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0821koma2.JPG全国出場経験を有する都立の雄同士が都大会進出を懸けて激突する一戦。都立駒場と都立三鷹の1次予選ファイナルは駒沢補助競技場です。
昨シーズンは関東大会予選でベスト8まで勝ち上がり、インターハイ予選でも半年前の高校選手権で全国準優勝を達成した國學院久我山を倒して、やはりベスト8へ進出したものの、選手権予選では都大会初戦で学習院に0-1で敗れ、悔しい終戦となった都立駒場。迎えた今シーズンは新人戦で地区予選を制し、関東大会予選では優勝した関東第一に敗れたものの、1-2と好ゲームを披露。インターハイ予選でも一次トーナメントで成立学園と熱戦を展開した上で屈するなど、一定以上のチーム力は証明済み。チームを率いる山下正人監督にとっても、三鷹は前任校だけあって「運命あるよね。還暦でそろそろ終わるタイミングに、それも都大会を懸けてやるなんて」と感慨を口に。そういう意味でも楽しみなゲームです。
選手権で都内の強豪を相次いでなぎ倒し、全国大会に出場したのは3年前。そのチームのメンバーと入れ替わりで"後期課程"に入ってきた学年が、今年で最高学年になった都立三鷹中等。全国後はなかなかチームとして結果が出ず、苦しい時期を過ごしてきましたが、「僕らは自分たちがヘタだってわかっているので、挑戦者だという意識でやってきました」と話すのは相田直人(3年・三鷹中等教育学校)。新チームになって新人戦、インターハイ予選と共に2試合目で敗れてきた中で、今大会は都立松原を6-1、都立青梅総合を9-0で倒してブロック決勝へ。"4試合目"、すなわち都大会を目指して難敵相手の一戦へ挑みます。会場の駒沢補助には両チーム共に少なくない応援団が集結。注目の好カードは駒場のキックオフでスタートしました。


4分のファーストシュートは三鷹。左サイドでボールを持った近藤直輝(3年・三鷹中等教育学校)は、カットインからそのままミドル。DFに当たったボールは駒場のGK藤本和輝(3年・FC.PROUD)がキャッチしましたが、まずは三鷹がフィニッシュを。7分は駒場。増田慶斗(3年・AZ'86東京青梅)が収めたボールを右へ流し、鳥山凌佑(2年)が狙ったシュートは枠の左へ。お互いに1つずつチャンスを創り合って、ゲームはスタートします。
ただ、駒場が攻撃の時間は長く持つ中でも、ボランチの宇田川翔平(3年・三鷹中等教育学校)と奥村耕成(3年・三鷹中等教育学校)を中心に、セカンドを拾う回数の多かった三鷹は、ボールアプローチで徐々に上回り始めると、18分に迎えた歓喜。右CKをレフティの増田が蹴り込み、加地修大(3年・三鷹中等教育学校)のシュートから奥村が粘って残したボールを、浦和史哉(3年・三鷹中等教育学校)が左足一閃。右スミへ向かった軌道はそのままゴールネットへ吸い込まれます。「正直、先制点が取れると思っていなかったので『ヨッシャー』と思いました」とは守護神の堀切健吾(3年・三鷹中等教育学校)。三鷹が先にスコアを動かしました。
さて、ビハインドを追い掛ける展開となった駒場は「浮き球がものすごく多くて、それだとウチも思った所にパスを出せないし、良い所でボールを持てない」と山下監督。23分には増田が枠の左へ外れるミドルを放ちましたが、27分には三鷹も浦和の浮き球パスから宇田川が左足ミドルをゴール右へ。少し焦りもあってか縦へのボールが多くなり、なかなか決定的なシーンを創れません。
31分は駒場。右から増田が蹴ったCKは奥村がクリア。36分も駒場。左寄り、ゴールまで約30mの位置から岡村直輝(3年・FC駒沢U-15)が直接狙ったFKはわずかにクロスバーの上へ。38分も駒場。岡村がピンポイントで入れた右FKから、飛び込んだ大海航輝(3年・Forza'02)のヘディングはゴールネットを揺らすも、副審のフラッグが上がり、オフサイドでノーゴール。40+1分も駒場。土屋諒輔(3年・三鷹F.A.)、村田明飛(3年・東京ベイFC U-15)とボールを繋ぎ、大海のクロスに増田が突っ込むもへディングはヒットせず。「最初から押されることはわかっていた」(堀切)三鷹が、ワンチャンスをモノにする格好で1点のリードを手にしたまま、最初の40分間は終了しました。


