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デイリーサッカーニュース Foot!

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シティvs.ユナイテッド


フェライニかあ・・・・
そんなのもいたよね、
みたいな妙な時間の感覚でレッド・カードを目にしました。
憐みを通り越すと何になるのか、というと、ひょっとすると過去になるのかも・・・
せっかく足踏んでPK与えたあの試合から立ち直ってがんばってたのに・・・
しかしああいうレアな感情は、いざというときだと、生のまま出てしまうものなんですね。
かわいそうだけど、アディオス・・・

それはさておき、ジーザスは、やはりすごい。
あれはかなり危険な存在でしょう。
いちばんいいときのアグエロとはまた違う別の次元の危うさがある。
となりの芝生はなんとやらですが・・・
ムヒタリアンはどうもおかしいし、
マルシアルも少しよくはなってきたけれど、ひょっとすると、
ド外れてすごい選手じゃないかもしれない、
というような気持にもなってきたりして・・・



プロデューサー 田口

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Week 37 - FA Cup semi-finals, John Terry


(1)黒板:両チームに決定的となるサプライズあり(スパーズ)
Pochettino監督の試合後コメント: 戦術とメンバー選択について後悔は無い
●"It is only me who makes the decision and I think the plan was good."
「チームを選ぶのは私だけだ。今日のプランは良かったと思っている。」
●"The first goal we conceded there was no tactical problem to do with Sonny's position.
「1失点目は、Sonのポジションとは関係なかった。」
●"The second goal was unlucky because for me it was not a penalty. How many times did you see Moses arrive in the final third? One and that ended with the penalty. That was unlucky.
「2失点目は、私の意見ではPKではなかったのでアンラッキーだった。にもかかわらず、Mosesがアタッキングサードまで進んだことって何回見られた?PKに終わった、1シーンだけだったね。それもアンラッキーだった。」
●"Sure, when you don't win you allow people - fans, the media - to say that it was not a good selection. I understand that. When you win, you are a genius, when you lose, you are a disaster."
「確かに、勝てないときはファンからメディアまで色々な人が戦術を攻めてくる。それは理解している。勝つときは監督が天才で、負けるときは大失敗だからね。」


(2)黒板:両チームに決定的となるサプライズあり(チェルシー)
Antonio Conte監督、試合後コメント
●"Our plan was this. I tried also to tell our players to stay in the game, because [if] we pass more time [on the clock], it was better for us. Then I decided last 30 minutes to put Eden and Diego in, and then Cesc [Fabregas], because don't forget Cesc was very important also for us.
「最初からこれがプランだった。選手たちに時間が経過すればするほど有利になるので、なるべく可能性を残すように指示した。残り30分の段階でEdenとDiegoを投入する予定だったからね。その後、Cescも投入して、大切な仕事をしてくれた。」
●"In this part of the season when you know you have to play three tough games [in a week], you must make strong decisions and take responsibility to make these decisions. It's not easy to decide to start the game without two important players, Hazard and Diego, but I think you must take this responsibility and you must involve your players in your plan and then take this risk."
「シーズンのこの時期になると、1週間で3つの難しい試合が入れば監督として責任を持って、難しい判断をする必要がある。HazardとDiegoという、大事な選手を2人も先発から外すのは難しい判断だったが、選手たちもしっかりプランニングに巻き込みながら、責任を持ってリスクを冒すことにした。」
●"I'm pleased because Michy started the game, a really important game. It's very important for him, for his confidence. Ake is a young player from our academy. He must be proud to see his commitment, to see the level he played at in this type of game. It's not easy for Ake to go and play [so well here]."
「Michyが大切の試合で先発出場できたのも嬉しい。彼の自信にとって非常に重要だ。また、アカデミー出身の若手、Akeもね。このような試合で高いレベルと高いコミットメントを見せて、自ら自慢できる。ここでそんなに良くプレーするのは簡単なことではない。」

