t 競技解説 : フィギュアスケート | J SPORTS
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フィギュアスケートは、ジャンプ・スピン・ステップなどの「エレメンツ(技術要素)」と、スケーティングスキル・トランジッション・ パフォーマンスなどの「プログラムコンポーネンツ(演技構成)」を様々な要点と角度から判定し得点を競うスポーツ。このページでは男女シングルとペア、アイスダンスのエレメンツの必須要素と、シングル競技の採点表の見方を説明しています。ルールや採点方法がわかれば、もっともっと楽しく観戦できます!

カップル競技特集はこちらから⇒http://www.jsports.co.jp/skate/couple/

※2017-2018シーズンのルールに基づいて作成されています。

●技術要素(必須)


男子シングル

ビクトリー&ピクトリ

ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を滑走する

ポイント

4回転ルッツやフリップ、ループと、高難度のジャンプに挑戦する選手が増えたが、ジャンプ以外の要素を取りこぼさないことが勝利への鍵。

 

自分で選んだ音楽の曲想を表現する。ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7つの要素で構成されたプログラムを滑走。演技時間:2分40秒 ±10秒

ビクトリー&ピクトリ

a)アクセル系のジャンプ:ダブルまたはトリプル・アクセル
トリプル・アクセルをアクセル・ジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプ・コンビネーションで繰り返し行うことはできない

b)単独のジャンプ:あらゆるトリプルまたはクワドラプル・ジャンプ
コネクティング・ステップおよび/またはそれと同等の他のフリー・スケーティング動作からただちに行う

c)ジャンプ・コンビネーション:3回転+2回転、3回転+3回転、4回転+2回転、または4回転+3回転
単独のジャンプと異なる種類でなければならない

d)フライング・スピン
あらゆるタイプのフライング・スピン
着氷後最少8回転

e)単一姿勢のスピン:1回のみの足換えありのキャメル・スピンまたはシット・スピン
フライング・スピンのランディング・ポジションとは異なるもの
各足最少6回転(合計12回転)

f)スピン・コンビネーション:1回のみの足換えあり、少なくとも2つの異なる基本姿勢を含まなければならない
各足最少6回転(合計12回転)

g)ステップ
氷面を十分に活用したステップ・シークエンス


自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間: 4分30秒 ±10秒

<ジャンプ>ジャンプ要素には単独ジャンプ、ジャンプ・コンビネーションおよびジャンプ・シークエンスがある

●最大8回
・ジャンプのうち1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まなければならない)
・アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
・トリプル、クワドラプル・ジャンプの2種類のみを2回行うことができる
これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
・同じジャンプ名のトリプル・ジャンプとクワドラプル・ジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
・いかなるトリプルまたはクワドラプル・ジャンプも2回を超えて試みてはならない
・ジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークエンスは、最大3回までフリー・プログラムの中で認められる
・1つのジャンプ・コンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする

<スピン>

●最大3回
・スピン・コンビネーション
・フライング・スピンまたはフライング・エントランスのスピン
・単一姿勢のスピン
スピン・コンビネーションは最少10回転、それ以外は最少6回転

<ステップ>

・氷面を十分に活用したステップ・シークエンス
どのような種類のステップ・シークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ・シークエンスの要件を満たすとはみなされない
ステップ・シークエンスの中でジャンプを行ってもよい

・コレオグラフィック・シークエンス
ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッド・イーグル、イナ・バウアー、ハイドロブレーディング、最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成され、ジャンプ、スピンを行ったものとして数えない
どのような種類のコレオグラフィック・シークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない

この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOE のみで評価する

・コレオグラフィック・シークエンスは、ステップ・シークエンスの前後いずれに行ってもよい

※スピンのポジションとして認められるには2回転必要
※いかなるスピンにおける足換えにも、足換え前後にスピン姿勢が少なくとも3回転なければならない
この要求を満たさなければ、スピンの中の短い部分はいかなる特徴も含めて無視される

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女子シングル

ビクトリー&ピクトリ

男子同様ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種類を滑走

ポイント

トップ選手には3回転+3回転のコンビネーションジャンプは必須。スピン、ステップや表現力など、他の要素も優れていれば大きな武器となる。

 