後半はスタートから駒場に2枚替え。増田と鳥山に替えて、奥谷友哉(3年・FC町田ゼルビアJY)と菊池陽(2年・ジェファFC)を送り込み、「ドリブラー2人」(山下監督)で攻撃のギアを上げに掛かると、いきなりの同点機は42分。木下航介(3年・三菱養和調布JY)、大海とボールが回り、岡村のクロスに村田がヒールで合わせたシュートは堀切がファインセーブで凌ぐも、ルーズボールの接触で三鷹ディフェンスにファウルがあったというジャッジを主審が下し、駒場にPKが与えられます。キッカーは入ったばかりの奥村。短い助走から思い切り中央に蹴り込んだボールが、激しく揺らしたゴールネット。後半開始早々にスコアは振り出しへ引き戻されました。
駒場に入ったスイッチ。44分には収めた奥谷のスルーパスに村田が走るも、飛び出した堀切が何とかクリア。47分には三鷹も1人目の交替として浦和と吉田翔馬(1年・FC町田ゼルビアJY)をスイッチしましたが、48分には岡村のパスを受けた奥谷が、1人外して堀切にキャッチを強いるシュートまで。53分には奥村の右CKから、高い打点で叩き付けた村田のヘディングは堀切がファインセーブで回避。54分にも奥谷がゴールまで25m弱の距離から、枠を越えるFKにトライ。押し込む駒場の続く攻勢。
「僕らにはセットプレーしかない」(堀切)、その"唯一"で突き付ける鋭い脅威。56分は三鷹の右スローイン。丸山雄大(3年・BOMBA立川FC)が投げ入れたロングスローを村田がニアですらすと、木原博光(2年・三鷹中等教育学校)が至近距離から放ったシュートは、藤本がファインセーブで仁王立ち。直後の右CKを木原が蹴り込み、近藤が打ったシュートはDFが体でブロック。少ない手数に忍ばせる三鷹の"可能性"。
63分は駒場。今川雄太(2年・鹿嶋鹿島中)が右へ流し、大海のクロスに菊池が当てたヘディングはヒットせず、堀切が落ち着いてキャッチ。直後の63分は三鷹。近藤が左へスルーパスを送り、抜け出した木原のシュートは藤本がキャッチ。64分は駒場。増田が右サイドをドリブルで運び、木下のシュートは枠の左へ。65分も駒場。キャプテンの高木晴(3年・府中浅間中)が左のハイサイドへ落とし、菊池がえぐって中へ折り返すも、大海のシュートはヒットせず。66分は駒場の決定機。村田がワンテンポためて右へ送り、走った奥谷のシュートは堀切が躊躇なく飛び出してファインセーブ。ペースは駒場にある中で、「やっぱり三鷹の伝統だよな。ゴール前は厳しい。あそこでよくみんな頑張ってるよ」と敵将の山下監督も認める三鷹のディフェンスが、確実に潰すピンチの芽。
71分は駒場。右から菊池が蹴ったFKは、三鷹のセンターバックに入った岡本大輝(3年・三鷹中等教育学校)がきっちりクリア。直後も駒場。岡村のパスから菊池のカットインミドルはゴール右へ。73分も駒場。今川を起点に菊池がドリブルで仕掛け、大海が打ち切ったシュートはクロスバーの上へ。74分も駒場。左から岡村がクロスを上げ切り、ファーで合わせた大海のボレーは枠の右へ。75分は三鷹に2人目の交替。木原と水口優太(1年・三鷹中等教育学校)をスイッチして、攻守に渡るサイドの強度向上に着手。80+1分は三鷹。吉田の右CKへニアに宮嵜拓郎(3年・FCトッカーノ)が突っ込むも、藤本ががっちりキャッチ。80+2分は駒場。今川、奥谷と回ったボールを、大海が枠へ収めるも相田が決死のブロック。「凄く頼りがいがあります」と堀切も評した三鷹守備陣の堅陣は揺るがず。80分間では決着付かず。勝敗の行方は前後半10分ずつの延長戦へともつれ込むことになりました。


延長の前半は三鷹に強度が復活。83分はその三鷹のチャンス。右から吉田が蹴り込んだFKに、ファーで合わせた奥村のヘディングは藤本がキャッチ。86分には駒場も菊池のドリブルから左CKを得るも、奥村のキックは堀切がパンチングで回避。エンドの変わった後半は91分の三鷹。丸山の右CKがこぼれると、宇田川のボレーはDFをかすめて枠を捉えるも、藤本が丁寧にキャッチ。93分は駒場。村田のパスを受けた奥谷のシュートがゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定。両者譲らず。勝負はラスト5分間へ。
94分に訪れた千載一遇の逆転機。駒場は村田、奥谷と回ったボールが左サイドに繋がり、鋭い突破を見せた菊池がDFともつれて転倒すると、主審はペナルティスポットを指し示します。この日2本目となるPKのキッカーはまたしても奥谷。静まり返るピッチ。今度のキックは左。GKは右。「よくPKを取りましたよ。交替で入れた2人だからね」とは山下監督。土壇場で駒場がとうとうスコアを引っ繰り返しました。
最終盤で1点のリードを許した三鷹。96分に村田と小松優介(3年・江戸川西葛西中)を入れ替えた駒場3人目の交替を挟み、97分には丸山の右ロングスローからニアで近藤が競り勝つも、シュートには至らず。いよいよ苦しい状況に追い込まれていく中で、「このチームだったら絶対に行けると思っていたので、仲間を信じていたというか、根拠のない自信ですけど、行けると思っていた」(奥村)「最後は決めてくれると思った」(堀切)という2人の想いが結実したのは100分のこと。右サイドで獲得したFK。キッカーの岡本が蹴り込んだボールは、「抜けてきたら触れるんじゃないかなと思って入っていった」相田へ。肩に当たったボールはGKもよく反応したものの、左のポストを叩いてゴールラインの内側へ転がり込みます。何と相田はこれが3年間で公式戦初ゴール。ゴールの瞬間に足が攣り、細貝航大(3年・三鷹中等教育学校)との交替を余儀なくされるも、殊勲の同点ゴールにベンチも応援団も瞬時に沸騰。ファイナルスコアは2-2。都大会へと進むための切符はPK戦で奪い合うことになりました。


