オークランド・アスレチックス(アメリカンリーグ西地区) チーム紹介

オークランド・アスレチックス

TEAM INFORMATION

基本情報

創設
1901年
監督
マーク・コッツェイ
スタジアム
オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム(1966年開場)
収容人員
4万6847人
優勝回数
ワールドシリーズ優勝9回
リーグ優勝15回
地区優勝17回
過去在籍した日本人選手
藪恵壹、岩村明憲、松井秀喜、岡島秀樹、藤浪晋太郎
過去5年間の順位
2023年
西地区5位
2022年
西地区5位
2021年
西地区3位
2020年
西地区優勝 地区シリーズ敗退
2019年
西地区2位 ワイルドカード敗退

球団創設は1901年で、同年に結成されたアメリカン・リーグのオリジナルメンバーである『クラシック・エイト』の1つ。当時はフィラデルフィアに本拠地を置き、黎明期から約半世紀に渡り、名物監督のコニー・マックが指揮を執るなか(マックはその後、オーナー兼監督に)、9度のリーグ優勝、そして5度のワールドシリーズ制覇を遂げた。


その後、1950年代から1960年代にかけてカンザスシティに本拠地を置いた期間を経て、1968年に本拠地をオークランドへと移転。1972年から1974年にかけてワールドシリーズ3連覇を果たした際は、選手の多くが口髭を蓄えていたことから、「マスターシュ・ギャング」と呼ばれた。


1980年後半は、ホセ・カンセコとマーク・マグワイアの2枚看板がチームを牽引し、1988年から1990年にかけてリーグ3連覇を遂げるとともに、1989年には9度目の世界一に輝いた。


球団は1990年代の低迷期を経て、2000年代は「マネーボール」で知られるビリー・ビーンGMによるチーム再建で低予算ながら隆盛を取り戻すと、近年も2018年から3シーズン連続プレーオフ進出を果たしたが、2022年からは2年連続100敗以上と、現在は逆風が吹き荒れている。


2024年シーズンへ向け、このオフは目立った動きを見せておらず、最も目を引いたのがマーク・コッツェイ監督の契約オプションを行使したこと。新戦力もエイブラハム・トロ、ミゲル・アンドゥハー、トレバー・ゴットと、総じて地味。3季連続での100敗回避が現実的な目標と言えそうだ。


オークランドへ移転した1968年から本拠地とするオークランド・コロシアムは、アメリカン・フットボール兼用スタジアムであり(2019年までNFLのオークランド・レイダースが本拠地とするも、レイダースは2020年にラスベガスへ移転)、センター後方にはNFL開催時用だった巨大スタンドがそびえるが、MLBワーストの観客動員数ゆえ、アスレチックス戦開催時はスタンドに幕をかぶせているほか、客席も全体的に年中スカスカな状態となっている。


広大なファウルと、メジャー屈指の本塁打の出にくさにより、スタットキャストによる2021年から2023年にかけてのパークファクターは96と、かなり投手に有利な球場となっている。

注目選手

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