自分で選んだ音楽の曲想を表現する。ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7つの要素で構成されたプログラムを滑走。演技時間:2分40秒 ±10秒

ビクトリー&ピクトリ

a)アクセル系のジャンプ:ダブルまたはトリプル・アクセル
トリプル・アクセルをアクセル・ジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプ・コンビネーションで繰り返し行うことはできない

b)単独のジャンプ:あらゆるトリプルまたはクワドラプル・ジャンプ
コネクティング・ステップおよび/またはそれと同等の他のフリー・スケーティング動作からただちに行う

c)ジャンプ・コンビネーション: 3回転+ 2回転、3回転+3回転
単独のジャンプと異なる種類でなければならない

d)フライング・スピン
あらゆるタイプのフライング・スピン
着氷後最少8回転

e)単一姿勢のスピン:レイバックまたはサイドウエイズ・リーニングあるいは足換え無しのシット/キャメル
フライング・スピンのランディング・ポジションとは異なるもの
最少8回転(規定の姿勢で)

f)スピン・コンビネーション:1回のみの足換えあり、少なくとも2つの異なる基本姿勢を含まなければならない
各足最少6回転(合計12回転)

g)ステップ
氷面を十分に活用したステップ・シークエンス


自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間:4分 ±10秒

<ジャンプ>ジャンプ要素には単独ジャンプ、ジャンプ・コンビネーションおよびジャンプ・シークエンスがある

●最大7回
・ジャンプのうち1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まなければならない)
・アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
・トリプル、クワドラプル・ジャンプの2種類のみを2回行うことができる。
これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
・同じジャンプ名のトリプル・ジャンプとクワドラプル・ジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
・いかなるトリプルまたはクワドラプル・ジャンプも2回を超えて試みてはならない
・ジャンプ・コンビネーションまたはジャンプ・シークエンスは、最大3回までフリー・プログラムの中で認められる
・1つのジャンプ・コンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする

<スピン>

●最大3回
・スピン・コンビネーション
・フライング・スピンまたはフライング・エントランスのスピン
・単一姿勢のスピン
スピン・コンビネーションは最少10回転、それ以外は最少6回転

<ステップ>

・氷面を十分に活用したステップ・シークエンス
どのような種類のステップ・シークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ・シークエンスの要件を満たすとはみなされない
ステップ・シークエンスの中でジャンプを行ってもよい

・コレオグラフィック・シークエンス
ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッド・イーグル、イナ・バウアー、ハイドロブレーディング、最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成され、ジャンプ、スピンを行ったものとして数えない
どのような種類のコレオグラフィック・シークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOE のみで評価する
・コレオグラフィック・シークエンスは、ステップ・シークエンスの前後いずれに行ってもよい

※スピンのポジションとして認められるには2回転必要
※いかなるスピンにおける足換えにも、足換え前後にスピン姿勢が少なくとも3回転なければならない
この要求を満たさなければ、スピンの中の短い部分はいかなる特徴も含めて無視される

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ペア

ビクトリー&ピクトリ

男女1名ずつで組み、ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を滑走する

ポイント

シングルの技術を基礎とし、ペア独自の要素であるリフト、スロージャンプ、デススパイラルなどが加わる。4回転スロージャンプに挑戦するカップルも増えている。

規定された7つの必須要素(リフト、ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)でプログラムを構成。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)リフト
ヒップ・リフト・テイクオフ グループ3(ハンド・トゥ・ヒップ・ポジション または 大腿部(膝より上)ポジション)
男性は少なくとも1回転、最大3回転半

b)ツイストリフト
男性が女性を持ち上げ、女性を空中に放り投げて回転させたのち、男性が受け止める、2回転または3回転。ルッツまたはフリップ・テイクオフ

c)スロージャンプ
男性が空中に女性を放り投げるようにして、女子をジャンプさせる、2回転または3回転

d)ソロジャンプ
2回転または3回転

e)ペアスピン・コンビネーション
足換え1回のみ、足換えと姿勢変更は同時に行っても別々に行ってもよいが、足換えは両パートナーが同時に行うこと
ペアスピン・コンビネーションをジャンプで開始してはならない

f)デススパイラル
フォワード・インサイド
少なくとも1回転(男性はピボット、女性はデス・スパイラルのポジション)