先攻は駒場。1人目の高木は左スミへグサリ。後攻は三鷹。1人目が左へ蹴ったキックは、藤本が素晴らしい反応でストップ。駒場2人目の柴田遼空(3年・VIVAIO船橋)は左スミへ成功。三鷹2人目の宇田川は右上にきっちり成功。駒場3人目の木下は左を狙い、堀切も触ったもののボールはゴールネットへ。三鷹3人目の近藤は右スミギリギリにコントロールショットで成功。3人目を終わって3-2。駒場が一歩前へ。
駒場の4人目。右下を狙ったキックは1本前のタッチで「『これだったらこの後も行けるな』という気持ちになった」堀切が見事なストップを見せましたが、三鷹4人目のキックはクロスバーに嫌われてしまいます。決めれば勝ちの駒場5人目。左スミへ蹴り込んだキックは、「実は5本目ということを僕がわかっていなくて、それが良かったかもしれないです」という堀切がスーパーセーブで繋いだ勝利への糸。三鷹5人目の宮嵜は右上にきっちり成功。5人が終わって3-3。サドンデス。PK戦でも両雄はまったく譲りません。
駒場6人目の奥谷は、この日3本目となるキックを左のゴールネットへ。三鷹6人目の岡本はGKの逆を突いて成功。駒場7人目の土屋は左スミに収めてガッツポーズ。そして三鷹の7人目。短い助走から右を狙ったキックは、藤本が横っ飛びで掻き出して熱戦に終止符。PK戦のスコアは5-4。「本当に壮絶だったね。東京都の決勝じゃなくて地区大会の決勝というのがいいよね。ドラマがあって」と山下監督も安堵の笑顔。真夏の激闘を制した駒場が都大会へと駒を進める結果となりました。


「本当にヘタクソなヤツばっかりなんですよ。正直な所よくぞここまで来たなという感じですよね」とは佐々木監督。三鷹の健闘が光ったゲームでした。「悔しかったんですけど、先輩たちも終わるまでは絶対泣かないようにしていましたし、僕らもそこで取り乱したら三鷹らしくないので、最後までやってからということは考えていました」とキャプテンの奥村が話した通り、試合後の挨拶まで気丈な態度を続けていた選手たち。「すがすがしくてやりきったという感じで、そういう面ではやってきたことが最後にしっかりできたかなというのがあります」という言葉に続けて、「ちょっとまだ気持ちの整理ができていないんですけど、これで終わっちゃったなと思うと寂しいですね」と語った堀切の2つの言葉が、三鷹の最上級生たちの共通の想いだったのかなと。三鷹は中等教育学校という性質もあって、6年間に渡って一緒にボールを追い掛けてきた仲間との日々もここで一区切り。「最後は6年間の集大成なので、今日はサッカーを楽しもうと。最後はサッカーを6年間楽しめて終わったかなと。駒場とは結構差があったと思うんですけど、粘っこく"らしさ"を出してくれたかなというふうに思います」と佐々木監督。それぞれの持ち場を全うした「何でも言い合えるし、みんな親友みたいな感じ」(堀切)の6年生15人に大きな拍手を送りたいと思います。      土屋

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ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第29節の
横浜FC×水戸ホーリーホックは
1-0で横浜FCが勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
水戸・西ヶ谷隆之監督のコメントです。


(水戸・西ヶ谷隆之監督)
まずアウェイにもかかわらず、今日も本当に多くのサポーターが水戸から来てくれて、ホームのような雰囲気を作ってくれたことに関しては本当に感謝しています。その中でしっかり勝ち点をという所だったんですけど、1つ後半の頭の所で自分たちがリズムを掴めない所、相手のパワーの所で少しやられてしまった部分はありますけど、しっかりゲームコントロールも含めて自分たちがもう一度主導権を握るような戦い方をしていかなければいけないですし、横浜さんとやるとこういう形になるのかなというのは予想していたんですけど、逆に言ったらそういう形でやられてしまったので、そこの所は僕のマネジメントも含めて、またしっかりとやっていかなきゃいけないなというふうに思っています。福岡戦は本当にまたパワーのあるチームが相手なので、次に向けて良い準備をしていきたいと思っています。以上です。


Q:齋籐恵太選手を右のワイドで使いましたが、評価をお願いします。


A:彼の良さというものがどれだけ出るかで、この前のゲームがかなり良い形で出ていたので、そのポジションとかを含めると、ウチのシステムを含めるともうちょっとサイドハーフとしてはやり込まなきゃいけないのかなというふうには思いますけど、一発を持っている選手なので、そこの所は連戦なのでチャレンジしていった部分と、彼のパワーという所に期待したので、またしっかり準備していけばツートップでもサイドハーフでもという形では、チームとしては使える選手になっていくと思うので、そこの所はまた準備していきたいなというふうには思います。


Q:選手交替に関してはいかがですか?


A:相手がある程度もうリトリートしてきてしまったので、かなり相手が閉めてきている状態で、ウチは4-4-2でやっていましたけど、ああいう形になったらサイドハーフが高い位置を取るので、その相手のサイドのスペースの所で受ける選手、ボールのタメを創れる選手という所で最初はフナ(船谷圭祐)にしましたけど、(佐藤)和弘の方が最後のシュートに対してのパンチという所でシュート力があったので、あの形であればフナをもう一度そのまま右に持っていった方が、カットインの所とサイドアタックの所、山村(佑樹)をあそこの所で1個前でパワーを出してフィニッシュまで持っていくという形、なかなかサイドのスペースはもうなかったので、サイドと中央のバイタルの所の使い分けという所を少し流動的なポジションチェンジの中でチャレンジはしました。その形は何回か出た部分もありますし、もう1つ高さだったり潜っていくという作業に関しては、まだまだ必要かなというふうに思っています。アレは普通のノーマルな形でも、選手の配置によってはたぶんああいう形になると思うので、それはシステムうんぬんじゃなくて選手の特徴を生かした中で、ああいう形がまた普通のノーマルな形でも選手が変われば出せると思うので、その部分で引き続きトライはしていきたいなというふうには思います。