Eden Hazard、試合後コメント
●"I think it's the choice of the manager. He told me and Diego [on Friday] because Tuesday we play such an important game [against Southampton. We have a lot of players in the squad. Willian played in my position and scored two goals, so they deserved to play.
「メンバーを選ぶのは監督だ。金曜日に私とDiegoに伝えてくれた。今度の火曜日にも非常に大切な試合があることが理由だった。我々はメンバーにたくさんの選手が居るし、私のポジションでプレーしたWillianが2ゴールを決めた。先発起用に値するパフォーマンスだった。」
●"When I go on the bench, when I am on the pitch, my thing is always the same. I'm trying to win games, to create some chance, to score some goals, and I did."
「私はベンチに居ても、ピッチに居ても、考えは一緒だ。試合に勝利したいし、チャンスを作りたいし、ゴールを決めたい。今日、それが出来た。」
出典:ESPNFC


(3)一時期、「捕まえられない」と言われた2冠優勝
●チェルシーがプレミアリーグの優勝争いではリードが13ポイントから4ポイントへと縮まってきたが、この結果によって大きな刺激を受けたはず。2冠の可能性が高い!
●因みに、最後に2冠優勝を達成したのは、2009/10のチェルシー。Ancelotti監督の1年目だった。
●歴代では7クラブが延べ11回、リーグとFAカップの2冠優勝を達成している。
●しかし、1990年代までは、2冠優勝の回数が非常に少なく、片方だけ取って他方は準優勝という惜しいパターンが多かった。
●だから、2冠のことをよく「the elusive Double=捕まえられない2冠優勝」と呼ぶことがあった。
20170426.png

●20世紀に入ってから1961年まで1度も達成されなかった。
●そして、1990年代までは10年に1度しかない程度だった。
●1961年にスパーズがようやく2冠優勝を達成するまで、片方だけ優勝して他方は準優勝というケースが20世紀に入ってから8回もあった。
●そして黄金時代のリヴァプールは1度だけ2冠優勝したが、4回もこのパターンに終わった。
0005_ダブルを達成したクラブ.jpg


(4)後半:John Terry (補足として、特集記事の抜粋)
ESPNFC.com:「John Terry's incredible defensive record vs. the Premier League's best」
●「プレミアリーグ上位勢に対して、John Terryのとんでもない記録」
●公式戦、Terryが先発の通算記録:
対スパーズ: 32試合17勝9分6敗
対アーセナル: 37試合15勝11分11敗
対ユナイテッド: 34試合12勝11分11敗
対リヴァプール: 39試合17勝9分13敗
●Terryが先発のチェルシーに対して、強豪相手のエース点取り屋の公式戦記録
Cristiano Ronaldo: 13試合1得点
Wayne Rooney: 23試合6得点
Thierry Henry: 14試合5得点
Robin van Persie: 15試合6得点
Sergio Aguero: 6試合2得点
Luis Suarez: 5試合1得点(※得点を決める前に、Terryが負傷交代)
●Terryが先発に居ないチェルシーに対して、強豪相手のエース点取り屋の公式戦記録
Cristiano Ronaldo: 2試合0得点
Wayne Rooney: 7試合4得点
Thierry Henry: 5試合5得点
Robin van Persie: 5試合2得点
Sergio Aguero: 7試合6得点
Luis Suarez: 2試合1得点
(特にRooney、Henry、AgueroはTerryが居ないときだけチェルシーを相手に点を決めやすくなるパターンが強い。)
●例外はFernando Torres。Terryが先発のチェルシーを相手に7試合で7得点を決めた。
他のエースストライカーが出来ないことをTorresだけがしていたのが、チェルシー移籍に繋がったのでは?
●出典:ESPNFC.com



Daily Mail紙(21日):Jamie Carragherがプレミアリーグ歴代CBトップ10でJohn Terryが1位
1.John Terry
2.Tony Adams
3.Rio Ferdinand
4.Vincent Kompany
5.Ricardo Carvalho
6.Nemanja Vidic
7.Jaap Stam
8.Sol Campbell
9.Marcel Desailly
10.Sami Hyypia

