海外注目選手特集
グレイグ・レイドロウ
Greig Laidlaw

グレイグ・レイドロウ
Greig Laidlaw
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POOL A
スコットランド
- 生年月日
1985年10月12日
- ポジション
SH(スクラムハーフ)
- 身長/体重
176cm/80kg
- キャップ数
73(2015年ワールドカップ出場)
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※キャップ数は2019年9月9日時点
Photo by World Rugby via Getty Images
Photo by World Rugby via Getty Images
INTRODUCTION
正確無比なキックとゲームコントロールが武器とするSH
2015年のラグビーワールドカップでは日本戦を筆頭に正確無比な右足からのキックと、SHとして冷静な戦術眼と、キャプテンシーでスコットランド代表を見事にベスト8に導いたキャプテンだ。初戦となった日本代表戦でも4PG&4ゴールの20得点を決めて、45-10で勝利した立役者の一人となった。
小さい頃からラグビーを始め、当時はオーストラリア代表SHジョージ・グレーガンにも憧れていた。2007年からエディンバラでプレーし、2014年からはイングランドのグラスゴーに移籍。さらに2017年からはスコットランド代表の指揮官だった、ヴァーン・コッターが就任するフランスのクレルモンに移籍した。各年代の代表にも選出され、2011年からはスコットランド代表としてプレーし、前述の通り、2015年ワールドカップではキャプテンとしてチームを牽引。2016年6月の日本遠征でも、チームをまとめて2勝を挙げた。
2017年のライオンズ遠征にイングランドのベン・ヤングスに代わって初参加。2017年はケガのためシックス・ネーションズを欠場し、キャプテンをジョン・バークレイに譲ったが、2018年になって代表復帰すると再び主将に返り咲いている。2018年はバーバリアンズのメンバーとしてイングランドと対戦もした。今大会ではキャプテンからは退いたものの、やはりベテランSHの経験とリーダーシップはチームにとっては大きな力となろう。
◆伯父であるロイはスコットランド代表でキャプテンを務め、ライオンズ遠征にも4回選ばれた伝説的なSH。その息子クラークは現ニュージーランド男子セブンズのヘッドコーチという、エディンバラのラグビー一家に育った。
TEXT by 斉藤健仁