
日本代表選手名鑑
ピーター・ラブスカフニ
Pieter Labuschagne

ピーター・ラブスカフニ
Pieter Labuschagne
- 生年月日
1989年1月11日
- 出身
南アフリカ
- 所属
クボタスピアーズ
- ポジション
FL(フランカー)
- 身長/体重
189cm/105kg
- 主な経歴
フリーステート大学→チーターズ、ブルズ
- 日本代表キャップ
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Photo by World Rugby via Getty Images
INTRODUCTION

キャプテンシーと運動量に長けた南アフリカ出身FL
スーパーラグビーで50試合以上の出場試合数を誇り、昨年のサンウルブズでも激しいタックルを繰り返し、出色のできを見せた。今年は特別編成チーム「ウルフパック」でゲームキャプテンを務めるなどチームを引っ張った。
南アフリカの首都プレトリア生まれで、7歳からラグビーを始めた。大学などのアマチュアで実績を積んだ後、2012~14年まではチーターズ、2015~16年はブルズでプレー。そして、2013年の秋には念願だった南アフリカ代表に選出されたが、試合に出場することは叶わなかった。
2016年からクボタでプレーし、それが評価されると同時に、2019年ワールドカップに日本代表として出場することが間に合うこということもあり、2018からサンウルブズの一員として、再びスーパーラグビーでプレー。自衛隊合宿でジョセフ ヘッドコーチにも評価され、リーダーの1人としてゲームキャプテンを務めるなど活躍、チーム内の「ベストFW(フォワード)」にも選出された。
今年になり南アフリカ協会、そして6月にはワールドラグビーからの許可が下りて、7月末のテストマッチから日本代表として出場できることになった。運動力も豊富でジャッカルも上手い、リーダーの1人である「ラピース」は日本代表にとって大きな存在になるはずだ。
◆ラグビー以外にクリケットもやっていたという。好きな食べ物はステーキとポテトフライ。好きな日本食は蕎麦。コーヒーを飲むことがリラックスの方法。ラブスカフニという名の発音が難しいため「ラピース」という愛称を好む。もともと、この名前はフランスにゆかりがあったが、中世に一族が宗教的な弾圧を受けてオランダへと渡り、現在では南アフリカに一番多いという。
TEXT by 斉藤健仁
写真提供:©JRFU
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