以上です。


土屋

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ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第29節の
横浜FC×水戸ホーリーホックは
1-0で横浜FCが勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
横浜FC・中田仁司監督のコメントです。


(横浜FC・中田仁司監督)
本当になかなか勝利がてきなかったので、このホームでしっかり勝利ができたということは嬉しく思いますし、選手もそこに向けて辛い時間を前向きに捉えながら今日戦ってくれたので、本当に良かったと思います。前半の流れからすると、またちょっとミスが多く出て、要は攻撃に行く時にトラップミスしたり、ドリブルミスして取られるようでは攻撃にまったくならないし、そんな自分のミスを改善するのは自分しかないので、それは個人的なもののミスというのがあるので、まずそこをしっかり選手にもう一度考えて欲しいなとは思います。ただ、それを今週やっぱり一人一人に指摘をして修正してきているのを、この前半でまた出してしまうというのは、それはプロとしておかしいなと。だからハーフタイムにもう一度「自分を切り替えろ」と。何を切り替えるって、もう心、メンタル。「それだけでも十分変わる訳だから変えて戦うぞ」ということ。もうちょっとプレスを掛けないとロングボールが簡単に出てしまうので、ここはもうイバ選手とレアンドロ選手を含めて「プレスを仕掛けてくれ」と。「ボールがサイドに行ったら、そこでもう一度プレスを掛けてボールを奪うぞ」と。それができて初めて次なる作戦ができる訳だから、実行してくれたことが後半の立ち上がりにうまく流れて少し押し込めたというのが、我々が少し優位に進められたのかなと。


ただ、水戸さんもロングボール、もしくは対角線のボールというのは戦術として徹底されていますので、蹴られることは仕方ないので、そこはまたしっかりマークとカバーで守備をしようという話をしながら、これはもう全員で勝たなきゃいけないし、全員の力でやろうというふうに後半送り込んで試合に臨みました。カルフィン・ヨン・ア・ピン選手がゴールした所の、その少し前の段階でも良い形を少し創れていましたので、このあたりで取れれば大きいかなという、僕自身もそういう雰囲気も持っていましたので、その時に行けと。「行け、行け、前だ!」という感じで言わせていただいて、そこで本当に選手が実行してくれたので、前向きに捉えてくれたのかなというふうに思っています。次に名古屋戦がまだありますので、1週間もう一度コンディションを良い形に整えて、修正することは修正してやっていきたいというふうに思っています。以上です。


Q:相手の前田選手と齋籐選手はスピードのある選手でしたが、そこに対しての守り方はいかがでしたか?


A:先程言いましたように、ロングボールを出されてしまうこともあると。そこはもう一度マークとカバーという鉄則をするということ。そして相手ボールになってしまったら、あえて無理に飛び込まないで、タッチライン際の方向へまず追い込むと。まず追い込んで相手のスピードを制限するというふうに話をしていました。ただ、それでも前半なんか飛び込んですぐかわされてしまうということが何回かありましたので、そこの所でやられたら、もうウチは今日は勝てなかったかなと。ただ、そこは粘り強く、やはり最終ラインもペナルティの所でしっかり体を張って守ってくれたので、大きな痛手にはならなかったのかなというふうに思っています。


Q:レアンドロ・ドミンゲス選手を現状ではどのように評価されているかと、イバ選手の両脇の選手にはどういうプレーを求めてらっしゃいますか?


A:レアンドロ・ドミンゲスの評価というのはないじゃないですか。見ていてわかる通り、彼は持っているものを自分で破棄していると。やはり周りがもうちょっと信用、信頼して、周りの選手が彼にもっともっと。走ったら出てくる訳ですから走ればいいし。だから細かく言うと、じゃあ何がってなったらそれはもうもっともっと要求は高いですよ。フリーキックを決めてくれとかね。コーナーキックを何で直接入れられねえんだとか。だから、逆にそういう高いレベルになっちゃうと。彼にとってサッカーをやっているということは、勝ちたいという気持ちを持ってますので、それは練習から出してくれていますので、やはり周りの選手が彼にどう食らい付いて行くかというふうに僕は評価しています。ワイドの選手、ノム(野村直輝)であったりジョン・チュングンであったり、途中交替で入ってくる選手もそうですけど、やはりここは活動量、アップダウン、守備の追い込み、そこの所はやれないとポジションは今のウチのチームではなかなか活躍できないと。やっぱり変えていかなきゃいけないのは、あのポジションは途中から替えてあげないと持たないですよね。そういう部分では彼らもそれを理解してくれて、行ける所は全力で出してくれていますし、持つ所は最後までやってくれているというふうに僕らは認識していますので、そういう所を僕は求めています。


Q:最近失点が多い中で、敵陣で不用意に飛び込んでかわされて、カバーが来ていないというシーンが多かったと思いますが、そのあたりはいかがですか?


