対抗戦8連覇を目指す絶対的王者の帝京大学は初戦の成蹊大学、青山学院大学、日本体育大学の3連戦をいずれも圧勝。

3連勝と良い流れの中で、闘いの舞台を初戦の成蹊大戦以来となる秩父宮ラグビー場に移し、同じく3連勝の慶應義塾大学との一戦に臨む。

慶応大はFW(フォワード)の力強さとBK(バックス)の仕掛ける力が上手くバランスがとれており、間違いなく一筋縄ではいかない相手になる。特に第2戦目の筑波大学戦では粘り強くフェイズを重ね、最後はFWで押し込むなどFWの強さが一段と目立っていた。

一方、帝京大の開幕3戦を振り返ってみると、HO(フッカー)の呉季依典(4年=京都成章)を中心に、FWのラインアウトモールで得点をいずれの試合も奪っている。

また、相手ボールのスクラムをターンオーバーするプレーも見られるなど、FWの見せ場で圧倒的な力の差を示している。次戦では両大学のFWの争いが試合を盛り上げることは間違いない。

大ケガから復帰を果たした宮上

FWだけだなくBKでも力を示している。対抗戦初戦の成蹊大戦では昨季の夏の菅平合宿で負った大ケガから復帰したWTB(ウィング)宮上廉(3年=佐賀工)が4トライの活躍を見せた。

それに負けじと、1年次からスタメンとして数々の試合で勝利に大きく貢献し、今季がラストイヤーになるFB(フルバック)の竹山晃輝(4年=御所実)。

相手を翻弄とするステップワークと、相手を置き去りにするスピードはもちろん、どこからでも入れることが出来るキックの能力の高さは大学ナンバーワンだ。

また、スリランカで行われていたアジアセブンス大会で日本代表として戦い、優勝に貢献したCTB(センター)の西川虎哲(1年=京都成章)は大会参加のため、これまで対抗戦には出場していないが、これから合流することで帝京大の勢いはさらに強くなるだろう。

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