ワーナー・ディアンズ

Warner Dearns

ワーナー・ディアンズ
  • 生年月日

    2002年4月11日

  • 出身

    ニュージーランド

  • 所属

    東芝ブレイブルーパス東京

  • ポジション

    LO(ロック)

  • 身長/体重

    202cm/124kg

  • 主な経歴

    流通経済大学付属柏高校

  • 日本代表キャップ

    11 ※2023年ワールドカップ日本代表
    ※2023年12月1日時点

  • SNS

    X(旧Twitter) :@warner_dearns
    Instagram :@warner.dearns

COMMENT

21歳でワールドカップに出場。身長202cmの若きロック

ニュージーランドで4歳のときラグビーを始めたが、長身のため、どちらかというとバスケットボールを熱心にプレーしていたという。NECのS&Cコーチだった父親と一緒に中学校2年時に来日し、あびこラグビースクール時代は千葉県選抜にも選出された。

流通経済大学付属柏校に進学し、2年時はLO(ロック)として大会史上最高身長選手として花園に出場した。3年時はスピードと運動量が買われてバックローとしてもプレーし、チームの2年連続花園ベスト8入りに貢献し、大会優秀選手に選ばれた。

高校時代はニュージーランドに戻り「オールブラックス」こと、ニュージーランド代表になることも夢見ていたが、高校卒業後は大学には進学せず、同じニュージーランド出身で憧れのリーチ マイケルのいる東芝に入団し、日本代表を目指すことを決めた。

東芝に入ってからすでに体重は10kg増えて122kgとなり、身長は1cm増えて202cmになったという。2021年秋、リーグワンデビュー前の19歳でNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)に呼ばれ、日本代表合宿に参加。欧州遠征の出発直前にケガ人が出たため、日本代表に名を連ね、ポルトガル代表戦で途中出場し初キャップを獲得した。

ルーキーイヤーとなったリーグワン初年度は、シーズン序盤に出場停止処分となったが、それでも15試合に先発出場、ラインアウトの要としてチームのセットプレーに大きく貢献した。出場停止処分の影響があり新人賞に選ばれることはなかったが、他のチームのLOとも遜色ないプレーを見せて、新人賞に値する活躍を見せた。

2022年夏の日本代表では先発2試合を含む3試合に出場し、秋もテストマッチ3試合に先発。オールブラックス相手にトライを取るなど、さらに大きく成長。リーグワンでも、2022-23シーズンは15試合に先発し、初の「ベスト15」にも選出された。

2023年の夏はケガが重なり、試合に出場することはできなかったが、ワールドカップスコッドに滑り込み、控えから4試合に出場した。尊敬するのは、神戸製鋼でもプレーしたオールブラックスのLOブロディ・レタリック。彼のような世界レベルのLOとなるべく、今季もリーグワンで研鑽を積む。

◆身長185cmの母ターニャさんは、ネットボールのニュージーランド代表選手で、代表チームでコーチも務めていたため、今でもメディアに「息子にはオールブラックスになってほしい」と話している。日本語はめきめき上達し、来日してから書道も始めて、「書の甲子園」と呼ばれる国際高校生選抜書展で秀作賞を受賞した(現在、書道はやっていないそう)。去年4月、お酒が飲める20歳となった。好きなビールはサッポロビールの「黒ラベル」だ。

TEXT by 斉藤健仁

QUESTION

  • Q

    ニックネーム(もしくはこう呼んでほしい)

    ワーナー

  • Q

    試合前に必ずすること

    音楽を聴きながらストレッチ

  • Q

    ラグビーを始めたきっかけ

    父の影響

  • Q

    今のポジションを始めたきっかけ

    身長

  • Q

    所属チームの魅力は?

    フィジカルなフォワード陣とエキサイティングなバックス

  • Q

    チームの●●な人といえば?(●●は「ムードメーカー」「おしゃれ番長」など…)

    リーダーはリーチ マイケル

  • Q

    仲の良いラグビー選手を教えてください(他チームも含め)

    東芝の選手、そしてブレイブ・ブロッサムズの選手全員

  • Q

    出身地の自慢(観光地、食事、偉人など)

    ホークスベイ産ワイン

STATS

※「情報」と表示されている場合、選択すると詳細を見ることができます。

データ提供:

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