A:ポジションはどこでも一緒てすよね。先程言いましたように、全員で意思統一して「守る時は中に来させないようにしましょう」と言ってるのに、何で勝手に行って飛び込んで勝手にかわされるのと。それはありえないことじゃないでしょうか。僕からすると。僕からするとありえないんですよ。どこでかわされようが、前であろうが「行くな」と言っているのに何で行くのという。僕は英語でも喋ってないし、ポルトガル語でも喋ってないし、日本語で喋って通訳が入ってくれているので、「通訳が悪いのかな?」とかね、ってなるじゃないですか。でも、そんなことはないから、そこは根本的な原点てすよ。エリアじゃないんですよ、まったくもって。だから、そういう所ができないとサッカーってプレーはできないんですよね。もう基本ができなかったらサッカーなんかできないですよ。球蹴れないんだったらサッカーはできないんですよ。トラップできなかったらサッカーできないんですよ。でも、できない訳ですよ。だから練習するしかないかなっていうので、その練習ばっかやっています。だから意識付けです、これは。


以上です。


土屋

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約1ヶ月ぶりに我々の元へ帰ってきたのはT1リーグ。クラ選で日本一に輝いたFC東京U-18と、インターハイで全国8強を経験した関東第一の対峙は小平グラウンドです。
真夏の群馬と西が丘を無敗で駆け抜け、2年連続で夏のクラブユース王者に輝いたのは約2週間前。今シーズンも全国屈指の実力を有していることを証明してみせたFC東京U-18。この日も年代別代表とJ3の公式戦に臨むU-23に主力選手が吸い上げられる中で、Bチームは明確にプリンス昇格を目標に置いているT1リーグの公式戦が。「平川選手や久保選手はどんどんトップチームに上がっているんですけど、2年生でプレミアに絡む選手が少ないので、どんどんプレミアに関わっていけるようにしたいですね」とは鈴木智也(2年・FC東京U-15むさし)。当然勝利を目指す中で、個人としてもさらなるステップアップを期すための90分間へ向かいます。
3年連続で東京を制し、宮城の地へ乗り込んだインターハイでは山形中央、神村学園、広島観音を相次いで退け、ベスト8進出。こちらも3年連続での対戦となった市立船橋戦は「2失点がいらなくて、決める所も決めていれば絶対に勝てたと思います」とセンターバックの関口聖人(2年・フレンドリー)が話したように、押し気味にゲームを進めながらも1-2で敗れ、またも同じチームに敗退を突き付けられた関東第一。小野貴裕監督も「今は頑張らないとという時期」と表現した今は、インターハイから強度を落とさずに来ているため、コンディション的には厳しい時期ですが、こちらも勝ち点3を狙って難敵相手の一戦へ挑みます。小平には久々に夏らしい青空も。楽しみなゲームは関東第一のキックオフでスタートしました。


静かな立ち上がりを経て、先にチャンスを創ったのは関東第一。10分に小関陽星(2年・町田JFC)が重田快(3年・バンデリージャ横浜)とのワンツーでエリア内へ切れ込み、そのままフィニッシュ。ここはFC東京のセンターバック高橋亮(2年・FC東京U-15深川)にブロックされましたが、積極的なトライを。20分に佐藤誠也(1年・VIVAIO船橋)が左から蹴ったFKは中谷太地(2年・FC東京U-15むさし)に跳ね返されたものの、まずは関東第一が攻勢に打って出ます。
22分も関東第一。左サイドバックの嶋林昂生(3年・町田JFC)を起点に村井柊斗(3年・FC多摩)が中へ流し、上がってきた右サイドバックの山脇樺織(2年・東急SレイエスFC)が打ち切ったミドルは、DFに当たって枠の右へ。直後の右CKを小関が蹴り込むと、ファーに突っ込んだ関口のスライディングシュートはゴール右へ。続く関東第一のラッシュ。
すると、先制点は勢いそのままに関東第一。26分に小関のパスを受けた重田は丁寧なスルーパス。抜け出した村井がGKと接触してエリア内で転倒すると、主審はペナルティスポットを指し示します。PKのキッカーはキャプテンの小野凌弥(3年・Wings U-15)。左スミを丁寧に狙ったキックは、GKもわずかに及ばずゴールネットへグサリ。「今は間違いなくデイフェンスリーダーというのが随所に見れるようになってきましたね」と指揮官も認めるセンターバックが貴重な先制弾。関東第一が1点をリードしました。
さて、「前半は失点するまでの所はどうしても前で受けたがる選手が多くて、みんなボールに寄ってきちゃって、同サイドで何とかしようとして、食われてそのまま行かれていたと思います」と右田聡コーチが話した通り、全体のバランスも悪く、攻撃の手数を繰り出せない東京。30分にも村井にミドルを打たれるなど、苦しい時間が続く中でワンチャンスを生かしたのは32分。左サイドで獲得したこの日1本目のCK。キッカーの金誠敏(1年・西東京朝鮮第一中)が丁寧にボールを蹴り込むと、今村涼一(2年・FC東京U-15むさし)が頭で合わせたボールは、右スミのゴールネットへ吸い込まれます。「今村がああやって決めることはなかなかないですし、ソンミンのボールもいつも定まらないんですけど、あの1本だけはたまたまでしたね(笑)」と右田コーチも笑った同点弾。スコアは振り出しに引き戻されました。
「2点目を取れればもっと試合を優位に運べたかなと思います」と関口も話した通り、そこまでの流れを考えてもややもったいない失点を喫した関東第一は、34分に佐藤の左FKから、こぼれを拾った村井の放ったミドルは東京のGK高橋優仁(1年・FC東京U-15深川)がしっかりキャッチ。40分は東京。「サイドからのドリブルとか、もっと出していけたらと思います」と話す鈴木が左サイドを運び、折り返しを今村が狙うも小野が体でブロック。41分も東京。金の左CKがこぼれ、収めたバングーナガンデ佳史扶(1年・FC東京U-15深川)のミドルはクロスバーの上へ。「失点した後で4,5分はしんどい時間が続いたんですけど、そういう時間を自分たちでちゃんとコントロールして、自分たちの時間をちゃんと創ることができたのは前節から比べると成長できた所かな」と右田コーチ。1-1で最初の45分間は終了しました。


