上甲　凌大

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じょうこう　りょうた

難病克服、独立リーグ出身の苦労人が育成で再出発

パンチ力ある打撃が武器の大型捕手。昨季は二軍で49試合に出場したが、打撃不振で育成枠での再出発となった。

宇和島東高校では甲子園出場はなく、高校卒業後に入団した社会人野球の伯和ビクトリーズで難病の『バセドウ病』を発症。5カ月間の治療とリハビリを経て、復帰を果たした2021年の都市対抗野球では、2打席連続本塁打を放った。

2022年は四国アイランドリーグplusの愛媛でプレーし、リーグ最多タイの29盗塁刺を記録した。2022年の育成ドラフト1位で入団し、1年目から二軍で7月中旬までに打率.286、3本塁打、15打点を記録して支配下登録を勝ち取った。

一軍昇格を目指した2024年は、二軍で打率.205、0本塁打と不振で育成契約に逆戻り。今季は打撃を磨き直して再び支配下登録を目指す。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

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