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チーム体制を新たに世界に挑むアルペンスキーの日本代表。シーズンイン直前に今シーズンもJ SPORTSのFIS W杯中継の実況を務める吉田 暁央アナウンサーが若き代表選手たちの本音に迫った。若きSNOW JAPANアルペンスキーヤーの素顔とは?
第6回目は日本のエース大越龍之介選手(東急リゾートサービス)。大きな飛躍を遂げた昨シーズンを糧に目指す、今シーズンのスタイルとは?
ウェンゲンで変わった欧州からの視線
吉田:
先ずは、昨年のウェンゲン(FIS W杯 SL第7戦 19位)から話を聞かなくてはですね。1本目を振り返ってください。
大越:
自分の中でパーフェクトに近くて、その時自分が持っている力と技術を100%出せました。
吉田:
2本目は、途中でリズムが変わるところでヒヤッとしましたが、いかがでしたか。
大越:
1本目が上手くいったので、2本目は一桁を目指そうと欲が出ました。自分が中学生の時に佐々木明さんが一気に一桁に行ったのを思い出して、自分も「一桁に行かなくちゃいけないんだ!」と、100%以上の力を出そうと思ったら…ダメでした。
吉田:
2本目に行った時のメンタル状況を教えてください。安定してポイントを稼ぎにいくのか、それとも「行ったろ!」という思いで上位を狙っていくのか。
大越:
「行ったろ!」一択です(笑)。ポイントを取るとか、コースアウトを考えてしまうとか一切なくて、今以上の力を出さなくては!と思いましたね。
吉田:
我々はどうしても1度出来たことは、2度、3度あるって考えてしまうんですが、ウェンゲンを分析されて良かった点を教えてください。
大越:
得意なコース状況でしたね。自分は硬いコースの方がタイムは出やすいので、硬い雪面のウェンゲンでは行けるなとスタート前から思っていました。
吉田:
ウェンゲン以降、大越選手に対する周囲の目が変わったと聞きましたが。
大越:
自分が契約している欧州メーカー(BLIZZARD、TECNICA)の対応が一気に変わりました。それまではマテリアルチェックの際、自分が板や靴を持っていて「こうして欲しい」と自分からリクエストをしていたのですが、ウェンゲン以降は「オオコシのギアの状況を見たいから持ってきて」と向こうから声をかけて貰えるようになりました(笑)。
吉田:
それだけW杯で2本目に残るって意味があるんですね。
大越:
そうですね。W杯で30番目に残るという意味や重要性を改めて感じました。
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