2015と2016年の世界王者であるメーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組が五輪の直後に引退を発表した。ディフェンディング・チャンピオンのウェンジン・スイ/ツォン・ハン組もスイの右足のけがで休養せざるを得ない一方、五輪王者たるアリョーナ・サフチェンコ/ブルーノ・マッソ組が金メダルを取った後も休憩せず、世界選手権に出場すると決めた。
そんな中、「それじゃ勝負はもう決まったじゃない?面白くない」と思うスケートファンもいるかもしれないが、今大会に出る選手たちの実績をよく見てみたら、金メダルの行方にはまだ懸念があるし、表彰台を巡る争いもとてつもない展開になる予感がする。

シーズン三冠を目指すサフチェンコ/マッソ

アリョーナ・サフチェンコ選手/ブルーノ・マッソ選手

アリョーナ・サフチェンコ選手/ブルーノ・マッソ選手

サフチェンコが念願の五輪金メダルを手に入れた時の歓喜の涙もまだ記憶に新しいが、彼女はパートナーのマッソと今大会への調整を既に取り組んだ。恐らく、3人目のパートナーと世界選手権の初優勝を果たし、グランプリファイナル、オリンピック及びワールドのシーズン三冠を目指したいのであろう。
実力から見れば、もちろん優勝の最有力候補だ。トップペアの間で点数の差があまり開かないショート・プログラムをうまくまとめれば、フリーで今シーズン世界最高得点を2回も叩き出したプログラム「La terre vue du ciel」を自分たちなりに滑りきれれば、1位に立つ可能性が高い。ただし懸念は、構成の難易度ではなく、エレメンツの質と演技構成点で優位に立つ二人にとって、五輪からの疲れと金メダルを取った後のモチベーションが演技の完成度にどう影響するかだ。優勝を目指すには、決して油断できず、いい緊張感で今大会を臨みたい。

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