ビクトリー&ピクトリ

g)ステップ・シークエンス
氷面を十分に活用

※ スピンのポジションとして認められるには2回転必要


自分で選んだ音楽の曲想を表現。規定された要素を含むバランスの良いプログラムを滑走。演技時間:4分30秒±10

<リフト>

●リフト
3回まで
男性は少なくとも1回転、最大3回転半
すべてがグループ5(ハンド・トゥ・ハンド・ポジション ラッソーリフトタイプ)ではいけない
リフトの中の1つのみキャリーを含むことができる

●ツイストリフト
1回まで

<ジャンプ>

●スロージャンプ
2回まで(異なる種類)

●ソロジャンプ
1回まで

●ジャンプ・コンビネーション、またはジャンプ・シークエンス
1回まで
ジャンプ・コンビネーションは2つまたは3つのジャンプを含むことができる
ソロジャンプを加えて2回転を超えるジャンプはすべて異なったもの、しかし、ジャンプ・コンビネーションあるいはジャンプ・シークエンスの中で繰り返すことはできる

<スピン>

●ソロスピン・コンビネーション
1回まで
コンビネーションにおいて足換えは任意
最少10回転以上

●ペアスピン・コンビネーション
1回まで
コンビネーションは両パートナーとも少なくとも足換え1回を含めるが、同時に行う必要はない
また少なくとも1回の姿勢変更が必要
最少8回転以上

●デススパイラル
1回まで
ショート・プログラムと違うもの(フォワード・インサイド以外)
少なくとも1回転(男性はピボット、女性はデススパイラルポジション)

<シークエンス>

●コレオグラフィック・シークエンス
1回まで
どのような種類のコレオグラフィック・シークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
2回転までのジャンプ、スピン、小さいリフトを含むことができ、ジャンプ、スピン、小さいリフトを行ったものとして数えない
レベルは固定し、GOEでその質を評価する

※ スピンのポジションとして認められるには2回転必要

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アイスダンス

ビクトリー&ピクトリ

男女一名ずつで組み、ショートダンス(SD)とフリーダンス(FD)の2種目を滑走する

ポイント

男女シングル、ペアと違い、1回転半以上のジャンプや、男性が女性を自分の肩より上にあげるリフトなどは禁止され、より正確なエッジ、ターンが求められる。

 

シーズン毎に指定されるリズムとテーマに合わせ、規定要素が含まれたプログラムを滑走する。演技時間:2分50秒±10秒

●リズム
全てのラテンアメリカリズム(チャチャ、ルンバ、サンバ、マンボ、メレンゲ、サルサ、バチャータ、またはそれに近いラテンアメリカリズム)
但しパターンダンスタイプステップシークエンス(PSt)とノットタッチ(非接触)ステップシークエンスは違うリズムを選択のこと

●規定要素
<パターンダンスエレメンツ>
・ルンバ セクション1:ステップ#1-16 + ステップ#1-4
※ルンバ  ステップ#1はジャッジの左側よりスタート
<ダンスリフト>
・ショートリフト(ステーショナルリフト、ストレートラインリフト、 カーブリフト、 ローテーショナルリフト (7秒以内))1回
<ステップシークエンス>
・パターンダンスタイプステップシークエンスPSt(ホールドあり)1回
※フォックストロットホールドから始まること
・ストレートライン(ミドルラインかダイアゴナル) または カーブド(サーキュラーかサーペンタイン)のノットタッチ(非接触)ステップシークエンス1回(Style B*)
<シークエンシャル・ツイズル>
・セットオブシークエンシャルツイズル1回


