セル ホゼ
NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)選手紹介
セル ホゼ
Jose SERU
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生年月日
1991年2月9日
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出身
フィジー
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所属
花園近鉄ライナーズ
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ポジション
FL(フランカー)
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身長/体重
197cm/107kg
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主な経歴
マヌカウ工科大学→北海道バーバリアンズ
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日本代表キャップ
0
※2022年6月1日時点
東京五輪に出場。空中戦とオフロードパスが武器のバックロー
フィジーではインド系の高校に通っていたため、ラグビー部がなくサッカーをしていたという。17歳でラグビーを始め、その後、奨学金を得て、ニュージーランドのオークランドへ留学した。マヌカウ工科大学を卒業後、ITM杯や地元のクラブで2年ほどプレーした後、フィジーに戻って、フィジーの地方レベルのラグビーをプレーし、その時に北海道バーバリアンズで、ゲストプレイヤーとして呼ばれて1週間プレーした。
一度、ニュージーランドに戻ったが、プレーぶりが評価されたこともあり、再び来日して北海道バーバリアンズに加入した。そして、セブンズの日本代表に選ばれて2018年、セブンズのワールドカップに出場。2020年に日本国籍を取得。近鉄へ移籍した。2021年はセブンズに専念し、東京オリンピックに日本代表として出場した。
リーグワンのディビジョン2では順位決定戦を含む8試合に出場し、3トライを挙げて、チームのディビジョン1昇格に貢献し、今春、15人制で初めて日本代表候補に選ばれた。フィジカルと197cmの身長を武器に、キックオフやラインアウトキャッチも上手い。もちろん、フィジー出身選手としてオフロードパスも得意だ。7人制のワールドカップ、オリンピックに続いて、15人制のワールドカップ出場を狙う。
◆北海道バーバリアンズ→近鉄と同じルートを歩んでいるトゥキリ ロテを尊敬しているという。高校はラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)と同じデラセラカレッジだった。妻と娘は現在アメリカに住んでいる。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU