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March 2, 2017 5:45 PM /

Week 29 - Votes of confidence, League Cup, FA Cup 後編

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Week 29 - Votes of confidence, League Cup, FA Cup 後編

(1)League Cupの存続意義

一時期、文字通り「価値の無い」大会と軽視された、League Cup
●多くのクラブが戦後、スタジアムに夜間照明を導入し、試合の平日開催が可能となったことを受け、1960/61シーズンより創設されたLeague Cup。
●最初はあまり盛り上がらなかったが、1967年より決勝戦がWembleyで開催され、また優勝チームにUEFAカップ出場権が与えられるようになったことを受け、どんどん人気を集めた。
●プレミアリーグ創設まで、リーグ戦のテレビ中継が少なかったのに対し、カップ戦が普通に無料テレビで生中継があった為、FAカップとLeague Cupが広く注目を集めた。
●しかし、1990年代の半ばになると、League Cupの人気が一気に落ちてしまった。

人気が落ちた理由が大きく2つあった。1つ目はプレミアリーグの創設。
●それにより、リーグ戦のテレビ中継が一気に増えた為、カップ戦の特別さが薄くなった。
●そして、リーグ戦の賞金が高騰し、League Cupの賞金が安いままで優先しにくくなった。
●又、それまではあまり栄養やスポーツ化学に関して意識が無かった為、選手たちはどうせ万全なコンディションに居なかったし、試合数が多くなってもあまり気にしなかった。(経済的にも、多いほうが良かった。)
●それに対して、1990年代からどんどん選手たちのコンディションを重視するようになり、試合数が多過ぎたら問題視されるようになり、一番名誉も賞金も低いLeague Cupが危機を迎えた。

そして、2つ目はCLのグループステージ導入
●チャンピオンズカップは元々、最初から決勝T方式だった。
●そして1993/94シーズンまで3シーズン、1・2回戦を勝ち抜けてから、ベスト8の段階でグループステージが導入された。
●その1993/94シーズン、マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表として2回戦で敗退したが、国内の3大会はいずれも本気で戦い続け、2冠とLeague Cup準優勝を果たした。
●しかし、翌シーズンの1994/95より、CL本大会は最初からグループステージという形式に変わり、出場チームにとって秋の日程が一気に忙しくなった。
●その中、いつもLeague Cupも本気で戦っていたユナイテッドは1994年9月21日、国会議事堂まで広がる大騒ぎを起こした!

1994/95シーズン、League Cup 2nd Round 1st Leg、Port Vale vs. Manchester United
●GK: #1 Gary Walsh
●DF: #2 Gary Neville, #5 David May, #6 Roy Keane, #3 Denis Irwin
●MF: #7 Keith Gillespie, #8 David Beckham, #4 Nicky Butt, #11 Simon Davies
●FW: #10 Paul Scholes, #9 Brian McClair

●当時、2部リーグの下位チームだったPort Valeは、Peter SchmeichelやEric Cantona、Mark Hughesなどのエース選手たちをホームで迎える機会を大いに楽しみにしていたところ、
Alex Ferguson監督は誰も知らない、アカデミー出身の選手を一斉に先発で起用した。
●もちろん、今から見れば19歳のScholesがデビューで2ゴールを決めた活躍なんて、生で見れた人は貴重な経験ができたと言えるが、当時までこんなに選手を温存するケースが滅多になく、地元の国会議員が国会議事堂でクレームするほど大騒ぎが広がった。
●しかし、これを皮切りに、過密日程が気になったプレミアリーグ勢が次々とリーグ戦の賞金を優先し、League Cupを軽視するようになった為、このような大幅温存はたった数年で普通のことになった。
●その中、1998/99シーズンより「Worthington」というビールメーカーがスポンサーになり、「Worthington Cup」と改名されることになったが、それに因んで多くのイギリス人はLeague Cupのことを「Worthless Cup=価値のないカップ」と皮肉って呼ぶようになった。

ここ12年、また盛り上がるようになったLeague Cup。ある意味ではMourinhoがきっかけ!
●今となって、League Cupが昔とは違う意味で、重要な大会として位置付けられるようになった。
●賞金は非常に安いが、その分、プレッシャーも低いし、比較的に自由に戦えることができる。
(※優勝チームに賞金は£10万だけ。Rooneyが1人で3日間だけでそれよりもたくさん稼いでいる)
●敗退しても大きなショックは受けないが、ここ12年、優勝できれば次に繋がる、大きな弾みになると考えるビッグクラブが増えた!
●そして、その中ではビッグでないクラブにとっても、現実的に大きなタイトルと、ヨーロッパの舞台で戦う権利を獲得するチャンスとして見られている。
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●以上のように、2005年のチェルシーがリーグカップも本気で戦い、タイトルを獲得したことでリーグ優勝に繋がる弾みを得られた。
●翌年のマンチェスター・ユナイテッドも3年間、リーグ優勝から遠ざかっていたが、Keane・Beckham・Van Nistelrooyの時代を終えて、Rooney・Ronaldo・Ferdinandへと世代交代を図る中、タイトルを取ったことが翌年からリーグ3連覇に繋がった。
●また、プレッシャーが低い為、点の取り合いもあったりする。Chelsea 5-4 Manchester Unitedや、Reading 5-7 Arsenalが記憶に新しい。

再び盛り上がることが可能になったのは、League Cupのフォーマットに変更があったからだ。
●Football League(現:EFL)は1990年代半ばから現実を認め、色々と改革をしてきた。
●1996/97より、ヨーロッパ大会に出場するチームは2回戦ではなく、3回戦にスタート
●1999/2000より、日程を全般的に早めた。決勝戦が2月開催となった。
●2001/2002より、H&Aの2 legsだった2回戦が一発勝負に変わった。

2010年のLeague Cup決勝前、意識が変わったことについてSir Alex Fergusonが語った
●"All of a sudden you find yourself in a semi-final after playing three games. Once you get to a semi-final the focus changes. It definitely makes a difference."
「今は3試合だけ勝てば、いきなり準決勝を戦うことができる。準決勝になると、意識とプライオリティが変わる。新フォーマットは確かに変化をもたらした。」
●出典:Daily Post、2010年2月26日
http://www.dailypost.co.uk/sport/football/football-news/carling-cup-worth-winning-says-2764546 



(2)それに対して、FA Cupの存続意義

●今のLeague Cupは早い時期に終わるし、試合数も準決勝まで少ないので、割りと楽な気持ちでそこまで勝ち上がったチームはその後、優先しやすい大会となる。
●そして優勝チームはシーズンの残り3ヶ月に向かって良い刺激を受けることが出来る。
●それに対して、FAカップは時期的に非常にきつい状況にある!

もちろん、1872年まで歴史が遡る、世界最古の大会は存続意義が非常に大きい。
●アマチュアチームまで全国のクラブが参加できるし、下部リーグのチームにとって経済的にも「夢」的にもすごい大会である。
●そして、今シーズンは3回戦から暫く盛り上がらなくなったが、4回戦には番狂わせが多かった為、5回戦にはFAカップらしいカードが非常にたくさん出た。
●今は本気で戦った上位チームと、快進撃で勝ち上がった下部リーグのチームが残っている。本気でなかったチームが敗退してくれたので、今は理想的な状況かもしれない!
●しかし、毎年は結局こうなるという保証はない。

ここ十数年、盛り上がりが覚めた問題が深刻。理由が様々ある。
●League Cupとは違い、FA Cupは20世紀終了までずっと人気とステータスを保った。
●しかし、1999/2000シーズンから次々と問題が出た。
●まずはCWC。前回王者のマンチェスター・ユナイテッドは1999/2000のFA Cupに参加せず、1月にブラジルで行われた初回CWCに出場した。これはW杯開催を目的にFAがお願いしたことなので、FAが自らの大会に水を差す行為となった。
●そして、CL。1999/2000シーズンより2次グループステージが導入され、各国から最大2から最大4チームまで出場できるように拡大された。
●それにより、CLの試合数が増えるだけではなく、イングランド勢のより多くのチームにとって試合数が増えることになった。
●その中、賞金の高いプレミアリーグとCLの両立だけでも難しいので、その2つを優先して、FA Cupを優先できなくなったクラブが多い。

現在の課題
●FAカップの優勝チームに£180万の賞金が支払われる。
League Cupよりは18倍も多いかもしれないが、リーグ戦などと比べて極微額である。
●今シーズンのプレミアリーグでは、放映権の新契約1年目なのでまだ前例が出ていないが、
最下位チームは凡そ£9000万を貰うと思われる。
そして、1つの順位で更に約£180万をもらうと思われる。
●つまり、FA Cupで決勝まで勝ち上がり、優勝できたとしても、リーグ最終節で1つ順位を上げたチームが同じ賞金を貰える。
●その「安い」大会を、シーズン終盤に優先することが多くのチームにとって困難。
プレミアリーグ勢だけではなく、プレミアリーグへ昇格を目指すチャンピオンズカップ勢もその傾向になっている。
●また、3回戦はシーズンの一番忙しい時期の終わりに行われるし、今季の4回戦も平日開催リーグ戦の直後に行われた。ちょうど選手を休ませる必要があるタイミングである。
●その中、勝ち上がるのは平気だが、どうしても再試合を避けたいので、引き分けより負けるほうがましというクラブもいる。
●しかし、下部リーグのクラブにとって、再試合の可能性がなくなれば大変だ。



(3)纏め:FAカップを守る為に2つの提案

提案1: 現実的で来季からでもすぐ導入できる提案
●基本的に5回戦まではこれまで通り、再試合を行うが、各カードで両チームが予め合意すれば、そのカードは一発勝負に変更することを可能とする。
●実は、これは5部〜8部リーグのチームが戦う、FA Trophyという大会からインスパイアされた提案だ。
●FA Trophyも基本的に再試合を行うし、元々の試合は90分で終了する。
●しかし、両チームが試合前に合意すれば、元々の試合では延長戦だけ追加することができる。
(ただ、PK戦は行わない。120分の末、まだ同点の場合は再試合を行う。)
●この考え方を拡大し、FA Cupで元々の試合の前にその選択肢を与えれば良い。
●恐らくプレミアリーグとチャンピオンズカップのクラブは再試合を避けたいので、そのリーグ同士のカードは両チームが合意して、1試合だけで勝負することが多くなりそう。
●そのクラブのサポーターにとっても、カップ戦ならではの一発勝負のテンションが上がり、PK戦の可能性もあるので、観客動員数が多くなる可能性も高い。
●一方、例えば3部以下のチームにとっては、再試合があったほうが経済的に効果が出たり、勝ち上がる可能性が高くなったりするというメリットがある。
●その場合は、例え片方だけが再試合を残したいと言えば、相手が一発勝負が良いと言っても再試合は行う。
●それにより、スモールクラブやFA Cupの「夢」を相変わらず守ることができる。

提案2: 現実的ではないかもしれないが、長期的に考えると必要と感じる提案
●プレミアリーグとEFL(2部〜4部リーグ)、FA Cup、League Cupの放映契約が相変わらず別々にしても、放送するテレビ局がそれぞれ違っても、合計の放映権料を1つに纏めてから分配する。
●賞金に関して、FA Cup優勝=プレミアリーグ11位と12位の差=18 x League Cup優勝
という現状がどうしてもおかしい。
●つまり、FA Cupの放映権で例え、プレミアリーグと比べて1%の金額しか集められないとしても、
プレミアリーグのお金を一部、FA Cupの賞金に回せば良い。
●その為に、FA Cupやプレミアリーグを運営する団体を、改めて1つに合併する必要があるかもしれないが...

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