自由なリズムで構成されたプログラム。 リフト、ダンススピン、ステップシークエンス、シンクロナイズドツイズルなどの規定された要素を使用し、バランスの良いプログラムを滑走すること。 演技時間:4分±10秒

a)ダンスリフト
・ショートリフト(ステーショナルリフト、ストレートラインリフト、 カーブリフト、 ローテーショナルリフト(7秒以内))1回、コンビネーションリフト(基本2つの異なるショートリフトを組み合わせたもの(12秒以内):例外有)1回
または
・ショートリフト(ステーショナルリフト、ストレートラインリフト、 カーブリフト、 ロテーショナルリフト (7秒以内))3回(異なるタイプ)

b)ダンススピン
・スピン または コンビネーションスピン1回

c)セットオブシンクロナイズドツイズル
・1回

d)ストレートライン・ステップ・シークエンス
・ダイアゴナル・ステップシークエンス(ホールドあり)1回
または ミッドライン・ステップシークエンス(ホールドあり)1回

e)カーブド・ステップ・シークエンス
・サーペンタイン・ステップシークエンス(ホールドあり)1回
または サーキュラー・ステップシークエンス(ホールドあり)1回

f)コレオグラフィックエレメンツ
・コレオエレメンツ(コレオグラフィック・ダンスリフト、コレオグラフィック・スピニング・ムーブメント、コレオグラフィック・ツイズル・ムーブメント)2回(異なるタイプ)

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点数の見方

▼クリックすると詳しい情報が見られます 点数の見方

点数の見方

※この採点表は、シングルの採点表です。

●採点方法(シングル競技) <採点表の見方>
  1. 1. フィギュアスケートの採点は、技術点(トータルエレメンツスコア/TES)と演技構成点(プログラムコンポーネンツスコア/PCS)の合計得点(トータルセグメントスコア/TSS)からなります。
  2. 2. 採点はジャンプの種類・回転数の判定やステップ・スピンなどのレベルを判定するテクニカルパネルと、各エレメンツの出来栄えと演技構成点を採点するジャッジパネルが担当します。
  3. 3. シングルの場合、SPでは男女ともに7つ、FSでは男子は13、女子は12の技術要素が必須となり、ジャンプ、ステップ、スピンなど全ての技術要素に基礎点が定められています。
  4. 4. テクニカルパネルはジャンプの回転が十分に足りているか、フリップ・ルッツが正しいエッジで踏み切っているかを判定します。回転の不足している範囲や、踏み切りエッジエラーの程度によって基礎点が変わります。
  5. 5. ステップ、スピンや、カップル競技のリフト、デススパイラルなどは、テクニカルパネルによってレベル1からレベル4に判定されます。レベルを得るための要件の特徴をいくつ満たしたかによって難度レベルが変わり、レベル4が最高得点となります。
  6. 6. テクニカルパネルが認定した基礎点に加えて、1つ1つの技術要素の出来栄えを+3から-3までの間でジャッジパネルが評価するGOE(Grade of Execution)と呼ばれる加減点を足したものが技術点となります。技術点はテクニカルエレメンツスコアとも呼ばれます。
  7. 7. 演技構成点は、ファイブコンポーネンツとも呼ばれ、5つの項目(スケート技術・要素のつなぎ・演技力・振付け・曲の解釈)についてジャッジが10点満点(0.25刻み)で評価します。得点には種目ごと、技術点と得点が近くなるよう加重係数(Factor)がかけられています。今シーズンより指針として、転倒または重大なエラーを含む演技にはどのコンポーネンツに対しても10点を与えるべきではないとされました。
  8. 8. GOEと演技構成点は、複数のジャッジパネルが出した点数の最高値と最低値を除いた平均値となります。
  9. 9. 転倒や演技中断、時間超過、衣装違反などは減点(Deductions)の対象となります。転倒は1回につき「-1」減点ですが、3〜4度目は1回につき「-2」、5度目以降は1回につき「-3」減点されます。演技後半のジャンプはボーナスとして基礎点が1.1倍になり、採点表上では「X」マークがつきます。
  10. 減点対象:演技時間違反、衣装/小道具違反/演技中の転倒/演技実施中の中断/中継地点から3分以内に再滑走することが許された場合の演技中断/演技開始の遅れ