●"My type of defender, someone who would put his body in front of anything to stop a goal. It should not be forgotten, though, what a great footballer he is and I know from playing alongside him how effortlessly he could ping a 60-yard pass with his left foot.
「私の好みのディフェンダー。相手のゴールを防ぐ為に体を張って何でもブロックしようとする。しかし、忘れてはいけないのは、彼が素晴らしいフットボーラーでもあるということだ。私が隣でプレーしたとき、彼が楽々と左足で60ヤード(50メートル以上)のパスを出す姿が印象的だった。」
●"During Jose Mourinho's first spell at Stamford Bridge, with Terry commanding in the middle and Petr Cech in goal, it felt almost impossible to score against them.
「スタンフォード・ブリッジでジョゼ・モウリーニョの第一期では、Terryが守備をリードしながら後ろにPetr Cechがキーパーだった。あのチームを相手に点を取るのが無理だと感じた。」
●"Chelsea only conceded 15 goals in 2004-05 en route to the title and that season signalled the start of five consecutive years of him being named in the FIFPro World XI.
「チェルシーが2004/05シーズンに優勝したとき、失点は僅か15しかなかった。そのシーズンから5年連続でTerryがFIFProの世界ベストXIに選ばれた。」
●"He has won 16 major honours and kept 214 Premier League clean sheets.
「彼は大きなタイトルは16も獲得しており、プレミアリーグで214回もクリーンシートを記録している。」
●出典:Daily Mail紙

Daily Mail紙(18日):Jamie RedknappもJohn Terryについて語る
●"John Terry is the ultimate centre back. His winning mentality is second to none.
「John Terryが究極のCBだ。彼の勝利に対する欲求が誰にも負けない。」
●"Terry has been the Premier League's most consistent defender in the past 15 years. I found out just how tenacious he was the first time I played against him for Tottenham against Chelsea in 2003.
「プレミアリーグの中ではTerryがここ15年間、最も一貫して活躍し続けたディフェンダーだ。2003年にトッテナムの選手としてチェルシー戦で初めて彼と対戦したとき、彼がどれだけ強いかを体で覚えた。」
●"I was on the ball having just gone in hard on Jimmy Floyd Hasselbaink. Two seconds later, Terry came flying in and absolutely smashed into me.
「私はJimmy Floyd Hasselbainkに対して激しくボールを奪ったばかりだった。2秒後、Terryが飛び出して、すごいタックルで私に激突した。」
●"He was only 22 but it told you everything about him. Terry showed he was nobody's fool and was prepared for retribution should one of his team-mates get hurt.
「彼はまだ22歳だったが、これで彼の本性が分かった。彼は抜け目の無い男で、チームメイトが痛い目に遭ったときは倍返しする覚悟を持っていた。」
●"There has not been a better player at defending the front post. Terry has rarely been caught out of position -- it seemed like he got in the way of every cross -- and he can hit a 30-yard pass with either foot.
「ニアで守備する上で彼を超える選手は居ない。彼がポジショニングで失敗することが滅多になく、どのクロスでも彼がカットするように感じた。そして両足で30ヤードのパスを出すことも出来る。」
●"Terry is the master of self preservation. Towards the end of his time at Chelsea a few managers tried to take him on but there was only ever one winner.
「Terryは自己保存のマスターだ。チェルシー時代の最後数年、彼と対立した監督が何人か居たが、最終的に勝ったのは必ずTerryだった。」
●"He is a strong character who knows how to look after himself."
「彼はキャラが強く、自分を守るのが得意だ。」
●出典:Daily Mail紙

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「UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd-leg」

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「マウリシオ・ペジェグリーノ監督(アラベス)」

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Week 36 - Manchester United 2-0 Chelsea


(1)写真表示:MUN 2-0 CHE:戦術・黒板の話はこの為にする

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人生はパーセンテージだ!
●世の中に、「戦術とかシステムについて語る意味が無い。ボールを蹴るのはシステムではなくて選手だから」という人間も居る。中に指導者や記者も居る!
●しかし、先月と今月のチェルシー戦でモウリーニョが練った対策を見たら、戦術について語る理由が明らかであろう。
●サッカーでは点数が少ないので、小さなことのランダム変動が結果に大きな影響を与える。
(FAカップ戦ではHerreraのレッドカードとか、この試合ではAlonsoの欠場やHerreraのハンド疑惑とか。)
●だから、幾ら準備しても勝利を保証することはできない。
●だから、厳密に言えば、監督の戦術やプランニングは勝利する為ではなく、勝利する可能性をなるべく高める為にするのである。
●人生も同じだ!人生には何の保証も無いので、人生もパーセンテージの問題だ!
●戦術を分析するのは、スコアに囚われずに、その有利・不利のパーセンテージをもたらす要因を見出す為にする。
●それがその試合では結果に繋がったかどうかは別にして、今後に繋がる傾向は見出すことが出来る。

FAカップで負けた試合では、この対策ではチェルシーに勝てるという兆候があった
●FAカップの対戦では、前半途中にHerreraのレッドでユナイテッドのゲームプランが台無しとなり、結局1-0で負ける結果となった。
●しかし、その結果よりも、印象に残ったのはモウリーニョの対策だった。
●あのときの戦術が面白かった!チェルシーを止める作戦として、非常にうまく機能していた。
●従って、明らかにユナイテッドの勝利する可能性をデフォルトよりも大幅に高めた。
●だから、結果は負けだったにもかかわらず、戦術を分析してユナイテッドを有利にする要素をピックアップすることに意義があった。
●もう一回やれば、ユナイテッドが十分勝てるという兆候があった。
●そして、この試合ではまた同じ戦術で戦うと、前回と同じ理由でそれが機能して、今回は勝利に繋がった。



(2)みんなが止めなくても止められなかった、チェルシーの強み
●Conte監督のチェルシーは秋からずっと3-4-3(3-4-2-1)のシステムでプレーしているが、その特徴が分かってもなかなか止められないというパターンが続いている。
●#26の『Foot! TUESDAY』、アーセナルに勝ったときに紹介したように、1つの強みはPedroとHazardのポジションである。
●FWでも無い、ウィンガーでも無い、MFでも無いが、一歩動けばどれにもなれる。
(英語では「three-quarter position/space」と呼ばれるようになりつつある。)
●相手にとって、一体誰が対応すれば良いかが混乱の原因となる。
●そして、もう1つの強みは、WBの上下である。攻撃のときは5トップ、守備のときは5バック、だから攻守ともにピッチ全体の幅を活かせる。

中盤: 万が一、高い位置でボールロストがあっても、カウンターされる前に相手ボランチに対して3対2
●20:04 Costaの前にMustafiがインターセプト。CoquelinがOxlade-Chamberlainへパス。
●20:07 Oxlade-Chamberlainがボールを受けると、アーセナルのボランチ2人を相手にチェルシーは3人(Matic・Kante・Pedro)も居る。3人がOxlade-Chamberlainを囲み、ボールを取り返す。
(その流れでチェルシーが再び攻撃へ。両WBは既に高い位置まで上がっている。)

トップ: 相手のSBが攻撃参加すると、カウンターでその裏を取り、相手CBと3対2
●29:25
Courtoisが素早くHazardへ投げる。アーセナルの最終ラインがすぐにピンチへ。HazardはMonrealとCoquelinを左サイドまで釣り出し、Costaへのパスで2人をかいくぐる。29:34これでCostaとPedroはCBになったOxlade-Chamberlainを相手に2対1。Costaがパスを出せば良いのに...

サイド: 5トップとして、どちらかのサイドで数的有利を作り、アーセナルの形を崩す・釣り出す
●1-0 GOAL
12:18 ボールが右サイドのMosesへ送られる。Monrealを相手に2対1になる為、Koscielnyがサポートすることを余儀なくされる。最終ラインがまた片方のサイドに釣り出される。
●12:24 この時点では、Monreal対Moses、Koscielny対Pedro、Mustafi 対Hazard、Bellerin対Costaとなっているが、左サイドのAlonsoが余ってフリー。Pedroがクロスを送る。
●12:26 フリーになったAlonsoをマークするべく、Walcottがダッシュして戻るが、セカンドボールにはAlonsoだけが反応して走り続ける。


さて、一体どうやって止められるのか?
●これまで、一番うまいチェルシー対策を練ってきたのはスパーズ。
●しかし、スパーズはプレミアリーグでは珍しく「同じレベルでチェルシーと戦える」チームというのもあり、フォーメーションをほぼマッチアップして勝負することが出来た。
●ユナイテッドにはその手が無かったかもしれない。
●だから、先月のFAカップ6回戦に続いて、モウリーニョがこの試合でも練った対策は、1対1の相手を決めて、極端なフォーメーションにてマンツーマンでマークすることだった。
●その中、一番分かりやすかったのはHerrera対Hazardのバトルだった。
●Hazardがどこに動いても、Herreraが必ずついていった。

(3)一番分かりやすかったのは、Herrera対Hazard
●1:05 ハーフウェイ付近の深いところまでHazardがポジションを下げても、Herreraがついていく
●1:58 マンツーマンのズームインした映像...2:03 ピッチの逆サイドまでついていく
●11:33 Hazardが中央で自陣内まで下がり、Herreraがついていく
●11:55 走りながらマンツーマンのズームインした映像
●17:05 ユナイテッドのボールロストからチェルシーがカウンター。珍しくHazardが無事にボールを受けることが出来るも、Herreraが素早くリカバリーして、パスをインターセプト。
●33:45-35:15 HerreraがずっとHazardにマンツーマンでついていく。ハードワーク付近で中央の位置から、左サイド、そして右サイドへ流れてもずっとついていく。チェルシーにとって、Hazardにパスを出すのが非常に困難となる。 (最終的にHerreraがHazardにファウルしてしまう。これが、この戦術の落とし穴である。FAカップでの対戦では、Herreraが退場となってユナイテッドが負けた。しかし、この試合では全体的にこの戦術が成功した。チームとして、うまく実践できた。)
●61:25 HerreraがHazaraに近くついていき、Maticのパスをクリア。サポーターが「Ander Herrera」と歌い出し、2人のズームインした映像へ。

2人の試合データ
●Hazard:シュート0本、チャンスメイク1回、ドリブル成功数0回、相手を交わす回数0回
●Herrera:シュート1本(1ゴール)、チャンスメイク2回(1アシスト)、タックル成功数4回(両チーム合わせて2位)、インターセプト回数4回(両チーム合わせて2位)


(4)黒板:しかし、Herrera対Hazardは 11分の1に過ぎず

システムとマンツーマン
●しかし、Herrera対Hazardのバトルはあくまでも全体の11分の1に過ぎなかった。
●全体が連動する戦術もこのゲームプランでは重要だった。
●Herreraとは逆サイドでは、DarmianはPedroを相手にして同じ仕事をしていた。
(PedroはHazardほどあっちこっち動かなかったので、Herreraほど目立ちはしなかったが、役割とポジションが同じだった。)
(19:33 PedroにDarmianがついて、HazardにHerreraがつくことにズームインした映像。)
●ユナイテッドのフォーメーションは4-4-2の一種ではあるが、6-2-2と呼んだほうが正解かな。
●その鍵を握ったのは、どこのポジションにも1対1でマンツーマンということ。
●チェルシーは普通は逆サイドのWBがフリーになるという特徴を持っているが、ここではYoungとValenciaが同じ幅でAzpilicuetaとMosesについていた。
●そして、中盤ではMaticとKanteを相手にPogbaとFellainiがマンツーマンでいった。

その目的・それを活かす為の連動したプレー
●ユナイテッドの前線にはスピーディーの2人が居る。その2人はチェルシーのCB3人にプレッシャーをかけて、ゆっくりパスコースを選ぶ時間を与えない。
●その状況の中、チェルシーは理想的にはショートパスを繋いでプレッシャーをかいくぐるところだが、ユナイテッドのマンツーマンによって、ショートパスの選択肢が全て止められている。
●だから、プレッシャーをかけられたチェルシーのCBやGKはロングパスを出すしかない。しかし、Diego CostaはユナイテッドのCBを相手に1対2になっているので、ボールが収まらない。
●そして、Hazardが万が一裏を取ったとしても、CBが1人余っているので安心だ。
●それに関して、両チームの最終ラインに大きな違いがある。どちらも1枚余っているが、Costaは1対2というのに対して、ユナイテッドが2対3なので負担の割合が違う。
●だから、ユナイテッドがボールを持つときは、LingardとRashfordが自由に裏やサイドまで走ったり、相手CBを釣り出すこともできる。 


(5)ユナイテッド、チームとしての戦術

前半1分から、Lingard・RashfordがCHEのDFにプレッシャーをかけ、ロングパスを急がせる
●0:00 キックオフ直後にLingard・Rashfordが走り出し、David Luizにプレッシャーをかける。滑りながらロングパスを出すしかない。
●0:50 Lingard・RashfordがチェルシーのDF・MFにプレッシャーをかける。ロングでクリアすることを余儀なくされる。

代表的なシーン:マンツーマンでショートパスの選択肢を無くし、前線プレスで急がせ、マンツーマンで奪う
●8:08 チェルシーのDFがボールを持っている。この時点で、PogbaとFellainiの位置をハイライトしよう。それぞれKanteとMaticについているので、チェルシーが前にショートパスを出すことができない。David LuizはCahillに出すと、Rashfordがスプリントして寄せる。プレッシャーをかけられたCahillは急いでHazardに出すが、Herreraがついているので、インターセプトされてしまう。

あらゆるエリアで上記⑥で紹介した流れで、チェルシーにボールを長く持たせず、攻撃を一切させない
●1:35 チェルシーのスローイン。明らかにFellaini・PogbaがKante・Maticをマークしている。チェルシーは最終ラインとGKに戻すしかないが、そこでRashfordとLingardも待っている。簡単なショートパスを出すコースが全て止められている。
●4:30 ユナイテッドのポゼッションが長く続いても、形を保つ(つまり、全員が相変わらずマークする相手からあまり離れない)ように注意する。そのプレーの続きで・・・
4:52 De Geaが長くクリアすると、全員が相変わらずマークする相手に近くついている。パスの選択肢が現れる前にLingardがDavid Luizにプレッシャーをかけてボールを奪う。Rashfordのチャンスへ。
●9:20 Lingardのボールロストだが、Begovicのクリアがすぐに、相変わらずHazardをマークするHerreraにカットされてしまう。Costaは相手CBに対して1対2だったし、チェルシーにとって「out ball」が無い。
●18:45 PedroにマンツーマンでついていくDarmianが高い位置へ。ユナイテッドはスローインを獲得。Azpilicuetaはナーバスにクリアする。Costaはボールを受ける為にポジションを下げるも、Rojoがずっとついていく。(ここでBaillyが後ろに残りスペアマンになる。)
●23:48 PogbaにプレスをかけられたKanteは後ろ向きへ。David Luizは時間を与えられるが、ショートパスのコースが全て止められている。Costaへ低いコースのパスを出すが、Rojoが直ちにインターセプト。

2つの大きな戦術的要素、そして1つの例外が重なり、早い時間の1点目に繋がる
●6:35 ユナイテッドのボールロスト直後、PogbaがMaticへ、FellainiがKanteへついていくし、Herreraも相変わらずHazardにマークしている。だからKanteは急いでCostaに出すしかないが、Costaは相手CBに対して1対2になっているので、ボールをキープできない。
●6:49 その後、De Geaのクリアミスの為に、Herreraが例外的にHazardから離れてボールの方に行く。これはユナイテッドのプランから離れた、ギャンブルである。
●しかし、ハンド疑惑も有りながらボールをカットしてから、ユナイテッドのもう1つの戦術的要素がゴールに繋がる。チェルシーがポジションを引き上げている為、ユナイテッドは前線のスピードを攻撃に活かすことができる。RashfordがDavid Luizの裏を取って決める。



(6)サイドではいつものチェルシーの有利が無かった

●2:30 プレーがチェルシーの左サイドで混雑。普通はこの状況から逆サイドのMosesへ大きくサイドチェンジするところだが、Youngがそのコースをカバーしている。
●8:35 Valencia・Bailly はタッチライン付近で Azpilicueta・Costaを通らせない。逆サイドではYoungがMosesについている。ユナイテッドがボールを奪うと、Youngが走り出す。(ボールが来る前にプレーが止まってしまうが、ユナイテッドのWBがチェルシーのWBの裏を取る可能性はここで見える。いつも、チェルシーにとって有利なエリアが有利ではない。)
●15:50 Lingard・Rashfordの連携でチェルシーDFの形が崩れる。YoungがMosesの外側のスペースに入り、シュート(Rashfordにクロス?)。いつもだったらMosesがこのように相手の左SBの外側のスペースに入っているが、この試合ではYoungがMosesの外側のスペースを活かしている。
●16:35 Youngが左サイドを攻める。Fellainiへのクロスが失敗するが、逆サイドでValenciaも同時にワイドで攻撃参加している。両WBが同時に上がり、ピッチ全幅を活かすのは、普通はチェルシーの特徴である。
●27:25-28:10 ユナイテッドのカウンター。Youngは最初から左サイドでフリーだし、ボールを求める。攻撃がそのサイドまで展開され、そして逆サイドへ。Valencia・RashfordがMoses・Maticを交わす。すると、Youngが左サイドから中へカットインしてシュート。ここでまた、ユナイテッドは逆サイドのWBがフリーになっている。
●39:35 Cahillが左サイドで前へ運び、Rashfordが追いかける。Mosesが高い位置まで上がっているが、Valenciaがついているので、交わせる・パスを通せるわけがない。逆サイドでYoungもAzpilicuetaについている。
●40:55-41:30 Lingard・Young・Darmianが左サイドで攻撃。逆サイドへ展開し、Valencia・Rashford・Lingardが数的有利な状況を作る。RashfordのクロスがCahillに当たり、クロスバーの上。試合のこの段階では、スピードが若干落ちているが、両WBがピッチ全幅を活かしているし、サイドまで流れるFWが一緒に連携してチャンスを作る。


(7)チェルシーの優勝が分からなくなってきた?

0009_チェルシー 30節以降の成績.jpg

Conte監督の試合後コメントが気になった
●"They [United] showed more desire, more ambition, more motivation. It is very simple and in this case the fault is with the coach. It means the coach was not able to transfer the right concentration, desire, ambition to win this game."
「ユナイテッドは我々よりも意欲も野心もモチベーションも高かった。非常に簡単な説明だが、これは監督の責任である。監督としてこの試合で勝つ為の集中力や意欲、野心を選手たちに与えることができなかった。」
●The league is open and we have a 50% [opportunity] to win the league.
「リーグの優勝争いがオープンだ。我々は優勝するチャンスが50%だ。」
●"It won't be easy because I think Tottenham are now the best team. They are in good form and they have a lot of enthusiasm. They are feeling the possibility to write history and it is important for us to know this."
「今、スパーズが最強のチームだと思っているので、我々にとっては簡単ではない。スパーズは調子が良いし、熱意を持っている。彼らは歴史に名を刻む可能性を感じているだろうから、我々はそれを覚えておかないといけない。」

出典:Guardian紙



しかし、「FiveThirtyEight.com」というデータサイトによると、チェルシーの優勝する可能性がまだ85%
●これまでの試合成績や残りのカードだけではなく、試合内容のあらゆるデータに基づいて算出した「期待値」をベースに確率を計算する方式である。
●このサイトによると、チェルシーの優勝する可能性が85%。スパーズは14%。その他は1%。

出典:FiveThirtyEight.com

残りのカードを見たら、チェルシーのほうがずっと楽なはずだが...

