※2022年　シェーン・ゲイツ

日本代表選手紹介

シェーン・ゲイツ

Shane GATES

生年月日

1992年9月27日
出身

南アフリカ
所属

浦安D-Rocks
ポジション

CTB（センター）
身長/体重

183cm／95kg
主な経歴

ミューアカレッジボーイズ高校→キングス
日本代表キャップ

4
※2022年8月31日時点
ツイッター / インスタグラム

@shane_gates12 /
@Shanegates12

突破力を武器とする南アフリカ出身のCTB

5歳でラグビーを始め、10代の頃は地域の代表に選ばれるなど将来を嘱望される逸材だった。ブルズに憧れていたが、父の勧めでキングスに加入した。キングスでは、2013年にスーパーラグビーデビューを果たし、キャプテンを務めたこともあった。

だがその後、キングスの経営状態が悪化したことで、ラグビー選手としてのキャリアを考えて、2016年のシーズン終了直後に来日、NTTコミュニケーションズに入団。2017年シーズンはトップリーグで7トライを挙げる決定力を見せ、チーム内のMVPにも輝いた。

2018年もチームの主力として活躍し、2018年8月には15人制日本代表候補合宿にも参加した。2019年ワールドカップ出場を念頭に、2019年はサンウルブズで再びスーパーラグビーに参戦し、開幕から3試合連続で先発出場。だが、第3節で右脚を骨折してしまい、ワールドカップ出場は叶わなかった。それでも日本代表入りを諦めず、2020年のコロナ禍も日本で過ごして時を待った。

長いリハビリの末、2021年シーズンのトップリーグ第3節で戦列復帰。6試合に出場し3トライを挙げ、初の日本代表に選ばれ、2021年7月のアイルランド代表戦では後半から出場しうれしい初キャップとなった。秋の日本合宿にも参加したが、遠征には参加できなかった。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安では、ロブ・ペニー監督が「ワールドクラスの選手」と高く評価し、リーグワン初年度はキャプテンに就任。10試合の先発を含む、11試合に出場してチームを牽引した。今年の夏はNDS（ナショナル・デベロップメント・スコッド）からスタートし、ウルグアイ代表の初戦に先発。その後、日本代表に追加招集され、フランス代表との2試合にもメンバー入りした。フィジカルに長けたCTBで、タックルはもちろん、ボールキャリーも強く、決定力もある。謙虚でチームのために汗を流す努力家でもある。身体を張ったプレーで代表定着を狙う。

◆父はアイルランド、母はスコットランドにルーツを持つ。兄が1人いる。趣味はプレイステーションでゲームをすることで、シューティングゲームがお気に入りだ。日本食はなんでも好きだが、特に寿司が好物で、納豆は苦手。背中に「七転び八起き」のタトゥーを入れている。ガールフレンドはディズニーランドの白雪姫を演じていたダンサーだ。

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU