エンゼルスの大谷翔平が、右肘の内側側副靱帯を傷めて故障者リスト(DL)入りした。

一番、悔しい思いをしているのは大谷自身だろう。単なる「張り」と思ったものが精密検査で深刻な結果となって、困惑しているかも知れない。

大谷は昨年10月にも同じ場所の治療を行っているが、大リーグ公式サイトによると今回も多血小板血漿(PRP)治療と幹細胞注射を受けたという。今後、数週間は患部を安静に近い状態にして、その状態を見ながらリハビリに入ることになる。放っておけば最悪の場合、ダルビッシュ有投手や松坂大輔(現中日)、和田毅(現ソフトバンク)、藤川球児(現阪神)らが受けた靭帯の修復(トミージョン)手術をすることになり、一年半以上は復帰が難しくなったのだから、無理せず、時間をかけて直した方がいい。

これはもはや、「投打二刀流」どうこうという次元の話ではない。4勝1敗、防御率3.10、61奪三振という好成績を残している新人投手の未来がかかっているのだ。

去年の10月に「Grade 1」だったものが「Grade 2」になってるのだから、状態が悪化しているということだ。

幾つかの医療サイトによると、「Grade 1」は腱が伸びている状態で「損傷」はない。「Grade 2」は部分的に「損傷」があるものの、その程度によっては今回のような治療法で手術を回避できるという(程度が悪ければ、手術を要する)。「Grade 3」になると完全断裂かそれに近い損傷なので、前出のトミー・ジョン手術が現在までのところ有効的な治療法ということになる。その際は復帰までに最短でも1年から一年半以上かかる。

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