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「UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 1st-leg」

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「ルーカス・レイヴァ選手(リヴァプール)」

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J SPORTS見るならスカパー!

今週のFoot!

4/17~4/21のFoot!


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【4/17】MC:西岡明彦 ゲスト:川勝良一、しげるちゃん
月曜は週末に行われた試合のハイライト中心にお届け!
▽プレミアリーグ ハイライト
―マンチェスターU×チェルシー、トッテナム×ボーンマス 他
▽ブンデスリーガ ハイライト
―レヴァークーゼン×バイエルン、ライプツィヒ×フライブルク 他
▽しげるちゃん&菅原Pのドイツ取材

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【4/18】MC:野村明弘 コメンテーター:ベン・メイブリー
火曜日はベン・メイブリー氏を迎え、週末に行われた注目ゲームを分析します。
▽プレミアリーグ ハイライト
―ミドルズブラ×アーセナル
▽ベン・メイブリーの分析
―第33節からマンチェスターU×チェルシーをピックアップ!黒板を使って解説!
▽現地メディアの特集記事を紹介

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【4/19】MC:下田恒幸 コメンテーター:ワッキー(ペナルティ)
水曜日はブンデスリーガの分析、そしてJリーグを独自取材を交えながらお届けします。
▽J1リーグ第7節 Foot的ベスト11
▽Jリーガーインタビュー ヴィッセル神戸篇
―好調チームを引っ張る キープレイヤーに直撃
▽ブンデスリーガ第29節
―伝統のノルトダービー
 ブレーメン×ハンブルガーSVを現地情報と共に振り返る

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【4/20】MC:八塚浩 コメンテーター:チェーザレ・ポレンギ
木曜日は、セリエAを中心としたフットボールのホットな話題や現地ジャーナリストのインタビューもお届け。
▽チャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd leg
―バルセロナ×ユヴェントス レビュー
▽セリエA
―ミラノダービーレビュー
―ミラン買収締結
―セリエA優勝の行方
▽カルチョを巡る旅
―パドヴァ

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【4/21】MC:倉敷保雄 コメンテーター:中山淳
金曜日は1週間のフットボールニュースをまとめて紹介。
世界各国の旬なフットボールニュースを様々な角度から解説&分析します。
▽木村浩嗣さん(元フットボリスタ編集長)による
 アラべスのペジェグリーノ監督インタビュー
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Foot!について

2000年の番組開始から10年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
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月曜日
MC:西岡明彦
コメンテーター:J SPORTS解説陣、菅原慎吾

月曜日は、週末に行われたイングランド プレミアリーグ、ドイツ ブンデスリーガのゲームハイライトを振り返ります!菅原Pのリーガエスパニョーラ情報もお届け!

火曜日
MC:野村明弘
コメンテーター:ベン・メイブリー

火曜日はベン・メイブリー氏を毎週ゲストに迎え、週末に行われた注目ゲームを映像と黒板を使って分析します。また、英国人ジャーナリストのインタビューのほか、現地メディアの特集記事をご紹介。

水曜日
MC:下田恒幸
コメンテーター:ワッキー(ペナルティ)

水曜日はブンデスリーガの分析、そしてJリーグを独自取材を交えながらお届けします。

木曜日
MC:八塚浩
コメンテーター:チェーザレ・ポレンギ

木曜日はチェーザレ・ポレンギが、セリエAを中心としたフットボールのホットな話題や現地ジャーナリストのインタビューもお届け。

金曜日
MC:倉敷保雄
コメンテーター:中山淳

金曜日は1週間のフットボールニュースをまとめて紹介。世界各国の旬なフットボールニュースを様々な角度から解説&分析します。



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