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ラグビー愛好日記


1月21日は、東大阪市の花園ラグビー場に行っていた。第54回日本ラグビーフットボール選手権大会・準決勝を、JSPORTSで解説するためだった。僕は小林深緑郎さんと、第2試合のサントリーサンゴリアス対帝京大学を解説。第1試合のパナソニックワイルドナイツとヤマハ発動機ジュビロの試合は観客席や今回特別に設置された仮設の大型ビジョンのあたりで、うろうろしながら見ていた。

僅差勝負が予想されたのだが、前半はパナソニックが効率よく得点していった。試合前のトスに勝って風下を選択したヤマハだが、序盤は自陣でミスを繰り返していた。ノックオン、ダイレクトタッチなどでパナソニックにチャンスを与えてしまう。10分、スクラムからの展開でブラインドサイドのWTB福岡堅樹がライン参加し、そのままトライ。12分には、ラインアウトから右へ展開した後、左へ振り戻し、SO山沢拓也が防御背後に転がしたキックを自ら確保して前進し、タッチに押し出されそうなところを内にボールを返して、CTB林泰基がトライ、12-0と先行した。トライを取り合って、19-5となった後の35分、CTBリチャード・バックマンからパスを受けたWTB福岡がトライし、38分にもバックマンがトライを追加し、前半を終えてパナソニックが33-7とリードを奪った。

後半はヤマハも田中渉太、伊東力の両WTBがトライを返すなど盛り返したが、前半の失点が大きすぎた。「最初の10分の崩され方が悔やまれる。外のスピードある選手への対策も不十分だった」とヤマハの清宮克幸監督。トップリーグ開幕戦で勝ったパナソニックに敗れ、サントリーへのリベンジもできない。悔しい最終戦となった。一方、パナソニックはLOヒーナン ダニエル、FL西原忠佑、布巻峻介らのハードタックラーが次々にヤマハの突進を押し戻し、機を見てNO8デヴィッド・ポーコックがボールを奪った。ポーコックの存在は、ヤマハの選手達にプレッシャーになったはず。決勝戦でも楽しみな選手だ。

第2試合は、トップリーグ王者に大学王者がチャレンジ。前半は、予想以上に帝京大が健闘し、21-21の同点で折り返す。そのトライも見事なもの。FB尾崎晟也がカウンターアタックから抜け出し、WTB吉田杏につなぎ、タックルを弾き飛ばしてのトライもあり、帝京大の各選手のポテンシャルの高さが光った。サントリーの沢木敬介監督はハーフタイムのコメントで怒りを露わにした。「帝京大学が素晴らしかった。我々は戦い方の前に態度を改善しなくてはいけない。自分達から動こうとしていない。トップリーグ王者として恥ずかしい態度です」。準備段階では、大学だということは気にせず、自分達が掲げてきたインターナショナル・スタンダードを守ろうとしていたのだが、いざ試合が始まると、やはり気持ちは入りきっていなかった。トップリーグのチームと戦う時と同じ気持ちでプレーするのは無理だとはいえ、受けに回り過ぎていたということだろう。

後半はこれを修正し、ディフェンスの圧力でチャンスを作り、モールを押し込んでトライ。その後はボールキャリアーが力強く前に出て、次第にディフェンスを崩していった。それでもサントリーがミスをすれば帝京大が一気に切り返してトライを返す。大学選手権八連覇の王者の底力は凄まじかった。最終的には、54-29とスコアが開いたが、4トライを奪ったのは胸を張っていい健闘だ。

「帝京は強かったですよ」とサントリーSO小野晃征。「前半は相手の9番、10番に時間を与えすぎていたので、後半はプレッシャーをかけていきました」。苦戦の中でもプレーメイカーは冷静に、確実な勝利を追い求めた。スクラムの優位とベテランLO真壁伸弥や、FL小澤直輝らスタンダードを守って安定感あるプレーを続けた選手がいてこその快勝だった気がする。流大キャプテンは「もう一度優勝するチャンスをもらったので、今日の課題を修正して臨みたいです」と決勝戦を見据えた。

■日本選手権・準決勝結果
パナソニック ワイルドナイツ○36-24●ヤマハ発動機ジュビロ(前半33-7)
サントリーサンゴリアス○54-29●帝京大学(前半21-21)

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1月20日の夜は、新年第一弾のラグビー部マーラー・トークライブだった。ゲストは、近鉄ライナーズの萩原寿哉選手(写真左)、野口大輔選手だった。来週には入替戦があるが、練習後に駆けつけてくれた。萩原選手はチーム加入2年目、野口選手が1年目ということで、笑顔もさわやかフレッシュトークにお客さんの頬もほころびっぱなしだった。

