石田　裕太郎

いしだ　ゆうたろう

先発ローテ入り目指す『右の石田』

多彩な変化球を駆使した緩急と制球力で勝負する先発右腕。ルーキーイヤーの昨季は、6月の一軍昇格から12試合で先発を任されて4勝をマークした。

横浜市出身で、幼少期からベイスターズファンとして横浜スタジアムで観戦していたハマっ子。高校は静岡県の静清高校に進学したが、甲子園出場はなかった。

中央大学では、2年秋のリーグ戦で2完封をマークするなど、防御率1.11で最優秀防御率賞を受賞。同期の西館勇陽（巨人）らとともにチームをけん引し、リーグ通算50試合登板で7勝10敗、防御率2.58、209回で170奪三振を記録した。

大学では1年時に4年生の牧秀悟、2学年上に古賀悠斗（埼玉西武）、1学年上には森下翔太（阪神）らが在籍しており、高いレベルの中で自らを磨いた。

ドラフト5位で入団したベイスターズでは、交流戦の福岡ソフトバンク戦で一軍デビューを果たし、初登板初先発初勝利を記録。次戦の埼玉西武戦ではプロ初完封勝利を挙げるなど、デビューから3戦3勝、登板7試合で4勝負けなしの活躍を見せた。

8月中旬以降は5試合で勝ち星なしの3敗とプロの洗礼を浴び、ポストシーズンの登板はなかった。今季の目標は開幕一軍から1年間、先発ローテを守ることだ。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

いつでもどこでも視聴できる！

※配信コンテンツは放送番組とは異なります。配信予定をご確認ください