岩田　将貴

いわた　まさき

トルネード投法の変則サイド左腕

変則フォームからの鋭いスライダーが武器の救援左腕。阪神に所属した昨季はファームで結果を残したが、一軍昇格は果たせず、オフに戦力外となり移籍した。

九州産業大学付属九州高校では2年春のセンバツに出場し、初戦に先発して8回2失点と好投したが、敗戦投手となった。九州産業大学では2年春にリーグ最多の7勝、防御率1.44の好成績でMVPを獲得したが、左肘を痛めて2度の手術を受けた。

4年秋のリーグ戦で復帰して胴上げ投手となり、九州大学選手権の決勝戦でも、僅差の展開で終盤の好リリーフで優勝に貢献した。大学卒業時の2020年に、育成ドラフト1位で阪神に指名されてプロ入り。

1年目からウエスタン・リーグで8試合に登板し、2年目の2022年はオープン戦から一軍に帯同。支配下登録はならなかったが、二軍で10試合連続無失点など、30試合に登板して2勝1敗、防御率2.08の好成績でシーズン途中に支配下登録された。

昨季まで、2年連続で二軍では40試合以上の登板数を記録したが、一軍登板を果たすことなく戦力外となった。

現役ドラフトで加入した浜地真澄は同年齢で、高校2年時には夏の福岡県大会で本塁打を打たれた因縁の相手だったが、再び同僚となるベイスターズでは一軍での共闘が期待される。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

いつでもどこでも視聴できる！

※配信コンテンツは放送番組とは異なります。配信予定をご確認ください