萩原選手はご覧のイケメン。群馬県出身で前橋ラグビースクールからラグビーを始め、明和県央高校、立命館大学に進んだ。近鉄は多くの選手が社業とラグビーを両立している。萩原選手は、近鉄の大和西大寺駅のコンビニに勤務。お金の管理が仕事で、この日も収支を確認してから練習、そしてマーラーに駆けつけてくれた。面白いのはラグビースクール時代の話。萩原選手が兄弟でスクールに入ったところから家族のラグビー熱が高まり、「父は、ラグビー経験はなかったのですが、幼稚園児のコーチになり、母はプレーし始めて、女子チームのキャプテンになりました(笑)」。今も萩原選手が出る試合は群馬から応援に駆けつけてくれるらしい。

野口大輔選手は、東大阪市の枚岡中学でラグビーを始め、東海大仰星高校、東海大学に進学した。幼いころから小学6年生までサッカーをしていたという。「将来はサッカー選手になりたくて、地元の中学に入ったらサッカー部が無くて、野球部かラグビー部か迷ったのですが、体験に行ったら、ラグビーの監督が、君、センスあるってほめてくれて、それで始めました」。公立中学にサッカー部がなくてラグビー部はある。これ、「東大阪あるある」だ。こうして、東大阪市ではラグビー人口が増えていく。

野口選手の職場はなんと東花園駅。ホームに立ってアナウンスをすることもある。「尼崎行きって言いにくくて、たまに噛みます(笑)」。今年度の全国高校大会でも制服姿で改札に立ち、全国からやってきらラグビーファンのみなさんを見送っていたのだという。「帽子をかぶって、マスクをしていたら分からないですから」。東大阪市に自宅があるので、知り合いに声をかけられることも。「アナウンスしているときに視線を感じたら、中学時代の彼女でした。あんた、何してんの! 何してんのって、仕事や!なんてこともありましたね(笑)」

萩原選手はフランカーとして気になる選手にパナソニックの布巻峻介選手の名をあげた。「CTBからFLになったのに、すごくいいタックルをする。意識しますね」。また、同じパナソニックのデヴィッド・ポーコック選手のタックルからジャッカルの素早さに感心し、映像を何度も見てコツを理解し、練習でやってみたら、「コーチに反則をとられました(笑)」とのこと。その具体的な説明は興味深いものだった。

2人とも、サンウルブズ、日本代表を目指すと言ってくれたのも頼もしい。ベテラン選手がまだまだ健在の近鉄だが、若い選手の成長がチーム力を引き上げるのは確か。2人の将来も楽しみだ。

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1月19日は、日本ラグビー協会のジャパンクラブで、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチの記者会見があった。昨秋の日本代表戦の評価と、2017年の日本代表活動の概略を話すものだった。50分ほどの会見だったのだが、端的に書けば、「11月はアルゼンチン、ジョージア、ウェールズと良いステップを上がったが、フィジー戦は失望する試合だった。ウェールズ戦については、我々がどんなスタイルのラグビーをしたいのかを、示してくれた」という評価。

日本代表、サンウルブズの選手選考についての難しさについても語った。「NZ(ハイランダーズ時代)では、若い選手はアカデミーからピックアップすれば良かったのですが、日本では企業、大学とばらばらのチームから選ばなくてはいけない。サンウルブズの契約についても、所属チームがあるので時間がかかる」。ニュージーランドのように選手が個人の資格で動いていない日本の事情に戸惑いながらやっているとのこと。

今年の活動については、サンウルブズは、リアン・フィルヨーン選手を除いては、2019年に日本代表の資格を得られる選手を選んでいる(エドワード・カークも今後資格をとれる可能性がある)と説明した上で、こう話した。「2019年のメンバーはすべてサンウルブズから選ばれるのが理想です。しかし、プロの世界なので海外クラブでプレーする選手を排除はしません。そこはフレキシブルに判断したいと思います」。また、2015年の日本代表メンバーについては、「多くの選手が30歳を越えることを考えれば、次の世代を育て、準備しなければけない」と、堀江や畠山といった経験豊富な選手がいる中で若い選手を強化する必要性を強調した。

2月から5月にかけては、パシフィックラグビーカップ(PRC)、アジアラグビーチャンピオンシップ(ARC)、スーパーラグビーと3つの大会があり、ジョセフHCによれば、PRC、ARCについては、若い選手を主体にサンウルブズの遠征に参加しない選手などを加えて戦っていく。サンウルブズは大人数で動くため、海外遠征に参加しないメンバーは日本に残り、ジョセフHCが指導する。昨年は自分達のチームに戻っていたが、今年はサンウルブズとして練習し、有望な大学生なども練習に参加させて、底上げを図っていくという。いずれにしても、昨年よりも強化は大きく前進することになりそうだ。

