神里　和毅

かみざと　かずき

背水の陣で今季にかけるイケメン外野手

走攻守で高いポテンシャルを誇る外野手。昨季は自己最少となる25試合の出場に終わり、本塁打、打点はゼロと厳しいシーズンとなった。

糸満高校では3年夏の甲子園に出場。中央大学を経て、社会人野球の日本生命から2017年のドラフト2位で入団した。1年目から開幕スタメンを果たし、プロ初本塁打は、新人選手では球団2人目となる初回先頭打者本塁打で記録した。

2年目は1番打者として定着し、交流戦でチームトップの打率をマークするなど、123試合に出場して初の規定打席に到達。2020年は規定打席不足ながら、後半戦に調子を上げて自身初の打率3割をマークした。

その後は打撃不振や故障もあり、成績は右肩下がり。2021年は7月に左足首骨挫傷で離脱し、88試合で打率.191。2022年は81試合出場で打率.189。8月末に右肘のクリーニング手術を受けた2023年は64試合出場で打率.163、自身初の本塁打、盗塁ともに0に終わった。

昨季も4月末に昇格した一軍では代走と守備固めが中心で、目立った活躍がなかった。二軍では47試合出場で打率.297をマークしたが、8試合に出場したポストシーズンでも、打席に立ったのは1回だけだった。

不振続きで現役ドラフト候補の声も上がる現状で、今季は生き残りをかけるシーズンになる。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

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