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価値尺度(SOV)

トリプルアクセル ビクトリー&ピクトリ

ジャンプ基礎点

▼クリックすると詳しい情報が見られます ジャンプ基礎点

スピン基礎点

▼クリックすると詳しい情報が見られます スピン基礎点

ステップとコレオグラフィックシークエンスの基礎点

▼クリックすると詳しい情報が見られます シークエンス基礎点

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難度レベル(シングル)

  • 各レベルの特徴の数:レベル1は1個 レベル2は2個 レベル3は3個 レベル4は4個
  • ●ステップシークエンス

    1. 1) シークエンス中の難しいターンおよびステップが,最低限に多様 (レベル1),やや多様 (レベル2),多様 (レベル3),複雑(レベル4)である (必須)
    2. 2) 完全に体が回転する両方向(左と右)への回転.各回転方向とも全体でパターンの少なくとも1/3 はカバーすること
    3. 3) 少なくともパターンの1/3 において身体の動きを使っている
    4. 4) シークエンスの中に明確なリズムで実行する難しい3 つのターンの組み合わせ、各足で異なるものを1 つずつ
      数えられるのは,各足とも最初に試みられた組み合わせのみである

    ●すべてのスピン

    1. 1) 難しいバリエーション(下記の制限内であれば行われるごとに数える)
    2. 2) ジャンプにより行われる足換え
    3. 3) スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ
    4. 4) 足を換えずに行われる難しい姿勢変更
    5. 5) スピンへの難しい入り方
    6. 6) シット姿勢またはキャメル姿勢,レイバック姿勢,ビールマン姿勢での明確なエッジの変更(シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ)
    7. 7) (1 回目の)足換え後の足で3 基本姿勢すべてを行う
    8. 8) シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン
    9. 9) キャメル姿勢,シット姿勢,レイバック姿勢,ビールマン姿勢での明確な回転速度の増加
    10. 10) 姿勢/バリエーション,足,エッジを変更せずに少なくとも8 回転(キャメル,レイバック,基本姿勢の難しいバリエーション,非基本姿勢の難しいバリエーション(スピン・コンビネーションのみ))
    11. 11) フライング・スピン/フライング・エントランス・スピンにおけるフライング・エントリーの難しいバリエーション(明確化も参照のこと)

    レイバック・スピンに対する追加的な特徴項目:

    1. 12) バックからサイドまたはその反対への1 回の明確な姿勢変更.それぞれの姿勢で少なくとも2 回転ずつ(ほかのスピンの一部分としてレイバック・スピンが行われた場合も数える)
    2. 13) レイバック・スピンからのビールマン姿勢(SP レイバック・スピンで8 回転してから)
    3. 特徴 2 - 9, 11 - 13 を数えるのは、プログラム中で(最初に試みられた)一度のみである 特徴 10 を数えるのは、プログラム中で一度のみである(ただし、成し遂げられた最初のスピンにおいてのみであり、 このスピンの中で左右いずれの足でも8 回転が行われた場合は、スケーターの有利になるようにどちらか一つを数える)
      基本姿勢での難しいバリエーションは、いずれのカテゴリーもプログラム中で(最初に試みられた)一度のみ数えられる
      非基本姿勢での難しいバリエーションが数えられるのはスピン・コンビネーションだけであり,プログラム中で(最初に試みられた)一度のみである
      いずれの足換えを伴うスピンでも、一方の足で獲得することができる特徴の数は最大2 個である

    要素の要件 (*明確化も参照のこと)

    ジャンプ

    1. 1. 十分な回転:記号(<)および記号(<<)はエラーを示している
      記号<) が付いたジャンプの基礎値は,SOV 表のV 欄に記載されている
      記号(<<)が付いたジャンプは1 回転少ない同じジャンプの価値尺度(SOV)により評価される
    2. 2. F/Lz における正しい踏み切りエッジ:記号(e) および記号(!) はエラーを示している 記号(e) が付いたジャンプの基礎値は,SOV 表のV 欄に記載されている
      記号(!) はそのジャンプの本来の基礎値をそのまま用いる 1 つのジャンプに記号(<)と記号(e) が同時に付いた場合には、そのジャンプの基礎値は、SOV 表のV1 欄に記載されている

