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初タイトル獲得で「史上最強の助っ人」へ

驚異的なパワーで本塁打を量産するスラッガー。昨季は来日5年目で初めて規定打席に到達してタイトルホルダーになった。

4年間で通算33本塁打のMLB時代は、ヤンキースで同日のメジャーデビューとなったアーロン・ジャッジとともに、初打席初本塁打を記録。

来日1年目の2020年は65試合で20本塁打を放った。2021年は横浜スタジアムでOPS1.202と脅威的な数字を残し、シーズンでは28本塁打、74打点をマーク。アメリカ代表として出場した東京五輪でも打率.417、2本塁打、7打点でチームの銀メダル獲得に貢献した。

2022年4月にアメリカで右肘手術を行い、8月に一軍復帰を果たしたが打率.156、1本塁打と低迷。2度目の手術から復帰した2023年も、22試合出場で本塁打はなく、右肩鎖骨を痛めてシーズン終盤にはまたも手術となった。

内野手登録となった2024年は故障離脱もあったが、期間を最小限にとどめて自身初の規定打席に到達。特に8月以降は打率.333、10本塁打、31打点と爆発し、最終的に打率.316で自身初タイトルとなる首位打者に輝いた。

ポストシーズンでも3本塁打を放ち、日本シリーズではOPS1.295の活躍でチームの日本一に貢献した。契約延長オプションを行使して残留となったが、ケガさえなければ三冠王も期待できる頼れる助っ人だ。

TEXT by 大久保泰伸
データ提供：データスタジアム

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