ロイヤルズとの第3戦で、大谷翔平がまたしても右手中指のまめに苛まれ、途中降板した。

4回1失点。ベンチに下がる時、大谷は珍しく苛ついた感情をのぞかせていた。やるせない思いが駆け巡ったのだろう。身体は至って健康だけに、悔しさも募ったに違いない。

4月半ばのレッドソックス戦でも、問題になって途中降板を余儀なくされた“まめ”。剛速球やキレのある変化球を投じるのに、何度もこすれた箇所がまめとなって破れたのだろう。

思うに、“まめ”という言葉は、どうも文字面も丸くて、深刻に響かない気がするが、その外傷はズームされた画面を通して見るだけでも痛々しい状態だった。

ちなみに、英語ではblister(ブリスター)。こちらの方が音の響きからも鋭く痛そうな気がする。

果たして大谷は、先発したロイヤルズ戦で、序盤からランナーを背負いながらも、なかなか決め球のスプリットを投じなかった。指を大きく開くのは、相当な痛みを伴ったはずだ。

それでも4回には果敢に投げたが、そのスプリットが大きくすっぽ抜けてワイルドピッチを記録。異常を察知したエンジェルス首脳陣が、大谷の途中降板を決断した。

明日からは、ミネソタの敵地でツインズと3連戦を戦う。1日の休養日を経て、どれほど傷が回復したか心配されるが、先のレッドソックス戦で途中降板した翌日もDHで出場しているので、バッティングには大きな影響はないのかもしれない。

マウンドでの悔しさを、バットで晴らすという“シナリオ”が描かれるかもしれない。

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