ハーフタイムに関東第一は交替を決断。佐藤に替えて、長野真大(2年・VIVAIO船橋)をそのまま左サイドハーフへ送り込み、サイドの推進力向上に着手したものの、後半のファーストチャンスは東京。48分に寺山翼(2年・FC東京U-15むさし)がクロスバーの上へミドルを外すと、55分にも金、寺山と回ったボールを鈴木は枠の左へ外れるミドルまで。「後半はみんなどんどんゴールを狙っていこうとハーフタイムに話していた」とは鈴木。立ち上がりのペースは青赤。
歓喜の逆転弾は58分。右サイドバックの天野悠貴(2年・FC東京Ù-15むさし)のフィードは相手に渡るも、「相手が低い位置で前を向いたので」寄せてボールを取り切った鈴木は左足一閃。「ニア上が空いていたので、そこに強くシュートを打とうと思って、きれいに打てた」という一撃は豪快にゴールネットへ突き刺さります。「自分は今までサイドバックをやっていて、今日はTリーグで初めて左サイドハーフをやったんですけど、今日は誕生日なので絶対点を取ろうって思ってました」と笑った鈴木のゴラッソ。東京が逆転に成功しました。
東京はゴール直後に1人目の交替を。中谷を下げて、芳賀日陽(2年・FC東京U-15深川)を右サイドハーフへ投入し、金がボランチヘスライド。一方、「相手が後半良くなっちゃうのは仕方なかったので、いつカードを切ろうかと思っていた」小野監督は63分に2人目の交替を。長谷部竣(3年・JSC CHIBA)と貝瀬敦(1年・田口FA)を入れ替え、小関は右サイドハーフからボランチヘスライドし、貝瀬が右サイドハーフの位置へ。お互いに人と配置を入れ替えつつ、勝敗に直結するであろう、次のゴールを狙いに掛かります。
67分は東京に決定機。鈴木からボールを引き出した今村が、1人かわして左足で放ったシュートは右のゴールポストにハードヒット。直後の68分には東京に2人目の交替。「背後に飛び出していくようになって、そこからちょっと押し込んで、そうすると中盤も空いてくるので、やっとボールを動かせるようになってきたと思う」と右田コーチもその働きを評価した小林里駆(1年・FC東京U-15むさし)と久保征一郎(1年・太陽SC U-15)をスイッチして、前線にさらなるパワーを。73分にはFKのチャンス。ゴールまで約30mの位置から金が左スミギリギリへ収めたキックは、北村海チデイ(2年・GRANDE FC)が丁寧にキャッチ。「後半はずっとウチのペースでやれていた」と話す右田コーチも「ここに来てようやく自分を出せるようになってきた、上に強くて、対人も強くてという子」と評したセンターバックの湯本創也(1年・FC多摩)を中心に、守備陣の安定感も後ろ盾にしながら押し込む東京。耐える関東第一。
「エアポケット」(右田コーチ)を見逃さなかった東京王者。76分に小関からボールを受けた長野は、前を向くとすかさずスルーパス。走った重田はマーカーの前に体を入れてボールを収め、GKとの1対1も冷静に左スミのゴールネットへボールを送り届けます。全国での3ゴールを経て、プレーに自信がみなぎってるように見える重田の同点ゴールに「よく1点取ったなと思います」とは小野監督。再びスコアは振り出しに引き戻されました。
ここからは双方にチャンスが。78分は東京。左から金が蹴り入れたCKに、寺山が頭で合わせたシュートは枠の上へ。79分は関東第一。スタメン起用されたルーキーの田中大生(1年・横浜FC JY)が縦に付け、左サイドで1人かわしながらカットインから狙った村井のミドルは高橋がキャッチ。81分の東京は3人目の交替として、金と武井翔暉(1年・FC東京U-15深川)をスイッチ。「お互いに勝ち点を欲しかったゲーム」(小野監督)はいよいよ最終盤へ。
84分は関東第一。小関のドリブルで獲得したFK。中央やや右寄り、ゴールまで25m強の位置から村井が直接狙ったキックは、カベに当たってクロスバーの上へ。そのCKを左から小関が蹴るも、DFがきっちりクリア。86分は東京。寺山が左へ振り分け、バングーナのクロスに芳賀が飛び込むもわずかに届かず。87分も東京。右から今村が蹴り込んだCKに、寺山が当て切ったヘディングはゴール左へ。直後に東京は今村と谷地田陸人(1年・FC東京U-15深川)を入れ替える4人目の交替を敢行するも、以降の両チームにシュートは生まれず。「ちょっと悔しいゲームで終わってしまいました」(鈴木)「今日は勝てたゲームだと思いました」(関口)と2人が言及したように、久々に夏らしいコンディションの中で行われた90分間は痛み分け。両者に勝ち点1ずつが振り分けられる結果となりました。


