コロラド・ロッキーズ(ナショナルリーグ西地区) チーム紹介
コロラド・ロッキーズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1993年
- 監督
- バド・ブラック
- スタジアム
- クアーズ・フィールド(1995年開場)
- 収容人員
- 5万0144人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝0回
リーグ優勝1回
地区優勝0回
- 過去在籍した日本人選手
- マック鈴木、吉井理人、松井稼頭央
- 過去5年間の順位
-
- 2023年
- 西地区5位
- 2022年
- 西地区5位
- 2021年
- 西地区4位
- 2020年
- 西地区4位
- 2019年
- 西地区4位
球団創設は1993年。同年のMLBエクスパンションで、マーリンズとともにナショナル・リーグに参入。球団名は言うまでもなく、デンバーから望めるロッキー山脈に由来。また、チームカラーの紫は、愛国歌「ビューティフル・ザ・アメリカ」の歌詞の一節に由来している。
その31年の球団史で地区優勝は1度もなく、勝ち越しも9シーズンのみだが、ワイルドカードでのポストシーズン進出は5回あり、2007年にはディビジョンシリーズとチャンピオンシップシリーズを連続でスイープしてリーグ優勝を遂げている。しかし、同年のワールドシリーズはあべこべにレッドソックスにスイープされており、MLBで世界一になっていない5球団の1つでもある。
近年は何度目かの低迷期に入っており、2019年以降は一貫して負け越し、地区4位以下を指定席とするなか、2023年は遂に球団史上初の100敗シーズン(59勝103敗)となった。
そんな状況にあっても、この冬は静かなオフシーズンを過ごし、目につく補強はトレードで獲得した先発右腕のカル・クワントリルのみと至って地味。2024年は、昨季大器の片鱗を見せはじめたノーラン・ジョーンズや、エセキエル・トーバーと言った若手選手のさらなる躍進に眼を細めることで満足すべきシーズンとなりそうだ。
1995年開場の本拠地クアーズ・フィールドは、海抜1マイル(約1600m)のデンバーにあり、打球が良く飛ぶため、打者に著しく有利。実際、ロッキーズの歴代選手には首位打者やシルバースラッガー賞受賞者が多い。
また、フィールドが広いため、本塁打のみならず単打、二塁打、三塁打の出やすさもメジャートップクラスであり、気圧の関係で三振を奪える割合がメジャーで最も低いことから、スタットキャストによる2021年から2023年にかけてのパークファクターは112と、ダントツで打者有利の数値をたたき出している。
球場そのものは新古典様式で美しく、ちょうど海抜1マイルにあたる3階席20列目のみ座席をチームカラーの紫にするなど、お洒落な一面も。また、日本人選手にゆかりのある球場でもあり、2021年には大谷翔平が日本人選手として初めてオールスターゲームのホームランダービーに出場し、その翌日のオールスターゲームで史上初の二刀流先発出場を果たしたほか、2016年にはイチローがメジャー3000本安打を達成している。
注目選手
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