    スピン

    1. 1.ショート・プログラム、フリー・スケーティングにおける(足換え無しで1姿勢のみの)フライング・スピンでは以下が要求される: はっきりと分かるジャンプを行うこと 記号(V)は,この要求事項が満たされなかったことを示している
      記号(V) が付いたスピンの基礎値は,SOV 表のV 欄に記載されている
    2. 2.基本姿勢が2 種類のみの(それぞれの基本姿勢で少なくとも2 回転を回っている)スピン・コンビネーションの基礎値はSOV表のV 欄に記載されている

    明確化

    ●ステップ・シークェンス

    1. 難しいターンおよびステップの種類:ツイズル、ブラケット、ループ、カウンター、ロッカー、チョクトウ
    2. 最低限に多様とは少なくとも5 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までである
    3. やや多様なとは少なくとも7 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までである
    4. 多様なとは少なくとも9 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までである
    5. 複雑なとは少なくとも11 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までであり、5 種類は両方向で行われなければならない
    6. 身体の動きを使っているとは,合計すればステップ・シークェンスのパターンの少なくとも1/3 は両腕、頭、胴体、ヒップ、 両脚の動きをはっきりと使い,これらの動きが体幹のバランスに影響を及ぼしていることを意味する
    7. 難しいターンの組み合わせでは、同じ順序、同じエッジ、同じ足で行われた同じターンで構成されている場合には、その組み合わせは同じものとみなされる

    ●スピン

    1. スピン姿勢の難しいバリエーションとは、身体の部分すなわち脚、腕、手、頭などの動きが大きな肉体的強さや柔軟性を要し、 体幹部のバランスに影響を与えるものである。これらのバリエーションだけがレベルを上げる
      難しいバリエーションには11のカテゴリーがある。その中の3 カテゴリーはキャメル姿勢であり、肩のラインに基づいて区分している 肩のラインが氷面に平行であるキャメル・フォワード(CF)、肩のラインを氷面と垂直位置にまでひねるキャメル・サイドウェイズ(CS) 肩のラインを氷面と垂直位置を超えてひねるキャメル・アップワード(CU)がある
      難しいキャメル姿勢を準備する間にフリー・レッグの位置が長々と下がる場合には、該当するレベル特徴は与えられるが ジャッジは「拙劣な/ぎこちない/美しさを損ねる姿勢」であるとしてGOE の引き下げを適用する
    2. “ジャンプによって行われる足換え”および“スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ”: これらがレベル特徴として数えられるのは、スケーターが着氷後の最初の2 回転以内に基本姿勢に達する場合のみである
    3. “シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン”: シット,キャメルの基本姿勢で両方向(時計回りと反時計回り)へのスピンをただちに続けて行なった場合、レベルを上げるための特徴としてカウントする 第1 部分の出のカーブまたは第2 部分の入りのカーブが長い場合は、GOE の採点に反映される.各回転方向少なくとも3 回転が必要である。 このように両方向に行なわれたスピンは1つのスピンとみなされる
    4. “フライング・スピン/フライング・エントリー・スピンにおけるフライング姿勢の難しいバリエーション”:これらがレベル特徴として数えられるのは、 そのフライング姿勢が実際に難しく、スケーターが着氷後の2 回転以内に基本姿勢に達する場合のみである。通常のフライング・キャメルの入りを行っていても、 (別のスピンで行う)難しいフライング・エントランスをレベル特徴として数えることができる
    5. ウィンドミル(イリュージョン)は、最初に試みられた一度のみ。 スピンへの難しい入り方/難しい姿勢変更/非基本姿勢の難しいバリエーションとしてレベル特徴に数える