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日本ラグビー協会理事会は、2017年度以降の日本選手権大会に大学チームが出場しないことを最終決議した。2017年度以降の日本選手権は、トップリーグの総合順位決定トーナメントを兼ねる。スーパーラグビーの日程に押される形ではあるが、トップリーグ後の順位決定トーナメントが日本選手権になるというのは現実に則した判断だろう。

トップリーグと大学は戦う必要はない、と僕は思う。現在のトップリーグは強豪国のトップ選手が所属し、練習の質、量も格段にレベルアップしている。トップリーグは形態としては企業スポーツだが、大学との対戦は実質的にプロとアマの戦い。ラグビーは激しいコンタクトをともなうスポーツであり、大学生が戦うのは安全上も問題があるし、大学生に高い目標を持たせるのであれば、トップリーグへのチャレンジではなく、強豪国の同世代のチームにチャレンジする機会を作るなどの工夫をすべきだろう。個々の選手の強化については、代表チームやサンウルブズに召集すること、トップリーグに特別枠を作ることでもできる。また、トップリーグと戦う必要がなくなれば、大学は独自の日程を組むことができる。大学ラグビーは強化だけを考えるのではなく、大学でしかできない独自の価値を見出し、人材育成に力を注いでもらいたい。この件は、また別の場所でも書きたい。

トップリーグの話題では、東芝ブレイブルーパスの冨岡鉄平ヘッドコーチが、今シーズンをもって退任し、瀬川智広氏が新監督として就任することになった。冨岡HCは、2014 年度 より東芝の指揮を執り、初年度はトップリーグベスト 4、日本選手権 ベスト4、2年目はトップリーグ準優勝と好成績をあげたが、今季はトップリーグ9位に沈んだ。次期監督の瀬川氏は、昨年、男子セブンズ日本代表をオリンピックで4位に導くなど、その手腕には定評がある。2000 年~ 2007 年はコーチとして、2007 年~2011年は監督として、東芝を何度も日本一に導いている。今回はチーム再建を託されての監督復帰。その手腕に期待がかかっている。

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スーパーラグビーの日本チーム「ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ」の2017シーズンのキャプテンが発表になった。エドワード・カークと立川理道である。以下、それぞれのコメント。

■フィロ・ティアティアヘッドコーチコメント
今シーズンのサンウルブズにとって、リーダーシップは特に重要となります。 今回、立川理道とエドワード・カークをキャプテンに任命し、スーパーラグビー2017シーズンに臨む事を決定いたしました。スーパーラグビーのシーズンは、非常に過酷であり、全てのチームにおいてチーム力が試されます。乗り切るためには、オン・オフに関わらずリーダーたちの協力が不可欠となります。サンウルブズは昨シーズン初参戦した若いチームですが、リーダーシップを発揮できる経験豊富な選手たちに恵まれており、きっとその力が活かされるでしょう。 今シーズン、私たちは、「Rise as One」をチームスローガンとしました。既に二人のリーダー達ともこのコンセプトについて話し、共に力を合わせて困難にも立ち向かっていく事を確認いたしました。

■エドワード・カークキャプテンコメント
 立川選手と共に2017シーズン サンウルブズのキャプテンという重責を担う機会を与えて頂いたことを心より感謝し、光栄に思います。 スーパーラグビー2017シーズンのコーチングスタッフ・選手をご覧になればお分かりの通り、非常に高いポテンシャルをもったチームであると感じております。 この経験豊富なメンバーとともに新しく始まる過酷なシーズンに臨むにあたり、選手のみならずチームに関わる全員が、その役割の範疇を超えて、リーダーとして、人として、大きく成長できるチャンスがあるのではないかと思います。今回招集された全てのメンバーに、リーダーとしての十分な素養が備わっており、ピッチ内外に関わらず、その力を発揮できるのではないかと思います。サンウルブズには、ファンの皆様を含めたチームとしての強い絆があります。このチームとしての文化と性質は、チームスローガンである「Rise as One」と完璧に一致するのではないかと思います。
 リーダーとしての役割に全力を尽くすのはもちろんですが、選手としても、昨シーズン以上の働きをし、今シーズンも全力を尽くす所存です。自分のポジションが常に約束されているわけではありませんし、その争いもとても楽しみにしています。 皆様、今シーズンも全力を尽くし、昨シーズンよりもさらに良い結果を残せるよう尽力いたします。2017シーズンのサンウルブズにご期待ください。

■立川理道キャプテンコメント
サンウルブズのキャプテンを務めることになり、とても光栄に思っています。エドワード・カーク選手との共同キャプテンとなるので、2人で協力しチームをまとめ、昨シーズンよりも1つでも多く勝利したいと思います。 サンウルブズファンの方々の応援がなによりも力になりますので、一緒に戦い共に喜びましょう!

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プロフィール

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

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