SUPER GTとは?
シャシーとエンジン
バブルと呼ばれた1990年代には、Tカーと呼ばれるスペアカーの登録が、あらゆるレースで許されていたが、現代のSUPER GTにおいてはシャシーやエンジンの交換は自由に許されない。
特にシャシーに関しては、原則シーズン中の交換は不可。激しいクラッシュによって著しい損傷を負い、交換しなくてはならない場合は次のレース中に、ピットでのペナルティストップ5秒が課せられる。ただし、接触によるものであったり、コース上のデブリを踏んで生じたものであったりする、不可抗力の場合はこの限りではない。なお、シャシー交換とは、ロールケージを含むモノコック交換と同義とされる。
エンジンに関してもシーズンを通じ、使用できるのは2機まで。ならば、一方のエンジンが不調だから交換して、リペアしてまた使おうと考えがちだが、エンジンはあらかじめ封印されているため、交換した時点で封印は外されて再使用できなくなる。理想は、しっかりマネージメントして、一戦でも多くのレースで使うこと。それでも壊れて規定で定められた2機を使い切った場合は、3機目の投入が可能ながら、やはり次のレースでペナルティストップ5秒が課せられる。ちなみに、シャシー、エンジン同時に交換の場合は10秒となる。
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