    ●ジャンプ

    1. フリップはバックワード・インサイド・エッジから踏み切る.ルッツはバックワード・アウトサイド・エッジから踏み切る
      テクニカル・パネルは、踏み切りエッジについて判定し、記号 (e) および記号 (!) を用いてエラーを示す。重度のエラー(記号(e) )の場合にはそのジャンプの基礎値およびGOE が引き下げられる 小さなエラー(記号 (!) )の場合には,基礎値は本来の基礎値のままでありGOE が引き下げられる.
    2. ショート・プログラムにおいては、要件を満たさない(回転数が間違っている場合を含めて)ジャンプは、 無価値(no value)となるが,まだ空きがある場合はジャンプのボックスを占める.2 つのダブル・ジャンプから構成されるジャンプ・コンビネーションが認められていない場合 (シニア男子,シニア女子,ジュニア男子)には (記号<, <<, e を考慮する前の)本来の基礎値が低い方のジャンプの価値はジャンプ・コンビネーションの基礎値には含まない(例:2Lz+2T*, 2T*+2Lo, 2Lz<+2T*,2F<<+2T*)
    3. ショート・プログラムにおける繰り返し : 同一のジャンプがソロ・ジャンプとして行われ、かつジャンプ・コンビネーションの一部としても行われた場合、 繰り返されたジャンプのうち後に行われたものはカウントされない(後に行われたものがジャンプ・コンビネーションの一部として行われた場合、 繰り返し要件に違反する個々のジャンプのみがカウントされない)
    4. フリー・スケーティングにおける余分なジャンプ要素 : 余分なジャンプが行われた場合、要件に違反する個々のジャンプのみが無価値となる。実施順により余分なジャンプとみなす

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    GOE採点ガイドライン(シングル)

    プラス面

    +1:2項目 +2:4項目 +3:6項目またはそれ以上

    ●ジャンプ要素

    1) 予想外の / 独創的な / 難しい入り

    2) 明確ではっきりとした(SP におけるステップ/動作から直ちに行うジャンプでは独創的な、興味深い、オリジナリティがあるもの) ステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

    3) 空中での姿勢変形 / ディレイド回転のジャンプ

    4) 高さおよび距離が十分

    5) (四肢を)十分に伸ばした着氷姿勢 / 独創的な出方

    6) 入りから出までの流れが十分(ジャンプ・コンビネーション/シークェンスを含む)

    7) 開始から終了まで無駄な力が全く無い

    8) 音楽構造に要素が合っている

    ●スピン

    1) スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分

    2) すばやくスピンの軸をとることができる

    3) 全ての姿勢でのバランスのとれた回転数

    4) 規定回転数を明らかに超えた回転

    5) 良い,力強い姿勢(フライング・スピンの場合には高さ,空中/着氷姿勢を含む)

    6) 独創的でオリジナリティがある

    7) 全局面でのコントロールが十分

    8) 音楽構造に要素が合っている

    ●ステップシークェンス

    1) エネルギーが十分で焦点の定まった演技

    2) シークェンス中のスピード,またはスピードの加速が十分

    3) シークェンス中に様々なステップを用いている

    4) 深いはっきりとしたエッジ(全てのターンの入りと出を含む)

    5) 全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持

    6) 独創的でオリジナリティがある

    7) 開始から終了まで無駄な力が全く無い

    8) 要素が音楽構造を高めている

    ●コレオグラフィックシークェンス

    1) 流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技

    2) シークェンス中のスピード、またはスピードの加速が十分

    3) 十分に明確で正確

    4) 全身が関わり十分にコントロールされている

    5) 独創的でオリジナリティがある

    6) 無駄な力が全くない

    7) プログラムのコンセプト/特徴を反映している

    8) 要素が音楽構造を高めている

    エラーに対する引き下げ

    ●ジャンプ要素

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    ●スピン

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    ●ステップシークェンス

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    ●コレオグラフィックシークェンス

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    追加的な諸注意

    プログラム・コンポーネンツ
    指針として,転倒または重大なエラーを含む演技にはどのコンポーネンツに対しても10 点を与えるべきではない。
    ステップ・シークエンスのパターン:ステップ・シークエンスは,はっきりと認識できるものであり氷面のほぼ全体を活用して行われなければならない(例えばストレート・ライン,サーペンタイン,円,楕円または類似の形状)

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