「この前の実践の時は早い段階で1点取られてしまった後に、そこからバタついて2点、3点と連続で失点してゲームが決まっちゃうような内容だったので、もう1点取り切れなかったのは残念な所なんですけど、ゲーム全体をコントロールしていくという意味では前節から成長したのかなと思います」と右田コーチが話した東京。前述したようにJ3やプレミアというステージがその先にある中で、右田コーチは「ここにいるヤツらが、Tリーグで活躍することはもちろんなんですけど、もう来週のプレミアの清水戦にも何人か絡んでいくと思いますし、そこで当たり前のようにプレーして、Tリーグの方は1年生とか中学生を引き上げてでもやれるようになっていかないと、J3が始まってどんどん吸い上げられている成長に、Tのグループが一番追い付いていかないといけない所で、本当にそういう所まで発展していかないといけないのかなと思います」ときっぱり。バースデーゴールを決めた鈴木も「次は僕たち2年生がクラ選3連覇を目指してやるためにも、ここからどんどん追い上げていきたいと思います」と高い意識を口に。残りは6試合。自らの未来を切り開く意味でも、残された540分間は今まで以上に大切な時間になってきそうです。
インターハイ、金沢とトップギアで走り続け、迎えたこの一戦は「勝てれば自信も付くし、レベルも上がるしという感じ」(小野監督)という位置付けの中で、勝ち点1という成果を手に入れた関東第一。「グッとやる所の強さの本質を知っている子たちというか、そこの本質をリーグの中で一番持っているチーム」と指揮官が評した相手に、押し込む時間も創った90分間は決して悪い出来ではなかったのかなと。また、センターバックの関口は「東京予選ではできていたことがインターハイではできなかったですし、特に市船の福元(友哉)選手は衝撃で、スピードも東京にはない速さで、競り合いも本当に強くて、自分とコンタクトした時のボディバランスが凄く良くて、全然崩れないし、むしろこっちが崩れるくらいで、すべてレベルが違ったので凄く刺激をもらいましたし、またイチからしっかり見つめ直すことができる良い経験でした」と話すなど、インターハイで感じた全国レベルは確実にチームの目線を上げている様子。再び競争のサイクルに入っている関東第一の今後も注視していく必要があるのは間違いありません。      土屋


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Shonan BMWスタジアム平塚で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第26節の
湘南ベルマーレ×松本山雅FCは
2-1で湘南が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
松本・反町康治監督のコメントです。


(松本・反町康治監督)
まあ、 10位あたりを彷徨っているチームとトップを走っているチームの差は、皆さん見てよーくわかったなと思って、明日の記事に書いて下さい。これが我々の実力であるというふうには、残念ながら思うしかないと思います。本当にたくさん、今日は松本でも大きなお祭りがあったんですけども、それを無視してまでも来てくれた松本からのサポーターにはこの高温多湿の中、本当に感謝しています。ただ、本当にブーイングされてもおかしくないような(試合を)、特に前半ですけども、見せて申し訳ないなと思っています。後半は向こうも少しらしさが消えた部分もあるし、我々が逆に発奮したのかどうかわかりませんけども、少しはサッカーらしいサッカーが見られましたけども、もうサッカーというのは何回も繰り返しますけども、その時には遅いんです。そんなに簡単に引っ繰り返されるほど湘南は甘くないですからね。先制したらたぶん1回も負けてないんじゃないかな、湘南は。だから守る所はしっかり押さえて、隙を窺ってチャンスを創るという向こうの思い通りの試合になったんじゃないかなと思います。本当に暑い中、良くやったと思いますけども、労ってあげたいんですけども、勝負として考えた場合には相当差があると思いました。悔しいですけど。以上です。


Q:前回の対戦の時も実力差をおっしゃっていましたが、前回との差は広がっているのか、それとも詰まっているのか、そのあたりはいかがでしょうか?


A:まあ2試合やっただけじゃ何とも言えないですよね。ちょっとそれは相対的に見るのも、今は終わったばかりなので難しいと思いますけども、本当は「差が縮まった」というふうに言ってくれれば良い記事になるかもしれませんけども、そうじゃないと思いますよね。1人1人の持っているボールに対する執着心とかエネルギーとか、それは戦術的なものではなくて、フットボーラーたるもの、そこで見せなきゃいけないものをやっぱり見せられない自分たちがいる訳ですから、それはどう見ても1試合だけ、この試合だけやろうと思ってももう無理なんですよね。だから湘南は、やっぱりそういう意味では僕の時からもそうですけど、しっかり鍛え上げられているチームということは思いますよ。選手にも話している訳ですよ。「他のチームとのプレッシャーの度合いは違うよ」と。でも、やっぱりああいうハイプレスにもう完全に負けちゃって、ビビっちゃって、もう誰かにパスして、「ハイ、僕はパス成功したから、次はあなた何とかして下さい」と人任せのサッカーをやってしまうと。だから見ている我々としても楽しくも何ともないですよね。逃げて逃げて逃げて逃げまくって、しかも点取れちゃったから「もっと逃げよう」って現実逃避しちゃってるから、それじゃあやっぱりこういう結果に自ずとなるでしょうね。チョウ(曺貴裁監督)はさっき「ラッキーだった」って言ってましたけど、ラッキーを生むのも向こうの力ですから。我々はそういうラッキーを生む力もなかった訳ですから。ラッキーでやられたと言っても、相当差があるというふうに思った方がいいですよ。


Q:今日は前半が明暗を分けたと思いますが、その部分で前半に限って言えば山雅の悪かった所はどこでしょうか?


A:まあいろいろありますけど、さっき言ったようにハーフタイムに言いましたけど、ビビってサッカーやってるってことですよね。もうそれに尽きます。だから何回も言うけども、同じミスでも積極的にトライしてミスするんだったら、サッカーはミスのスポーツですから、それはもうしょうがないですよ。でも、ネガティブになって、逃げて逃げて逃げてミスするというのは、これはもうサッカープレイヤーとしてちょっと悲しいですよ。しかもこういう上の方と試合する時には、やっぱり獰猛果敢にやらなきゃいけないんですけども、獰猛さがどっちにあったかと言ったら、皆さんご存知のように向こうですよね。それはホームアウェイ関係ないですよ。そうなるとこういうふうになりますよね。もうそんなのは当然映像も見せて、向こうのそういう獰猛な所も見せているんですけども、我々は獰猛な所を見せられちゃって逆にビビってしまったということでしょうね。だから前半はそれで、ハーフタイムに「やっぱり獰猛になんなきゃいけないよ」という話をして、少し獰猛になりましたけども、檻を突き破って出るような、そういう力はなかったですね。


Q:今の獰猛になれないバックグラウンドとして、去年から半分くらいは同じメンバーが出ているにもかかわらずそう見えてしまう所は、自分たちの強みや良さに自信を持てないからそうなってしまうんじゃないかと思うんですけど、そのバックグラウンドとして何が選手の自信をなくしているのでしょうか?


