目に。
その後、7月に一旦メジャー復帰を果たすも、8月に再びマイナーへ降格すると、そのままメジャー昇格を果たすことなく、3勝9敗、防御率5.87と完全に期待はずれのままメジャーでの3シーズン目を終えた。
バウンスバックを期した2024年は、5月5日のナショナルズ戦でメジャー復帰を果たすと、5試合に先発登板し、防御率3.70、被打率.189、与四球率2.96、WHIP 1.03とまずまずのパフォーマンスを見せるも、6月に右肘を痛め、トミー・ジョン手術を受けてシーズン終了となった。復帰は2025年8月頃の見込みとなっている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算