森　唯斗

もり　ゆいと

『福岡の絶対的守護神』が横浜でもうひと花

福岡で絶対的守護神として君臨した右腕。セ・リーグ1年目となった昨季は、先発とリリーフ両面で起用されたが、防御率7.52と不本意な結果に終わった。

海部高校では甲子園出場がなく、卒業後は当時クラブチームだった、三菱自動車倉敷オーシャンズに入部。補強選手として都市対抗に出場した。2013年にドラフト2位で入団した福岡ソフトバンクでは、1年目から58試合に登板し、以降は2020年まで、7年連続50試合以上登板を記録した。

2018年にはNPB新記録となる7試合連続セーブを達成するなど、自己最多の66試合に登板し、37セーブで最多セーブのタイトルを獲得。日本シリーズでも3セーブを挙げて胴上げ投手に。

また、シーズン35セーブの2019年は、日本シリーズでは4連投で胴上げ投手。さらにNPB史上6人目となる通算100セーブ、100ホールドを記録した2020年は32セーブを記録。日本シリーズでも3年連続胴上げ投手となった。

2021年に左ひじの故障で登板数が減少し、2022年はプロ初先発の試合で勝利に貢献したが、先発では結果を残せなかった。

移籍1年目の昨季は、シーズン初登板で1イニング7失点と屈辱の投球。リリーフで10試合、先発で4試合に登板したが、いずれも結果を残すことができなかった。今季は中継ぎ一本で復活を目指す。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

いつでもどこでも視聴できる！

※配信コンテンツは放送番組とは異なります。配信予定をご確認ください