ジロ・デ・イタリアの終わりに、今年も大どんでん返しが待っていた。2週間かけて築き上げられてきたヒエラルキーが、あっという間にぶち壊された。スペクタクルを演出したのは、大冒険時代を思わせるような未舗装路であり、往年の自転車チャンピオン顔負けのクリス・フルームの伝説的独走だった。

北イタリアで走り出した大会最終週は、サイモン・イェーツの思惑通りに進んでいたはずだった。マリア・ローザを肩に羽織り、連日のように攻め立てたおかげで、3回目の休息日を迎える頃には総合2位トム・デュムランとの差を2分11秒にまで広げていた。第16ステージ、最も恐れていた全長34.2kmの個人タイムトライアルでさえ、自己を超越するような好走を実現させた。アルカンシェルをまとう同種目世界チャンピオンから、わずか1分37秒しか失わなかったのだ。つまりデュムランに56秒差をつけ、イェーツは難関山頂フィニッシュ3連戦へと乗り込んだ。

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