豊田自動織機シャトルズ愛知

ディビジョン2

チーム情報スタッツスケジュール動画メンバー

INFORMATION

チーム情報

UNIFORM

ファーストジャージ

セカンドジャージ

呼称

豊田自動織機シャトルズ愛知
ホストエリア

愛知県
公式SNS

公式サイトはこちら

着実に強化され、ディビジョン1昇格を狙う

かつて7シーズン、トップリーグに在籍した「豊田自動織機シャトルズ」。リーグワン参入にあたり、愛知県全体をホストエリアとし「豊田自動織機シャトルズ愛知」というチーム名となった。

シャトルは豊田自動織機の社祖・豊田佐吉が、1924年に発明した「G型自動織機」に用いられた、よこ糸を通す部品に由来している。シャトルがたて糸の間によこ糸を通し、美しい布を織り上げることから、たて糸を選手、よこ糸をチームの絆・結束に見立て、選手同士が強い絆によって結ばれているイメージから、チーム名は「シャトルズ」となった。

ラグビースクールや高校への普及活動、地域活動などを積極的に行っており、愛知県に愛されるチームを目指している。ホストスタジアムは『パロマ瑞穂ラグビー場』などを使用する。

リーグワンでは、ディビジョン3からのスタートとなったが、一昨季、リーグ戦、順位決定戦ともに全勝で駆け抜け、1年でディビジョン2に昇格。だが、昨季は3位で入替戦を戦ったが、ディビジョン1で10位の三菱重工相模原ダイナボアーズに連敗して、昇格することは叶わなかった。

今季も2019年から指導する徳野洋一HC（ヘッドコーチ）が指揮を執り、元サモア代表でOBでもあるトゥシ・ピシらが、アシスタントコーチを務める指導体制に大きな変化はない。

リーダー陣は一新され、FL（フランカー）金隆生と、イングランド代表経験のあるFL／LO（ロック）ジェームズ・ガスケルの2人が共同主将に、副将にはSH（スクラムハーフ）末拓実、FL／NO8（ナンバーエイト）タリフォロフォラ・タンギパの2人が就いた。

他にもFW（フォワード）にはPR（プロップ）山口知貴、深村亮太、HO（フッカー）村川浩喜、LO／FL中村大志、FL／LO由良祥一がいる。また、BK（バックス）にはSH湯本睦、藤原恵太、SO（スタンドオフ）清水晶大、CTB（センター）市川敬太、CTB／WTB（ウィング）／FB（フルバック）ケレビジョシュア、CTB／WTB齊藤大朗、WTBには久保直人、中野豪、FB（フルバック）鈴木匠らがいる。

他チームからはPRイエレミア・マタエナ（花園近鉄ライナーズ）、FL粥塚諒（コベルコ神戸スティーラーズ）、FLカヴァイア・タギヴェタウア（NECグリーンロケッツ東葛）、WTBチャンス・ペニ（日野レッドドルフィンズ）が加入。

さらにワールドカップのサモア代表で、以前もチームに在籍していたLO／FL／NO8タレニ・セウ（ワラターズ）、元イングランド代表でトップリーグ時代にプレーしたSOフレディー・バーンズ（ハイランダーズ）が入った。

また、新人としてPR／LO／FLアピサロメ・ボギドラウ（流通経済大学）、LO／FLナイバルワガセタ（天理大学）、SH岡本泰斉（帝京大学）、CTB土居大吾（流通経済大学）、CTB戸野部謙（大東文化大学）、WTBヴィリアミ・スワワ（拓殖大学）、さらに東海大学大阪仰星高校から、SH／WTB高島來亜、SO松田知恩の2人も加わっている。

もともと実績のあるチームで、さらに積極的な補強で強化を進めており、着実に力を付けてきた。今季はディビジョン2で優勝を目指し、ディビジョン1昇格を狙う。

TEXT:斉藤健仁