
日本代表選手名鑑
山中 亮平
Ryohei Yamanaka

山中 亮平
Ryohei Yamanaka
- 生年月日
1988年6月22日
- 出身
大阪府
- 所属
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
- ポジション
FB(フルバック)
- 身長/体重
188cm/95kg
- 主な経歴
東海大学付属仰星高校→早稲田大学
- 日本代表キャップ
12
- ツイッター/
インスタグラム
Photo by World Rugby via Getty Images
INTRODUCTION

3拍子揃った万能バックス。スキルの高さでFBの定位置を狙う
もともとSO(スタンドオフ)、CTB(センター)での出場が多かった。2018年度は、神戸製鋼に世界的SOダン・カーター、サンウルブズでもチームメイトだったSOヘイデン・パーカーが加入し、FBにまわったが、そこで活躍により2018年秋の日本代表に招集。今年もサンウルブズで活躍が評価されて日本代表スコッド入りを果たした。
大阪の真住中学で1年までサッカーをやっていたが、2年からすぐ隣でやっていたラグビーを始める。攻撃的なSOで「ファンタジスタ」とも呼ばれた。BK(バックス)としては身体も大きく、ラン、パス、左足からのキックと3拍子揃った万能な選手。東海大仰星高校時代は、SOとして花園優勝、早稲田大学に進学後はすぐに頭角を現し、大学選手権でも優勝も経験、大学4年の春、アラビアンガルフ戦で日本代表初キャップを獲得した。
大学卒業直後に2年間の資格停止を受け、その後神戸製鋼でプレー。2014年、ニュージーランド留学を経てフィジカルも強化し、2015年には再び日本代表キャップを獲得したが、2015年ワールドカップには出場することはかなわなかった。その後、神戸製鋼、サンウルブズでも出場を重ね、2017年6月は日本代表に選出されたが、その後は桜のジャージーに袖を通すことはなかった。
それでも本人は腐ることなく研鑽を重ねて、昨年度のトップリーグではリーグ戦で7トライ、プレーオフ決勝でも2トライを挙げるなど決定力を見せた。また、昨秋は日本代表に復帰し、オールブラックス戦にも出場するなどアピールを続けている。サンウルブズでもFBとして安定感あるプレーを見せた。果たして3度目の正直で、ワールドカップ出場なるか。
◆小学時代は水泳でオリンピックを目指していたため、競泳メダリスト入江陵介選手とは旧知の仲。中学時代は中濱寛造(三菱重工相模原)と、高校時代は木津武士(日野)とサッカーの元日本代表の藤春廣輝選手(ガンバ大阪)と同級生。試合前、スパイクは左から履くという。尊敬する人は野球のイチロー選手。愛称は「やまちゃん」。
TEXT by 斉藤健仁
写真提供:©JRFU
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