A:かなり厳しい質問をされましたね。でも、おっしゃる通りだと思います。結局自分に自信がないのかもしれませんね。だから良い時は良いんですけども、少しダメになるともう全部プレーが逃げがちになってしまう。そういうのをやっぱりある意味ね、今日セルジーニョなんかはそんなのは外国人だからお構いなしなんですよ。彼だけですよ、獰猛に。あの髪型を見てもわかるように。でも、他はもう相手が獰猛に来て、ドカンとぶつけられたらもう2回目から逃げてしまうみたいな、それはだからやっぱり一流とはちょっと言えないですよね。かと言って二流ではないですけど。一,三か一,四流かな。フットボーラーとしては。それを何とか一流にさせようと努力しているんですけど、こういう試合になると、皆さんわかっての通り、この試合の意義っていうのは非常に高い訳ですよ。それでこうなっちゃうんだからズッコケ。あとは早く点取り過ぎちゃったという、余計ズッコケちゃったという。これは0-0でこういう拮抗したゲームをやっている方が良かったのかもしれないですよ。


Q:自信のなさの背景はいかがでしょうか?


A:どうでしょうねえ。それはもう人間的なものだから。人間性だから。もちろんクオリティも向こうの方が上ですよ。球際の所とか。球際の戦いというのは、今日も1つのキーワードですから、もし暇だったら家に帰って見て下さい。どっちにボールが転がっていくのかというのは。明らかに向こうでしょ。それは我々がもしかしたら人工芝で練習をやっているからかもしれないし、元々そういう所で強くないヤツが多いのかもしれないし。だから今回で言うと、今年で言うと上の方のチームにはほとんど勝つことができないというのは、そういうことなんですよね。


Q:再三気持ちの部分の弱さの話が出てきていますが、今日の試合の前の練習着に松田直樹選手の名前と背番号が入っていて、そういう所で命日を挟んでの試合で、選手に期するものがない訳はない試合だと思いますが、そのあたりで選手はどのように思いながら戦っていたのでしょうか?


A:それは選手に聞いて下さい。僕もマツのことは知っているし、昨日も黙祷しましたけども、日本サッカーへの貢献度は非常に高い選手でしたしね。だから本当は記事的に試合に勝って、マツの想いが伝わったなんて書きたい所だと思いますけど、サッカーというのは試合が始まったらマツのためにとかって訳じゃないですから。チームのために戦わなきゃいけない訳であって、チームの勝利のために。今日はそういう所が少し足りなかったと思いますよ。ただ、僕が来る前ですけど、マツが我々のチームに来てもらったことによってのいろいろな意味での効果はたくさんあるので、やっぱりマツに対しては敬意を表したいし、いつまでも我々としては選手にも言いましたけども、それによっていろいろな、AEDの話とかそういうのも広がっていくのも含めて、風化させないようにはしていきたいなと思っています。


Q:先程試合の中で「向こうの思い通りだった」というお話がありましたが、監督は向こうの思い通りに行かせないために、後半はどういう手をどういう意識で打ったのかというのを具体的に教えていただけますか?


A:具体的にはやっぱり向こうのアンカーの所でフリーにさせて、そのアンカーの所にボランチが行っている、ボランチが1人行くとそこの横の所を狙われて、今日は向こうは(最終ラインを)4枚にしてきたので、サイドのミッドフィルダーやトップ下のヤツがどんどんどんどんそこの所で入れ替わり立ち替わりボールを受けて、我々のキーパーにとっては45度の所で基点を創られているので、それはもうどうしてもゲームプラン上で変えなくてはいけないので、2トップにして、そこの秋野(央樹)の所に(工藤)浩平を置いて、攻撃のスタートというか、2番目の所を抑えに行ったと。そうしたら、俺が向こうの監督だったら、チョウだったら変えるかなと思ったら、結局そのままにしてきたので、そこの所は少し蓋をしてボールを奪う位置が高くなりましたよね。もう前半だってシュートを打たれるか、ペナルティエリアの手前の所でボールを取っている訳ですから、そこからのエネルギーから言ったら、しかもウチがボールを取ったのに変な所でウチの選手に当てちゃって、相手に当てちゃって、それがゴールになっちゃった訳ですから、それは逆に言うと取り所が低いからであった訳で、決してラッキーでも何でもないんですよね。だからそれを何とか中盤のエリアの所でボールを奪えるようにしなければ、このまま試合は終わってしまうから。向こうの思い通りに。そこで変えた所を、そこそこ良い形でボールも奪えましたし、シュートのチャンスも少しリスキーではありますけど。後ろが同数ですしね。ただ、もうそれをしなければこの試合は終わるゲームだと思ったので、それをやってそこそこうまく行ったと思いますよ。


Q:そこそこうまく行った中で、最後に同点には至らなかったということは、それはもう選手個人の質の問題ということでしょうか?


A:まあ、残念ながらそういう言い方になるかもしれませんね。皆さん、誰に見てもらってもわかるように、「これはダヴィなの?ダヴィのお面付けてる他の選手なんじゃないの?」と思われたと思いますよ。それはしょうがないですよ。6ヶ月もやってなくて、即戦力というふうには絶対にならないですから。サッカーの世界はそんな甘くないですからね。だからまあそれが現実です。


以上です。


土屋

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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
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